独立したい人、2代目零細経営者、SOHO、個人事業主、営業さん、事務員さん、派遣社員さん、学生さん、のためのパソコン活用・独学・支援サイト
 「小規模オフィスでのパソコン活用・独学の超絶基本」  PIVOT×PIVOT LABO


Excel2000で30分で作るバーコードPOSレジのコア部分(定型集計効率化サンプル)ダウンロード

Excelの真の基礎

●このサイトで想定している企業の形態・状況等

   ※書いていくうちに変わっていくかもしれません。

(01)業種
   特に決めていませんが、基本的に販売系の小規模な事業所です。
   物販(小売)、エステ、ネット販売、その他、
   主に顧客コミュニケーションが重要な業種や
   営業などの仕事が重要な業種。

   職種は、1日のうちにデスクワークを数時間でも必要とするすべての職種。
   営業、事務(経理、総務など)、商品開発、企画(販促、広告など)、その他。
   分類が適当ですみませんが、計算やリストアップ、分析等が必要なすべての職種、という感じです。

   ※ただ、他の業種でも応用は利くと思います。
     また、大企業でも、小さな部署やチーム、プロジェクトとしてならよいかもしれません。

   ※以前(14年ほど)自営で服屋さんをやってたので、その時の事例などを多く使うかもしれません。
  
(02)規模
   
   規模としては 1人〜10人程度
   実際に使えるのは20人程度まで。

   パソコン台数10台以下。
   一応25台程度でも可。

   スタンドアロンでの利用や、
   WindowsのワークグループでのLAN設定でなんとかなる規模です。

(03)システム導入予算
   予算は数万円。
   か、ゼロ円を想定しています。
   つまり、システム導入の必要性を理解していながらも、
   「システム導入やデータ管理に、トータルで(数年をまたいで)50万を出すこともできない。お金が無いから。」
   「システム導入やデータ管理の予算に年間20万を出すことすらにためらいがある。お金が無いから。」
   という会社や個人事業主などを想定しています。

   そんな状況ですので、当然、「新規のIT専門の従業員も雇えない状況」という前提です。
   (たまに、「もし雇うとしたら」という想定での情報もお流ししますが)
   
(04)システムやミニアプリケーションを作ったり、パソコンメンテをする人の候補

   ◎基幹的なもの(一例)
     社長(特に2代目社長、または 55歳以下)
     経営幹部(専務、常務)
     契約社員(既存)
     社内SE(裕福な会社の場合)(既存)
     新入社員(既存)

   ◎ミニアプリケーションなど(一例)
     管理職(部長、次長、課長、係長、主任、チーフ、など)
     新入社員(既存)
     派遣社員(既存)


   ※知識も時間もあまりない人。本業と兼務で。
     できれば社長がすべてができるのがベスト。

(05)作るシステムの想定例

   小さな基幹システム
   大きな基幹システムから吐き出されるデータをさらに活用するシステム
   弥生などの市販システムから吐き出されるデータをさらに活用するシステム
   何かのキャンペーン、販促用の臨時ミニシステム
   会計業務を補佐するシステム
   簡易バーコードPOSレジ
   ミニPOSサンプル

   このようなシステムを作る際の、基本事項をお伝えしたいと思います。

   会計、給与のシステムは弥生などを買ったほうが安上がりです。
   ただし、独学ですべて操作を勉強しないと安くなりません。
   サポートをつけたい場合は、月5万前後、年間5〜60万ほどのお金が要るからです。

   また、会計ソフトの場合、簿記の知識が前提です。
   少なくとも勘定科目の書籍(ハンドブックなど)を読んで意味がわからないとだめです。

(06)関係するマーケティング手法や分析手法、販促手法など。

   OneToOneマーケティング
   CRM
   データベースマーケティング
   RFM分析
   仮説と検証
   など

(07)データ活用をする人の候補

   全員。特に(05)をやる場合は。
   営業の方も、事務の方も。

(08)全員が「仕事の常識」として最低限覚えなければならないこと

   特に(05)をやる場合は。
   営業の方も、事務の方も、「社会常識」として
   データ抽出や各種の「検索」操作はできねばまずいです。

   例えば以下。

   ・Excelでの分析のための作表・データ蓄積の基礎
   ・Excelフィルタ関連
   ・Excelの真の基礎
    ※最低限ここまで

   ・Accessフィルタ関連
   ・Accessクエリ

(09)Excel活用度
   ・
「紙のデータ管理の延長」とでしか、Excelを使えていない。
     つまり、Excelシートを「紙」、Excelの各種機能を「電卓」、という用途でしか、使えていない。
     Excelを、「電卓」の域以上の活用ができていない。
       例えば、
       
「製品CのキャンペーンDMを送付したいので、
        直近3ヶ月以内の、製品Aと製品Bを買っている方のうち、
        過去全体の購入金額が10万円以上、来店回数が 3回以上の
        年収 400万以上のお客様リストを抽出ししたい。」

       ということなどに、Excelでのリスト抽出(作成)がすぐに、
       また、比較的簡単にできるようになっていない。
       また、
このようなことを行なうのに、「VBAプログラミングでしかできない」と思い込まされている。
       VBAプログラミングを使わずとも、他のもう少し簡単な方法があることをご存知ない。
   ・VBAプログラミングはチャレンジしてみたけどあえなく挫折。
   ・販促にExcelをもっと活用したいが、方法がわからずに頓挫。
   ・社内でデータ管理の基礎的な方針も決まっていない。
   ・そのため、各社員、データストックのレイアウトがバラバラ。
   ・Excelファイルも散在していて、誰がどのデータを持っているのかわけがわからない状態
   ・ファイルサーバもない。
   ・「紙のデータ管理の延長」とでしか、Excelを使えていないため
      Excelデータの再利用効率がものすごく悪い。入力も二度手間、三度手間がある。
      1回入力したものを、他の場面でも流用(使いまわし)できるようになっていない。


(10)市販パッケージなどでの対応

   「最初からムリ。」
   もしくは
   「失敗してしまった」。
   という状況が前提。

   例えば、
   「以前は実際の仕事の手順の方を変えて、ソフト側にあわせていたが、
   もう、合わせることができなくなってしまった」
   などの状況を前提としています。

   無料ソフトでも同じ状況。