●ダウンロード
マイクロソフトの正式なダウンロードURLは消滅してしまいましたので、以下ページを参考にしてダウンロードをしてください。一度ダウンロードすればもうダウンロードしなくてもいい130~200MBくらいのスタンドアロンインストーラがダウンロードできます。
いつリンクが消滅するかわからないので、できるだけ速くダウンロードすると良いと思います。

※参考URL
スタンドアロンインストーラ版の Windows Live Essentials (2017初春版)
http://trekkerworld.blog.fc2.com/blog-entry-195.html

●インストール

自分のOSに合う exe拡張子のファイルをダブルクリックします。
しばらくして画面が出てきたら
「インストールする製品の選択(Choose the programs you want to install) 」をクリックします
いったん全部のチェックを外して、「フォトギャラリーとムービーメーカー(PhotoGallery and Movie Maker)」だけチェックを入れ直します
最後に「インストール(Install)」ボタンを押します。
完了したらインストールは終わりです。

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●使い方 ダイジェスト

(00)空のプロジェクトファイルの作成
まず空のプロジェクトファイルを作っていったん保存しておきます。

Movie Maker では「Ctrl+S(Ctrlキーを押しながら Sキーを押す)」で、プロジェクトの上書き保存ができます。

最初のうちは設定をいろいろと間違えたり混乱するので、何かあるごとに「Ctrl+S」を押して、せっかく何十分もかけて設定した特殊効果やテロップの設定が消えてしまわないようにしておきます。
作業を中断しても、やりかけの状態をいつでも再開できます。

一個設定を変える度に、上書き、上書き、上書き保存、と、ことあるごとに、「Ctrl+S」をしまくりながら、以降の操作をしてください。

(01)動画の用意
MPEG1、MP4などの動画を用意します。
用意した動画を画面の左側に順番にドラッグします。
長い動画や容量の大きい動画だと、1つあたりが吸い込まれるのに時間がかかるようなので慌てずに1つずつドラッグします。

(02)ムービーの頭と最後のスタイルの決定
ホームタブにて「オートムービーのテーマ」のテーマの一覧から、希望するテーマをクリックします。
ここでは例として、「フェード」をクリックします。
(※ 任意のテーマにマウスポインターを合わせると、テーマを適用した状態のプレビューが再生されます。)

マウスのポイントで画面の動きのテスト表示がなされ、クリックするとクリックした画面の動き(テーマ)が確定されます。

「まだ音楽が追加されていません。…」というメッセージが表示されたら、「いいえ」をクリックします。
(音声はあとからでも追加できますので)

これでオープニングとエンディングのところにオープンタイトル(タイトル)とエンドロール(クレジット)の自動設定がなされます。(両方とも黒いコマがそれです)

(03)タイトルの編集(頭のくろいコマ)
画面右側の頭の黒いコマの直下、「A」というアイコンの「マイタイトル」をダブルクリックします。
自動的に「フォーマット」タブに切り替わります。画面左側で点滅カーソルが出ます。
そにタイトルを入力し、文字の大きさを決めます。
文字の大きさは「フォント」グループ(画面の上左のほう)の数字の入力欄で決めますが、72のサイズまでしかないので、それ以上にしたかったら直接、入力します。
150とかにすると少ない文字数でも大きな文字になります。
「特殊効果」グループでタイトルの表示の動きのスタイルを決めます。
「シネマティック ぼかし」がかっこいいのでとりあえずそれにしてみます。
マウスのポイント(マウスを上に載せるだけ)で動きのテスト表示になり、クリックで確定となります。
見づらいですけど、淡く枠状に濃い目の水色がついたものが「確定されたもの」という意味になります。

(04)ドラッグした各動画の頭の表示スタイルの決定
1つめの動画は「出だし」の設定で、2つめ以降の動画は「切り替わり」の設定・・・ということになります。

まず、オープニングの黒いコマの次のコマ(動画の最初のコマ)をクリックします。
(動画の最初のコマや途中のどこかのコマをクリックすると、「その動画を選択した」という意味になります。)

黒い縦線(シークバー)が黒いコマと動画の最初のコマに現れます。
(※ちなみにこれを左右にドラッグすると、左側のビデオ表示が画面に、適用した設定の内容で動画がテスト表示されます。(音は出ません))
(※左側のビデオ画面の白色のシークバーと、右側の黒い縦線のシークバーは連動しています。どちらを動かしてもOKです。)

この縦線シークバーが黒いコマと動画の最初のコマに位置している状態のまま、「アニメーション」タブを押します
「切り替え効果」グループの各効果の中から好きなものを選び、クリックします。
ここでも、マウスのポイント(マウスを上に載せるだけ)で動きのテスト表示になり、クリックで確定となります。
もし必要であれば、「移動および拡大」グループでも、好きなものを選びます。クリックすることで確定されます。

「編集」タブをクリックして「ビデオボリューム」をクリックし、ビデオのボリュームを決めます。
もとの音が小さいとフルにしてもあまり大きくならないのですが、小さな音でも割れない程度に上げてください。
ついでに「フェードイン」の設定を「普通」に選びなおします。
フェードインにすることで、いきなり大きな音が出てびっくりするようなことがなくなります。

一応、これでひと段落です。

これ以降は、2つめの動画の最初のコマをクリックし(多分最初のコマじゃなくてもどれでもいいとは思いますが・・・)、
「アニメーション」タブにて「切り替え効果」、「移動および拡大」を、
「編集」タブにて「ビデオボリューム」と「フェードイン」の設定をします。

3つめ以降も同じです。

最後の動画は「編集」タブにてフェードアウトも設定しておきます。
フェードアウトを「速い」などに設定します。
フェードインを選びなおすことで、動画の頭に自動的に設定が適用され
フェードアウトを選びなおすことで動画の最後に自動的に設定が適用されます。

(05)テロップを入れる
テロップを入れたいあたりのコマをクリックして、縦線シークバーで微調整します。
(左側の白シークバーで目的の場所に動かしてもいいです。)

「ホーム」タブに切り替えて「キャプション」を押します。
「A ここにテキストを入力」というアイコンが挿入されます。
「テキストの表示時間」で、テキストを表示していたい時間を設定します。とりあえず7秒のままにしておきます。
(アイコンが長くなります)
「A ここにテキストを入力」というアイコンをダブルクリックして、表示する文字を入力します。
2行になるようなら、改行位置のバランスをとっておきます。
「特殊効果」で文字の現れ方を決めます。とりあえず「拡大 小」にしておきます。
縦線シークバーを右側にドラッグすると、文字の現れ方が最後まで確認できます。

文字入力画面が消えてしまったら、再度、「A・・・」アイコンをダブルクリックします。
もしくは

同じような方法で、好きな場所にいくつでも、好きな表示方法で、テロップを入れることができます。

(06)エンドロール(クレジット)の設定

「監督」「主演」「撮影場所」「サウンドトラック」もテロップのときと同様に、ダブルクリックして文字を入力等々、設定をします。

(07)エンドロールにBGMを入れる
WMAかMp4の音声ファイルをエンドロールの部分の真下にドラッグします。
緑色で波形の帯ができますので、それをダブルクリックします。
「オプション」タブにて、「音楽ボリューム」と「フェードイン」「フェードアウト」を設定します。

(08)動画の書き出し用の、画質と音質のカスタム設定の作成
意外と大きい画面の書き出し設定しかないので、画面の小さい設定も作っておきます。
とりあえずiPhoneやYoutube用に、Mp4形式で書き出す設定にしておきます。

「ファイル」タブの「ムービーの保存」を押します。
いろいろと設定が出てきますが、リストの一番下のほうの「▼」アイコンにマウスを乗せたままにします。
もしくはマウスのホイールを下に回し続けます。
自動的に一番下の設定にまで移動し、最後に「カスタム設定の作成」というメニューが出てくるので、それを押します。
「設定」が「新規」になっていることを確認し、以下の値を入力あるいは確認します。

※不用意にEnterキーを押しと保存になってしまいますので気を付けながら入力または確認をします。

「名前」:Mp4-640x360-8000-29.97-128-48KHz
「幅」:640
「高さ」:360 (縦横比 16:9 のサイズです。)
「ビットレート」:8000
「フレームレート」:29.97
「Audio形式」」128kbps 48KHz ステレオ

入力できたら「保存」ボタンを押します。
ミニ画面が出るので再度、保存ボタンを押します。

もとの画面に戻るので「閉じる」を押します。

(09)動画の書き出し
「ファイル」タブの「ムービーの保存」を押します。
さっき作った設定名が表示されていると思いますので、それをクリックします。
動画の書き出し先の設定ダイアログが出ますので、デスクトップなど好きな場所を選んで動画の名前も決め、「保存」ボタンを押します。

以上で動画の作成は完了です。

あとより細かいやり方は、以下のサイト(日本語版のサイト)を参考にします。

Windowsムービーメーカーの易しい使い方


(旧)Windowsムービーメーカー 6.0の導入方法【ダウンロードとインストール】


を参照します。

windows7 ムービーメーカー2012 英語版 使い方
とか
windows7 ムービーメーカー2012 使い方
などでGoogle検索するといろいろと出てくると思います。