「Microsoft Queryがインストールされていないため、起動できません。・・・・」というエラーが出るようになってしまった時の代替使用法

Windows10でExcel2010を使っているのですが、Microsoft Query を使っていると、次のエラーが出ることがあります。そして、ExcelからはまったくMicrosoft Query が使えなくなってしまいます。本当に腹立たしいです。

『Microsoft Queryがインストールされていないため、起動できません。
Queryをインストールするためには、OfficeまたはExcelのセットアッププログラムを再実行し、
[インストールするアプリケーション]ボックスで[Officeツール]の
[Microsoft Query]オプションを選択してください』

このエラーの腹立たしいのは、今のところどんな手を使って再インストールをしてみても、どうも治らないっぽいところです。(^^)

WebにはWindowsUpdateのせい、と書いてあるサイトもありましたが、こんなに頻繁に起こるとそれだけではないのかも・・・。自分、VMWareとかで共有フォルダ内のファイルをExcel2000で使ったり、Excel2010で使ったりしてるんですが、だからからかも・・・。結局自分が悪いのかなあ?
マイクロソフトさんって、この「結局使ってるユーザーが悪いのかなあ?」っていう気にいつもさせてくれるから本当に嫌いです。
マイクロソフトさんの製品にすごくお世話になっているので本当は悪く言いたくないのですが、Windows95の時代から企業ユーザーさんにしか目が行ってない気がして、サポート体制だけは本当に好きになれません。
いずれにしても、直し方が分からないのですごく腹が立ちます。

きいいいいいーーーーってなっちゃいます。

ただ、直し方が分からないものの、Microsoft Queryが全く使えないわけではないので、ここで少しその代替法と言いますか、とりあえずの方法、をお伝えしたいと思います。

僕のほうでは次の2つしかわかりません。

(01)新規のWindowsユーザーを作成して、そちらでExcel→Microsoft Queryを呼び出してみる。
(02)それでもダメな場合は Microsoft Queryを単独で使う。

大抵は、(01)でダイジョブだと思うので、ほんとはきーーーーーーいいいってならなくてもいいんだと思いますが、でも、やっぱりいつも使っているユーザーの画面で使えないのは、くそうって思います。
本当に面倒くさいです。
ヒマになったらHDD丸ごとをリカバリデータからリカバリして、使えるようにしてる・・・という感じです。

ちなみに、(02)は
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\MSQRY32.EXE" か
"C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\MSQRY32.EXE"
とかが、Microsoft Query の本体だと思いますので、それを使います。

ExcelやAccessのデータをそこから読みに行けます。
リレーション設定や各種条件設定を「dqy」拡張子として、デフォルトでは「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Queries」フォルダに保存できます。もちろん、マイドキュメントなど、好きなフォルダにも保存できます。
そしてそれを、ダブルクリックで開くとExcelが立ち上がってシートに結果が表示されます。
例えば2010(多分2007以降)なら、基本、ちゃんと「テーブル」機能の中に「QueryTableオブジェクト」が埋め込まれた形のいつもの形態で結果が表示されます。2003以前は、「QueryTableオブジェクト」オンリーで結果が表示されます。
リレーションを組んだり、複雑な条件での集計やリストアップ・グループ化・重複除去・同型レイアウト表の縦結合など、すべて、結果がExcelに表示されるので、Excelから呼び出せなくなってもそれなりに便利に使えると思います。

(エラーでMicrosoftQueryが起動できない想定なので)もちろんExcelファイル側からは更新ができませんが、でも・・・・、
「dqy」拡張子ダブルクリック→開いたExcelファイルを既存ファイルと同名で別名保存して上書き、
・・・・というかたちで更新したと同じ事にできます。

その結果をさらに、Microsoft Query から覗きに行く→条件を付けくわえる→別のExcelファイルに表示、もできますので、それでネストするような格好にもなんとか(面倒ですが)やれないことはないです。