[Win初期設定]●Win10、8、などで、無料で、外付けSSDやUSBメモリに『 起動可能なWindows(Pro/Home好きなほうを)』をインストールする方法(無料/手動でWindows to GoをSSD/HDDにインストールする方法)★★★フリーソフト不要・コマンドだけです。

※まだ書きかけです。すみません。

  

★メリット

(a)ネットにつながなければ、Windows標準の緊急起動ディスクや、サードパーティの緊急起動ディスクなど「問題にならないくらい便利」な「緊急起動ディスク」として使える。
最新のExcel・Wordを使うことはもちろん、なんでもできてしまう緊急起動ディスクとして使える。
もちろん、「緊急ディスク」「以上」の使い方も考えられる。
「目的別」の「専用のディスク」とか。

 ◆◆◆ なお、もちろんですが、「自分のマシン専用」に作れば、
 ◆◆◆ 当然、ネットにつないでも何の問題もないので、
 ◆◆◆ なおさら、「目的別」の「専用のディスク」として使えます。
 ◆◆◆
 ◆◆◆ 例えば、挿したパソコンの本来の起動ディスクを
 ◆◆◆ BIOS設定変更かケーブル抜きなどで認識させないようにすれば、
 ◆◆◆ 「仮想環境じゃない」「デュアル環境でもない」「完全なテストマシン」
 ◆◆◆ を安価なSSDやUSBで作成可能、ということになります。
 ◆◆◆ 完全高度なテストじゃなくても、ウィルステストとか、
 ◆◆◆ 色んなことに使えます。

(b)ライセンス認証がいいかげん?なのか、どのパソコンに挿してネットにつないでもエラーが出ないっぽい。(ただし、今後、将来的に「挿したもともとのマシンが起動しなくなる」という仕様に変更させられるかもなので、ネット接続はご法度にしたほうがいいですが。)
ネットにつながなければ、基本、ライセンスに関してはなにもエラー無いっぽいです。
(ハードウェアのエラーは出るかもですが)

(a)Win11のマシンでも、Win10が以前に動いていたマシンなら「Win10などとして」普通に起動するっぽい。

(c)最初からWin11のマシンでも、もしかしたら「Win10などとして」起動するかも?(未チェックですので試してみてください。ただし、何が起こっても知らないので、自己責任で、最初からWin11のテストマシンを用意して。)

(d)USBから起動ができるマシンならどれでも(XPマシンでも)「Win10」などとして起動する。

(e)Excel、Wordなどを入れておけば、緊急時Windowsとして、緊急ディスクよりもはるかに色んなことができる。

(f)速度的には、外付けの「SSD」で作れば、作成したマシンの動作速度と見た目・体感は変わらない。結果、Excel・Word操作、Youtube閲覧、ならおつりがくるくらいの速さ。
USBメモリで作ると、少し遅い。

(g)「MBR」ディスク、としてしか作れないので、逆に、「Win10Pro」として作れば、XPや2000、Win7などの古いマシンが調子悪い時にも幅広く対応ができて、古いマシンのメンテもしないいといけない方(会社)には、さらに「緊急」向き。
「Win11」は「GPT」でしか動かないのでダメかもだけど、もしかしたら「1つのマシンの中で」「2つ目のディスク」という扱いになるなら、「MBR」ディスクでも起動できるかも?テストが必要です。

※↓Win11がMBRに対応してない例
『Windows11への移行に苦戦した話(MBR2GPT) 』
https://note.com/kyosuke_126/n/n19e403f39e7a

※↓さらに参考
『Windows10、mbr2gptディスク変換。おもなエラー3+1対策法まとめ。』
https://emanabu.net/wp/windows10_mbr2gpt_error/

『Windows や Office の ISO イメージファイルを、手軽にダウンロード!「Microsoft Windows and Office ISO Download Tool」。 』
https://www.gigafree.net/system/os/Microsoft-Windows-and-Office-ISO-DownloadTool.html
※2023年5月から、実質的に最新バージョンしかダウンロードできなくなった模様。

『Windows 10 / 11 の ISO イメージファイルを、簡単な操作でダウンロードできるようにする!「Fido」。 』
https://www.gigafree.net/system/os/Fido.html
※2023年5月から、実質的に最新バージョンしかダウンロードできなくなった模様。

  

★デメリット

(イ)USBメモリは少し時間がかかる。

(ロ)作成直後の「WindowsUpdateで」、BIOSのファームウェア入れ替えでトラブる可能性がある。
(なので、事前にここから、「wushowhide.diagcab」をダウンロードして、ドライバ系の項目でファームウェアをHideしてからのほうが安全かも?です。)

(ハ)

  
  
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参考サイト

Windows10 Pro版で Windows to Go を試す - ぼくんちのTV 別館

Windows To Goを作る - おはのおはなし

Install.esdを使ってもインストールできる?

Build 10049のWindows 10 Technical Previewのインストールメディアを作成する

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以下、作成方法です。
コマンドはコピペ実行OKです。「\」は勝手に半角の「¥」に書き換わって実行されます。

★(01)
DiskPartでUSBやSSDを、コマンドプロンプト(管理者として実行)にて、
DiskpartコマンドでClean(抹消)する。

具体的な方法はこちらの「冒頭部分」をご参照ください。

エラーが出たら、2回でも3回でもそのまま連続してClean(抹消)する。
(※現在の起動ドライブをClean(抹消)しないようにマジで気を付ける。
  マジで慎重に。
  何度も list Disk で「*」が目的のドライブ(現在の起動ドライブ以外)に
  なっているかを確認して作業します。)

コマンドプロンプトはここで終了。

  

★(02)
その後、USBメモリの場合はもとからMBRディスクらしいので何もしなくていいけど、
SSDの場合はGPTも選べてしまうので、必ず「管理」の「ディスクの管理」にて、
「MBR」ディスクとして初期化します。
(※GPTを選んでものちの何かのコマンドが実行ができないので先へ進めないです。)

多分、
マイコンピュータのアイコンを右クリック→「管理」→「ディスクの管理」か、
「Windowsキー+R」をやったのち「diskmgmt.msc」でOKすると
上図のような画面になりますので、図のように「MBR」を選んでOKします。

もし上図のような画面が出なければ、目的のドライブ(USBメモリかSSD)の
「ディスク1」とか出てる左端の部分をクリックか右クリックして、
「初期化」メニューを押すと、この画面になります。
  

★(03)
そのあと、再度「管理」の「ディスクの管理」にて、
先頭の600「MB」を、「Fat32」でBドライブとして作成し、
残りの全「GB」を、「NTFS」でoドライブを作成。
(oは小文字のオー)

  

★(04)
PowerShell(管理者として実行)を起動して、下記の順番でコマンドを実行。
(以下をコピーして、コマンドの画面で点滅カーソル位置で右クリックすると、
 コマンドのコピペができるので楽ちんです。)

(1)diskpart

(2)list disk

(3)select disk 1

ちゃんと「Disk 1」が選べたか、再度、↑↓キーを使って、
「list disk」で「*」がUSBやSSDを指し示しているかをチェック。

ここではUSBやSSDが「Disk 1」である想定。
(※でなければ、以降の「Disk 1」をそのディスクに読み替える)
OKなら次へ。

(4)list partition

(5)select partition 1

先ほどと同様に「*」がWindowsインスト先パーティションになっているか、
↑↓キーを使ってチェック。
今回は600MBの先頭のパーティションを選んだことになります。

確認OKなら次へ。

(6)active
※これやらないとOSが起動しません。
「DiskPart は現在のパーティションをアクティブとしてマークしました。」
と出たらOKです。

(7)exit

  

★(05)
WindowsのインストールディスクまたはUSBをセット、または、ISOファイルをマウント。

  

★(06)
★ドライブレターを「F:」に変更する。
(※できなければ、以降の「F:」をそのドライブレターに読み替える)

  

★(07)
コマンドプロンプト(管理者として実行)で以下のコマンドを実行します。
(パソコンのパワーやメディア等々によって、数秒~数分、かかります。)

Dism /Get-WimInfo /WimFile:F:\sources\install.esd

今回のインストールメディアだと、
「Pro版、Home版、Education版」、のソースが
どのインデックスに割り当てられているかが分かります。

以下、コマンド実行結果の表事例です。
「インデックス: 3」に「Pro版」が割り当てられていることがわかります。
「index=3」という感じになります。

==============

Microsoft Windows [Version 10.0.26100.3624]
(c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Windows\System32>Dism /Get-WimInfo /WimFile:e:\sources\install.esd

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.26100.1150

イメージの詳細: e:\sources\install.esd

インデックス: 1
名前: Windows 10 Home
説明: Windows 10 Home
サイズ: 15,590,587,586 バイト

インデックス: 2
名前: Windows 10 Education
説明: Windows 10 Education
サイズ: 15,899,782,663 バイト

インデックス: 3
名前: Windows 10 Pro
説明: Windows 10 Pro
サイズ: 15,914,609,970 バイト

操作は正常に完了しました。

C:\Windows\System32>

============

次のステップでは、上記を参考に、コマンドの「Index=1」の部分を
目的のエディションに書き換えます。

上記の例だと
Index=1 →Home
Index=2 →Education
Index=3 →Pro
ということのようです。

これはインストールISOやインストールDVDによって変わるようなので、
毎回確認しないといけません。

  

★(08)
PowerShell(管理者として実行)で、以下のコマンドを実行します。
(コピペ実行OKです。)

今回の場合、Home版とPro版の作成の仕分けは以下のようになります。

(Home版の場合)
Dism /Apply-Image /ImageFile:F:\sources\install.esd /Index=1 /ApplyDir:o:\

(Pro版の場合)
Dism /Apply-Image /ImageFile:F:\sources\install.esd /Index=3 /ApplyDir:o:\

コマンドの「Index=1」の部分は、前述の調査時のとおりです。
上記のようにその部分を書き換えてから実行します。

作業自体は速いパソコン、あるいは、出力先がSSDだと数分程度で終わりますが、
遅いパソコン(HDDのパソコンなど)や出力先がUSBメモリだと、
30分くらいかかる場合もあります。
遅いパソコンやUSBメモリの場合、60分は覚悟してもいいかもです。

  

★(09)
完了したら必ず次のコマンドを実行します。
※これやらないとOSが起動できません。
 多分、F12押して起動メディアのリストの中にも挙がってきません。

o:\Windows\System32\bcdboot o:\Windows /l ja-JP /s b: /f ALL

(コマンドプロンプトでやる場合、通常のものではダメっぽくて
 WOWの中にあるものじゃないといけないっぽいので、
 PowerShell(管理者として実行)でやったほうが早いっぽいです。)

SSDだと数秒、USBメモリだと数十秒~数分したら完了するので待ちます。

※引用「通常のコマンドプロンプトではエラーになるので、32ビット版のコマンドプロンプト「C:\Windows\SysWOW64\cmd.exe」を探して、右クリックして管理者モードで起動すること。」

  

以上、すべて完了したら作業終了です。
パソコンを再起動して、F12などでUSB、SSD、などを選んで起動テストをします。

初回はいろいろハードなどの認識が必要なので3分以上時間がかかりますが、
2回目以降は起動は速くなります。(SSDなら十数秒で起動します。)

PassMarkのスコアでMulitiで3700(シングル2000)くらいのノートで、
SSDで作成したときは1回目が5分かからないくらいで、
結構早く初期セットアップ画面になりました。

USBで作成したときは、10分くらいかかったような待たされ具合です。

2回目以降は、USBでもそれほど起動は遅くないです。
(SSDのほうがもちろん高速に起動しますが)

  

起動できたら、Winverコマンドやマイコンピュータのプロパティなどから、
Pro版(あるいはHome版)でインストールできたかなどを確認します。

  

★また、もし日本語キーボードが「日本語106/109キーボード」じゃなくて、
「標準PS2キーボード」や「英語101/102キーボード」などになってしまって
いたら、以下の処置もします。
「半角/全角」のキーを押したときに、「`」などの記号になってしまったら、
「日本語106/109キーボード」になっていないので、以下の処置が必要です。

以下、「Windows10 22H2 のメディア」を使ってUSBやSSDを作った場合の操作手順です。
(※多分どのメディアを使った場合でも似たようなものだと思います。)

「設定」ギヤアイコン
→時刻と言語
→左ペインの「言語」
→右ペインの「優先する言語」の「日本語」をクリック
→オプション
→少し下のほう、「ハードウェアキーボードレイアウト」の
 「レイアウトを変更する」ボタン押下
→出てきたダイアログのドロップダウンから
 「日本語キーボード(106/109キー)」に選び変える
→「今すぐ再起動する」ボタンを押下

※ちゃんと、今のOSのパーティションで再起動できるか監視。
 ちゃんと今のOSで再起動できれば、動作を確認する。

  
  

その後、WindowsUpdateをGpedit.mscで止めたり、
ネットにつないでドライバが自動でインストールされていくのを待ったりなど、
好きに設定をしていきます。