● 独学で失う時間コストと金額コスト

※関連記事
Excel2000 ~VBAプログラミングを意味もなく推奨しすぎる人の中に、コスト意識がおかしい人が少なくない件について(ある意味コスト意識ゼロなので困ります。)
https://euc-access-excel-db.com/tips/ct08_exceltruebasic/ct080201_keieisya_true_wants/excel2000-vba-cost

ExcelVBAなどの本やWeb記事を読むと、「タダでできる」「タダでできる」と、あたかも何でもタダのような書き方をする人がいますけど、そんなわけはありません。(といいつつ実は私も昔はそうでしたけど・・・(^^))

もし、「タイムイズマネー」、だとすると、独学者は独学する時間ぢゅう、お金をドブに捨てていることになります。

子供のころからパソコンばっかりなぶってる人やプログラミングが趣味で楽しくて仕方がない人ならわかりませんが、大人になってから、社会に出てから、必要に迫られてプログラミングやシステム構築の独学をするような場合はなんでもかんでもタダなわけはありません。

コストがかかります。

基本的には、全部、奉仕残業です。サービス残業です。

タダなのはソフトウェア代だけです。

といっても、ExcelやAccessはタダではないですが・・・。

誰がエラー対策するの?

ぼく。あたし。

誰が苦心して覚えるの?

ぼく。あたし。

誰が朝まで考えるの?

ぼく。あたし。

そういうことを、いろんなコストと対費用効果を考えないで安易に「タダでできる」「タダでできる」と無責任に広めるのは果たしてどうなんでしょう?

と疑問に感じます。

といいますか、最近やっと、疑問に思うようになりました。

VBAなどは結局、多少のお金を払って「教えてもらう・部分的にでも作ってもらう」ほうがはるかに安いのかもしれません。

例えば次のようなところとか。

   ・ インフォケーション株式会社
     http://www.infocation.jp/index.html

   ・ 株式会社インフォース
     http://www.inforce.ne.jp/

(※注・・・Access、Excelの場合に限って言えば、もし作ってもらうなら、全部を一度に作ってもらわないほうが成功しやすいと思います。また、分析系のシステムより、集計系のシステムのほうがはるかに成功しやすいです。というか分析系は「まず失敗する」です。基本、BIとかの分析系のシステムは、すでに自社内で「仮説と検証の風土化」「PDCAサイクル回しの風土化」などが、本サイトの「Excelの真の基礎」などを使って「風土化」されないと、100%、失敗すると思います。

プログラムか あるいは、何らかの解決策をパソコンやこころで作って、お小遣い稼ぎができるようになったり「うれしい・楽しい」の輪が少しでも広がるようにならないと、結局はタダでもなんでもなくて、自分の大事な時間とお金をドブに捨てています。

会社に対しても、目に見える金額で貢献したところで、お給料に大幅に反映されなければ、ドブに捨てています。

「無駄なことをすること」がプラスになることも少なくないと思いますし、「無駄なことなんてない」とも思いますのでなんとも言えませんが、でも、すくなくとも あなたの大切な時間=お金を、有意義に使ってほしいと思いますし、プログラミングをする・学ぶなら、必要最小限にしてもらえるといいな、と思います。