★独学者が1年後にExcelVBAを爆発的に伸ばすための最低限の基礎知識メモ(ダイジェスト):Vol0014:現役の初級講師の皆さまにもお伝えしたいこと。VBAに挫折してしまう、その「本当の理由」。今のVBAの教育界の、「本当に残念ながら」の、「かなり」「ひどい」「状況」について
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■独学者が1年後にExcelVBAを爆発的に上達させるための最低限の基礎知識メモ(ダイジェスト)
Vol.0014
タイトル:現役の初級講師の皆さまにもお伝えしたいこと。VBAに挫折してしまう、その「本当の理由」。今のVBAの教育界の、「本当に残念ながら」の、「かなり」「ひどい」「状況」について
バックナンバー目次とサンプル号
https://euc-access-excel-db.com/tips/ct07_se/ct075012_xls2k_vba_tips/mag2-01
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今回、下書きのままなので、何度も何度も同じ言い回しが出てきます。
でも、そのくらいの気持ちです。
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★ (17)現役の初級講師の皆さまにもお伝えしたいこと。VBAに挫折してしまう、その「本当の理由」。今のVBAの教育界の、「本当に残念ながら」の、「かなり」「ひどい」「状況」について
初心者、独学者が VBAに挫折してしまうその「本当の理由」は、
100%、「教える側の怠慢」「手抜き」、「場合によっては騙し」が原因です。
特に、日本のVBAの初心者用の書籍はヒドいです。
特に思い込みの激しい男性著者が書いているヤツ。
習う側には、一切の非はありません。
(もちろん、やる気がそこそこある人の場合、に限りますが。)
(大変失礼な言い方になってしまって本当に申し訳ないのですがあえてで・・・)、
たとえば、巷で、『 VBAが理解できない人・下の下の腕から「(失礼ながら)いつまでたっても上達できない人 』 と言われてしまう場合、
その「100人が100人」、
大変失礼ながら、
・「★ 有料で習っていたとしても」、
・「オブジェクト変数」が理解できない。
・そして
・「オブジェクト変数」が理解できないため、
・「オブジェクトを返す自作関数」が作れない・・・・
と思います。たぶん。
「100人が100人」とは言い過ぎかもしれませんが、かなりの数の方々が、そんな状態のまま、だと思います。
そもそも、
・「返す」という言葉の意味・感覚の「重要性」について、何も教えてもらえていません。
・結果、「返す」という意味・感覚がわからないため、「値やオブジェクトを返す自作関数」が作れません。
・特に「オブジェクトを返す」の意味。
・また、「オブジェクトの階層構造」「プロパティやメソッド」等々についても、間違った教え方で教わってしまっています。
・よって、「特に」、「オブジェクトを」「返す」というその言葉の意味・感覚がまったく理解できません。
そして、
・「オブジェクト変数」「返す」「オブジェクトを返す自作関数」の3点セットのことも教えてもらえていません。
・結果、その3点セットの意味がわからないため、ヘルプがさっぱりわかりません。
結果、大変残念ながら、すぐに、挫折してしまいます。
逆に、「返す」の意味、特に「オブジェクトを返す」の意味が分かって、
「オブジェクト変数」のことや、「オブジェクトを返す自作関数」のことが分かれば、
ある地点から「爆発的に」「伸びます」。
あるいは、そうなる確率が高まります。
(特に、オブジェクトを返す自作関数をたくさん作って、2度手間、3度手間を防げるようになったあとくらいに。)
なお、「返されるもの(投げ返されるもの、戻されるもの)」としては、
「値(=生一般データ=文字ベースのデータ=数値・文字列・日付etc=2D的なモノ)と、
「オブジェクト(=生オブジェクト=3D的なモノ)
の「2つ」しかありません。
それ以外のモノはないのです。
どっちか。で終わり。
それを覚えておくと、無意味に「ほかにもあるのかも?」と無駄な検索をかけずに済みますので、ラクになります。
※例えばヘルプでは「返す」は、「(値かオブジェクトのいずれかを)ユーザー側に投げ返す」と読み替えてください。
「戻す」も同じです。
「返す=ユーザー側に投げ返す」「戻す=ユーザー側に投げ戻す」と読み替えてください。
値とオブジェクトのうち、どちらを返しているのかは、ヘルプの内容で判断し分けます。
「値=生一般データ(文字ベースのデータ=数値・文字列・日付etc)」を返す場合は、「答えを返す」「答えを返してくれる」「答えを出してくれる」、という意味で、
「オブジェクト=生オブジェクト」を返す場合は、「装置、ユニット・ロボットを
”ほらよっ!コレ使えYo!”っと、投げ返す・返してくれる」と解釈すればOKです。
あるいは、「そのオブジェクトを操縦するための ”操縦室・操縦席 ”に招き入れてもらった」と解釈してもいいかもしれません。
実際、Webの多くのサンプルが、ぜんぜん怖くなくなります。
(※特に「オブジェクトを返す自作関数」がある程度自由に作れるようになれば怖くなくなります。
「値やオブジェクトを返す自作関数」のうち、「値を返すもの」はどちらかと言うと、
まだ意味がつかみやすいので あまり、爆発的に上達する とはなりにくいのですが、
「オブジェクトを返す自作関数」は少し理解するのに時間がかかるので、
逆に、理解できると色んなことができ始めます。そして、どこかで爆発的に上達します。)
「オブジェクト変数」と呼ばれる変数や「オブジェクトを返す自作関数」は、それくらい、大切、です。
(なのに何故か、特に「初心者本」で、詳しく教えられていません。)
「With」を先に教えられてしまう悲劇がありますが、
「オブジェクト変数」は「With」の100倍は「重要度が高い」です。
また、Withはオブジェクト変数に対しても使えます。
逆に言ったら、「VBAを "できるだけ短期間に" 上達したい」と思ったら、
「ムダ」と思ったとしても、「★あえでで」、「値を返す自作関数」「オブジェクトを返す自作関数」を作る練習をしまくればいい・・・、
ということにもなります。
なので、特に初心者のうちは、「操作の対象は変数」とあえて考えてしまい、
あえて、
オブジェクト変数を、
無駄だとわかっていても多く操作し、
オブジェクト変数を使うための無駄なコードを数多く書き、
「オブジェクト変数」と「オブジェクトを返す自作関数」に「慣れる」ことが大切かと思っています。
※ムダに、オブジェクト変数を使うための無駄なコードを多く書くことが、
「オブジェクトを返す自作関数」の作成をできるだけ短い期間で作成できるようになる=上達の早道のひとつ、
だとすら考えています。
「オブジェクトを返す自作関数」には、単純にオブジェクトを返すだけのものもあれば、
何らかの動作(例えばOpenやAddなどの動作)をしつつ・同時に「(その動かした)オブジェクトをも返すモノ」もあります。
※★ お詫び
いかに「あえて」であっても、
『 下の下の腕から「いつまでたっても上達しない人」』
という、
大変失礼な言い方をしてしまいまして本当に申し訳ありませんでした。
どうかお許しください。ご容赦ください。
大変、申し訳ございませんでした。
ところで、それは(ある意味「いつまでたっても上達しない」というその原因は)、
生徒さんのせいでは「全く」「ありません」。
では何のせいかといいますと、100%、「教える側の怠慢」です。
例えば、市販の初心者用の書籍は、「オブジェクト変数」と呼ばれる変数や
「オブジェクトを返す自作関数」のことを「ぜんっぜん」深くやりません。
「この本を終えた後にすべきこと」としての、方向性の示唆すらしません。
『「返す」という言葉の意味・感覚の「重要性」について、
何も教えてもらえていません。』とも書きました通り、
お教えする側の人たちが「サボっているから」です。
これは、Excelが出た20年前からの、「VBA教育界の悪習」だと思っています。
20年前から、(本当は教えられるはずなのに)、
初心者の方にお教えせずに業界全体で逃げまくってきたと思います。
だから、VBAは「難しい」と誤解されています。
逆に簡単と騙されて、ドツボにはめられます。
もちろん、簡単ではないですが、でも、「現状のようにひどい状況にはならないはずだった」と思います。
「値やオブジェクトを返す自作関数について深く教えない」
「オブジェクト変数を深く教えずにWithばかり書かせる」
「オブジェクトモデル(オブジェクトの階層構造)の一覧図の存在を教えない」
「ヘルプとオブジェクトブラウザが初心者でも読めるようにする準備を怠っている、準備から逃げている」
そのような講師が非常に多くなってきています。
実際に確認したわけではありませんが、僕は次々に刊行される初心者向けの本の内容をだいたいは書店で立ち読みしています。
そのようにしてさらっていけば、前述の「残念な状況」が、当たらずとも「絶対に」遠からずなことがわかります。
これはKindleで読む安い本もそうかもしれません。
僕が試しに買って読んでみたKindle本で、オブジェクトやオブジェクト変数、ヘルプやオブジェクトブラウザについて、しっかりと触れたり、次なる目標として説明下本は1冊もありませんでした。
ただ、7冊しか買ってませんが・・・。
でも「騙し」とまでは言いませんが結構いいかげんな解説のKindle本ばかりで、しかも、目次も紹介されていません。
少なくとも、7冊のうち「5冊は」、「詐欺」と言ってもいいくらいの「タイトル倒れ」、です。
(Excelゲームの本などは初心者向けではないですが、「タイトル倒れ」ではありませんでした。)
しかも、「ちょっと読み」すらもできない。
まあでも安いから許せはしますが・・・・。
でも基本、ほとんどのExcelVBAのKindle本は「編集者の目を通ってないので」内容がいいかげんすぎて、ExcelVBAのまともな勉強なんて絶対無理だ、と思いました。
僕の無料のこのメルマガレベルの情報すら書いてなく、ほとんどが、Web検索すれば出てくる情報ばっかり。
Youtube動画も同じかもしれません。
そのような書籍著者・講師には、「猛省」をして頂きたいと考えます。
Excelに限らず、AccessでもWordでも、
「オブジェクト変数」と呼ばれる変数や「オブジェクトを返す自作関数」は 「最重要事項」です。
どうか、そのことの学習に、多くの時間を割いてください。
自分はまだExcelの一般操作すら初心者で、VLOOKUP関数すら滅多に使いません。
でも、その初心者の僕ですら、VBAの本やサイト、色々読んでてそう思ってしまうくらいですから、
やっぱり、ヒドイありさま、なんだと思います。
ちなみにですが・・・、 「値やオブジェクトを返す自作関数」についてですが・・・、
基本的に、「自作関数」のことを正式には「ユーザー定義関数」と呼ぶのですが、
「ユーザー定義関数」という語句で、Amazon内を検索すると、数冊しかヒットしません。
「最重要事項」なのに!!!もかかわらず・・・・。
本当に残念でなりません。
そして、恐らくですが、「オブジェクトを返す自作関数」についてしっかりと説明がなされている本は、
「日本には」「1冊も」ありません。
「これでは、誰も上達するわけがないよなあ・・・・」、と落胆させられてしまいます。
Excelが出て20年も経ったのに、この状況はまったく変わっていません。
本当は、Web検索なんかするよりも、「ヘルプとオブジェクトブラウザが読めるほうが」、
「2~10倍、下手をすると100倍は速くエラー解決ができるのに」、
その「ヘルプとオブジェクトブラウザ」の読み方・活用方法を教える本も「日本には」1冊もありません。
講師の方たちは、「ヘルプとオブジェクトブラウザ」を、「自分は便利に使っていながら」です。
もちろん、エラー解決の時も便利に使っています。
講師の方たちは、「自分は便利に使ってそのメリットを最大限に享受していながら」、
その「超」肝心なことを、「生徒さんには」、「わざと」教えてきませんでした。
「本質さえ教えれば、それほど難解なルールではない」のに・・・。
なぜか、「教える努力」を怠って、何も教えてきませんでした。
これは例えば「ODA」?などで、お金ばっかり出していて、
「現地の人が自発的に動ける・はたらける環境を作らない。仕組み作りをしない。」・・・、
そういうのと似ています。
だから(少ないとは思いますが・でも恐らくは)、
「講師でも」「講師のくせに」「ヘルプとオブジェクトブラウザが使えない人が居るのではないか?」と勘繰ってしまうほど、日本のVBA教育界は「低レベル」です。
(しかもSQLも知らない人・・・、いっぱい居そうですし・・・・。)
さらに言ってしまいますと、「エラー」が「挫折のもっとも大きな理由」なのに、
そのエラー解決のための本もたぶん、まともな本は「日本には」1冊もありません。
Excelが出て、20年以上も、放置のまま、です。
今のVBAの教育界とは、そんな程度の、そんな状況の、かなり・相当「ひどい」状況です。
なので、上達できないのは、生徒さんのせい、独学者のせい、ではまったくもって、「ありません」。
「教える側の怠慢」「教える側の教え方が下手クソだから」「ちゃんと教える気が無いから」、
というのが「真実」です。たぶん。
これは当たらずとも遠からずのはずです。
日本のすべてのExcelVBAの書籍内容と・Webサイトの内容がそれを証明していると思います。
特に・・・、
(a)「オブジェクトの階層構造レッスンの手抜き」、
(b)「コレクションの"位置"、と単一オブジェクトとの関係のレッスンの手抜き」、
(c)「コレクションの機能のレッスンの手抜き」、
(d)「ItemプロパティとItemメソッドのレッスンの手抜き」、
(e)「プロパティとメソッドの機能の説明の手抜き」、
(f)「オブジェクト式の正式な書き方=階層構造を一切省略しないヘルプと
オブジェクトブラウザの内容に準じた書き方、の手抜き」、
(g)「オブジェクト変数のレッスンの手抜き」、
(h)「値を返す自作関数をワークシート関数として便利に使うレッスンの手抜き」
(i)「オブジェクトを引数として渡すことのレッスンの手抜き」、
(j)「オブジェクトを返す自作関数で2度手間、3度手間を防ぐ部品を作るレッスンの手抜き」、
(k)「無駄なプログラミングを激減させ、システム構築の大ヒントになる"SQL"のレッスンの手抜き」、
(l)「ローカルウィンドウ+F8キー実行にて、変数の中に、
"生一般データ"や"生オブジェクト"が代入される瞬間+その後の状態を確認する方法のレッスンの手抜き」
(j)「コンピュータは小数計計算ではミスをしやすい、ということのレッスンの手抜き」
・・・等々の状況が、「恐ろしく」「本当に残念ながら」「多すぎて」「ひどいありさま」です。
ですので、生徒の皆さまが、これを読んでおられるあなたが、
「自分はなかなか理解がすすまない・・・」と、落胆する必要はまったくありません。
むしろ、「もっとちゃんと教えてよ!」「隠したりウソを教えたりしないで!」と、文句をどんどん言っていいくらいです。
と、いって、私自身、そんな大層な人間でもないので、エラそうなことはまったく言えないのですが・・・。
でも、とにかく、繰り返しになりますが、
「自分はなかなか理解がすすまない・・・」と、落胆する必要はまったくありませんし、
これまた繰り返しになりますが、むしろ、
「もっとちゃんと教えてよ!」「隠したりウソを教えたりしないで!」と、堂々と、文句をどんどん言っていいくらいです。
どうが、メゲずにがんばってください。
当方も、できる限りのサポートをさせて頂きたいと思います。
※ほんとうに、エラそうなことを言ってしまってすみません。
ただ、私はVBAはExcelではなく、Accessから入ったのですが、ExcelVBAが最初のうちは難解でしたが、
よくよくExcelVBAの本たちやレジェンドさんたちのホームページを見て観察してみると、
「オブジェクト式の階層やオブジェクト変数の省略のし過ぎでかえって非効率と挫折を生んでいる」
「手抜きレッスン・手抜き教習が多い」
「特に初心者本に」
ということに気が付いてしまいました。
「結果、難解だったのはこの省略と手抜き教習のせい」だったのです。
皆さまには、そういう回り道をしてほしくないと思い、エラそうなことを書いてしまいました。
ほんとうに、すみません・・・・。
※市販の初心者本や(おそらくVBA教室も)の多くは、「オブジェクト変数」のことや「オブジェクト変数へのオブジェクト式の代入」のことをほとんど、詳しくやりません。
どっちかって言うと、「どーでもいい」「With」のことは結構、「便利!」と言って解説しています。
確かに「便利な場面も無いではない」のですが、オブジェクト変数ほどでは到底、ありません・・・。
それも初心者の方々が「簡単に挫折させられてしまう」「諸悪の根源」「VBA教育業界の悪習」の「ひとつ」です。
オブジェクト変数を使わなくなってしまうからです。
最初のうちは、「ムダ」で「冗長」なくらい、オブジェクト変数を使わないと「学習」が進まないのに・・・。
先に、「With」ばっかり使っていて「オブジェクト変数を使わないでいる」と、
オブジェクト変数のことはもちろん、そのほかに、
「For Each 文」のことも理解しづらいし、
そもそもコード全体が「読みづらい」し、
また、「最も悪いこと」として、
「関数化」「汎用化」しづらい、=メンテをしづらい、
そういうプログラムを量産することになり、
「100%」、「まったく成長・上達できません」。
※「With」ばっかり使う人は、多分それに慣れ過ぎていて、「オブジェクト変数を使うコードのほうが読みにくくなる」のだと思います。
悪習、悪癖、だと思います。自分が慣れているからと、それを初心者の人たちにゴリ押ししないでほしいです。
ほんと、何のメリットもありません。
「Withでオブジェクト式を省略すること」自体には、「メリットなんて基本的には・ほとんど無い」と言っても過言ではないですので。
Withなんか使ってしまうがために、
特に、「オブジェクト変数」を使わなくなる、
ひいては「関数化」しづらくなる、ということが「★大問題・致命的」で、
・もし「関数化」がある程度自由にできねば、
・VBAは「下の下」の腕のまま、「永遠に」、しかも「100%」、「上達できません」。
・あるいは、短期間に「100%」、「挫折します。」
・挫折街道、まっしぐら、となってしまいますです。
どうか、ご注意ください。
繰り返しになってしまいますが、大変失礼ながら、
「なぜ自分はVBAが上達しないのだろう?」と悩んでいらっしゃる方の100人が100人、
多分ですが、この「オブジェクト変数」のことをまったく理解できていなく、使用も活用もできていません。
「100人が100人」は言い過ぎかもしれませんが、かなりの人が「現実に」そうだと思います。
結果、(本メルマガでウザイほど繰り返し言っていますが)、「VBAの真のスタートライン」である、「値やオブジェクトを返す自作関数」を作れません。
特に、「オブジェクトを返す自作関数」が。
さらには「値やオブジェクトを返す自作関数」が作れないことが原因で、
オブジェクトブラウザが使えず、その利用意義もわからず、
当然ヘルプも読めません。
結果、市販書籍やWeb記事の「記述ミス」や「★抜けまくってる但し書き」を見抜くこともできません。
「バカな著者の言うこと(ウソに近い事とか)を、何年も信じ込まされる」羽目になります。
僕自身がそうでした。
プロパティは「属性・性質のこと」とか。その最たるものです。
それしか言わない。
現実には違うのに。
なので、最終的に、せいぜいWebサンプルをコピペすることしかできず、でも少し書き換えただけでエラーになってしまいます。
もちろん自分でデバッグ(エラーつぶし)なんてできません。
当然、Q&Aサイトで質問したところで、回答者の回答も理解できません。
よく「Web検索すればExcelVBAのことなんて全部出てくる」と言われますが、
実は、それの「出てきたもの」が、「あー、はいはい」とか「なるほど・そっか」とすすす~っと「理解できる」のは、
「値やオブジェクトを返す自作関数」が
「自由に作れる人」
「だけ」
なんです。
そこを「騙されないようにする」ことは非常に、重要、です。
そのためにも、「値やオブジェクトを返す自作関数」の学習が欠かせません。
※なお、「オブジェクト」には「オブジェクトモデル=階層構造」というものがあり、例えば市販書籍では、これを「省略する」「オブジェクト式の書きかた」ばかり教えています。
ですので、初心者の方々はそれを読むことで、「まちがいなく挫折」してしまいます。
例えば、Application、や Item、などが本当によく省略されます。(マジでひどい状況です。)
が、特に、「ItemプロパティとItemメソッド」の「省略記述」が致命的です。★★★
理由は、特にオブジェクトブラウザが「ItemプロパティとItemメソッドを省略しない前提」で書かれているからです。
といいますか、どの単語も「省略しない前提」で書かれています。
もちろんヘルプでは、サンプルプログラムで「Item」が省略されていますし、その他のプロパティなども省略されることもありますが、
でも、サンプル以外の細かい説明の部分では「省略ありき」の説明にはなっていません。
(もちろん多くの箇所に「省略できます」とは書かれていますが、省略を大推奨しているわけではなく、
「最初の最初・・・、の段階」「サンプル以外の細かい説明の部分」としては、省略しないことを前提に書かれています。)
「省略を大推奨する前提」で書かれてはいないのです。
なので、「省略してばっかりの記述方法」を教える「市販書籍」で勉強した場合、絶対に上達しない、どころか、簡単に、挫折します。
結果、「オブジェクトの階層構造」を、まったく、理解できません。
そんなこんなで、「省略記述」をすると、結局、ヘルプもオブジェクトブラウザも、永遠に、「読めません。」
結果、Webの情報も理解できず、コピペすることしかできません。
また、コピペしてもちょっと書き変えただけでエラーだらけになって動きません。
なので、自動的に「上達するわけがなく、挫折するに決まってる」というレールの上を転げ落とされてしまいます。
そもそも、「省略」とは、「ちゃんと理屈がわかっている人がやること」であって、
何の理屈もわかってない人がやるのは「単なる手抜き」です。
それを多くの市販書籍に教えられてしまうのですから、初心者の方々は本当にかわいそうだと思います。
私自身も過去にはそうでしたから、自分で自分がかわいそうになっていました。
「手抜きする方法」ばっかり教わってしまっているので、ヘルプなど、読めるはずがない・・・・、ですし、
そして、すぐに挫折する、というお決まりのパターンに陥らされてしまいます。
初心者の方々・生徒さんは何も悪いことしてないのに。
ひどいと、お金を払って習いに行っても、そうさせられてしまいます。
「階層構造?ヘルプ?オブジェクトブラウザ?、そんなの難しいからあとでいいよ!」、と煙にまかれてしまい・・・。
優秀な講師の方は、「初心者にだからこそ分かりやすく説明する準備」をしておられ、
「階層構造?ヘルプ?オブジェクトブラウザ?、そんなの難しいからあとでいいよ!」
などとは「絶対に」逃げません。
「階層構造!?そう!!それこそが一番重要なの!それ聞いてくれてすっごくうれしい!!今すぐやろ!!」
と逃げないのが優秀な先生・講師です。
ちなみに、「挫折」がもっとも多いタイミングは・・・、
いくつかの初心者本を終えたあとです。
「で?私の作りたいものはどんな技を使ってどう作ったらいいの?」
「私のやりたいことは、どんな技を使ってどうやったらできるの?」
と感じても「次にやるべきこと」が何も示されておらず、ポイっと、「結局何もできない状況」に放り出されることです。
大抵の人は、そこか、「エラーがたくさん出てしまい」そして、
「自力で解決できない」「Q&Aサイトで聞いてもわからない」というところで「挫折」してしまいます。
初心者本の多くは、「エラー解決方法はまるでお教えしません」から・・・。
「変数なんか全部Variant型でいい」といった「ウソを教える本」もあり、本当に残念ながら そのような始末で・・・。
( 変数を全部Variant型にしてしまったら、「超重要」な、「値やオブジェクトを返す自作関数」がまるで作れなくなってしまいます。)
というわけで、「初心者本を数冊か終えたタイミング」が最も挫折が多いと思います。
そういう状況が、Excelが出て、20年も前から、今も放置され続けているのだと思います。
でなければ、今のVBAの「書籍たち」が、「あんな内容のまま」なはずがないのです。
オブジェクトモデルの階層構造の一覧表が出てこなければ「おかしい」のです。
Excel97時代の本には描いてあります。
たまたま買った本にはしっかり載ってました。
説明不足ではありますが、
「オブジェクト式はこの図の通りに書けばいい」とも書いてあります。
今はそんな教え方をする書籍は、一冊もありません。
「階層になっています」
「すこしそれをイメージすることも重要です」
で「おわり」です。
なぜ重要かの理由を書きません。
どんどん、「目先だけの、薄い、教え方になっている」、と、思います。
これでは子供たちの未来は暗いです。
プログラミング教育?
苦笑しか出ません。
Excelはゲームも作れるわけですから、
また、ゲームでなくてもセルの色が変わったり、シェイプが動かせたり、
文字をキャラに見立てて動かすこともできますし、
色んな面白い「動き」をさせられます。
そして、ちゃんと、ループや条件分岐、変数も扱えるわけですので、
「充分、初級プログラミング教育にも使えます。」
なのに教え方はいいかげん。
20年も前から、いつまでたっても改善されることなく・・・。
そんな風で本当に良いのでしょうか?
子供たちの未来のためにも、オブジェクトやその階層などを、しっかり、ド素人にも・ド素人向けにこそ、ちゃんと説明できる先生が増えてくれることを望みます。
これまで読んできた書籍やWebサイトを振り返ると、「ExcelVBAのレジェンドさんだから、教え方も素晴らしい、というわけではまったくない」という感じです。
多分当たってます。
(一応Accessの市販書籍はある程度読んだものもさらっと流したもの、VBA以外のモノ、800ページくらいの訳本、買ってないモノも含めて多分100冊近く、Excelはムダ買いは少ないですがVBAのモノだけで立ち読みや買う必要のないレジェンドモノなど、買ってないものを含めて30冊近く、は読んでると思います。ExcelVBAの本は目次見れば、少なくとも「自分にとってや誰かにおススメするのに」、いい本かダメな本かわかるようになりました。Kindle版は目次がないので嫌ですね。自費出版レベル?の数百円のモノは、その数百円を何回もドブに捨ててます。)
特にオブジェクトの解説においては、「うわ、手抜き」とか、こんな低レベルな僕でさえ首をかしげたくなるような記述がちょいちょいあります。
実際のセミナーとかではどうなのかわかりませんけど・・・。
ただ、書籍やWebでの記述ではそうだと思います。
「名選手、名監督にあらず」というのとすっごく似ています。
メルマガのほうには書き忘れてしまいましたが、頭脳明晰で柔軟な現役の「新しい思考回路の初級講師の皆さま」に、とても期待しています。
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今回は以上です。
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