● 就活生の方・お子様へ:坂本光司先生・松下幸之助先生・ドラッカー先生の経営学が他の人たちよりも圧倒的に別次元に優れている理由(先にこの3人を読んでおかないと他の人のを読んだときに誤解してしまう確率が高まる理由)

日本人なら、このお3方の本は、本当は、学校の授業でやるべきです。
でないと、ホンモノの永い繁栄が見込めなくなってしまいます。
(特に、お金やお仕事・お客様に対する一定の考えを持っていないと、腐った政治家や腐った有権者にいいように騙される確率があがってしまうので・・・。その意味でも永い繁栄が見込めなくなってしまいます。)

★ 一番大きな理由

一番おおきな理由は、坂本光司先生・松下幸之助先生・ドラッカー先生の3人は、「経営スタート」ではなく「人々や従業員の幸せスタート」だからです。

「幸せとは何か?」という視点を捨てずに経営学を語ってくれているからです。

★ 3人の経営学を読まなければならない理由(その2)

3人とも、経営学なのにもかかわらず、「お金、売上、利益、効率、欲、人間、人格、幸せ、人生、哲学、良心、悪、善、夢、全てが繋がっていて、どれも切り離せない」、ということを教えてくれます。

そして、会社だけでなく、その他のコミュニティ、家族、恋人同士、という単位のグループ・組織にも役に立ちます。

ドラッカー先生などは自分の本当は哲学書ではなく実践のための書だ、と言っていた気がするのですが、でもすごく哲学的です。

そして3人とも、哲学者の書くものに抜けている「お金のこと」「お金の役割・位置づけなど」について書いてくれているので、「より現実に則した哲学的なお話」もしてくれている気がします。

その意味で、「お仕事のこと」や「自分がホンモノになるには?・本当の幸せを掴むには?」ということを教えてくれます。

それが他の人の経営学と、圧倒的に次元が違うところです。

それ以外の人たちの経営学は、「お金、売上、利益、効率、欲、人間、人格、幸せ、人生、哲学、良心、悪、善、夢、」のうちのどれか(どこか)を一部・あるいは大幅に切り離して・あるいは、カットして考えているので、注意しないと理解を間違えやすいし、ニセモノになる可能性も低くありません。

でも、3人の経営学にはそれがありません。

(多いのが、「”幸せは人それぞれ”とあやふやにする・・・」とか、ひどいと「幸せ?知るか!利益さえあがりゃあいいんだよ。利益が上がればなんでもできるんだから。」という ”ニセ悪臭うんち” みたいな経営学なのですが、まあ確かにそうはそうなんですけど、でも例えば坂本先生の場合は、明確に「人間の究極の幸せ」のことについて書いてくれていたり、松下幸之助先生も、「人の欲(ウラを返せば人の幸せ)」について悩んでいるかような文章がみうけられます。そして、重要なのは、そのうえでの「経営学」なのです。「幸せ」を簡単には切り離して考えない「経営学」なのです。)

もう少し言うと、一般的な哲学書や自己啓発本は「正しいお金の考え方」や「そもそもお金についてのこと丸ごと」のことが抜けて落ちている本が多いので「この世では実践しにくい」ですし、逆に、経営の本には、良心や人格や哲学や、これまた「正しいお金の考え方」のこと、従業員を大切にすることの意味、が抜け落ちている本があきれるくらい多いです。こちらは実践できますが、実践しても、ニセモノの道を進む羽目になる確率が高いです。
経営の本は、音楽で言うと、「テクニックばかりで表現やこころについて全く書いてない」という本が多い、という感じです。

3人の経営学にはそれがありません。
その(他の本では)抜け落ちているところをちゃんと、「1つの考え方」として埋めてくれています。

だから学ぶ価値が高いのだと思います。