● システム丸ごとのバックアップで、例えばちょっと古いですけど「EaseUS Todo Backup(バージョン9の場合)」をより安全に使う方法~Agent.exeという怪しげなプロセスを止めたり動かしたりする方法
※間違ってたらすみません。
※メモ書きなので、自分でも意味不明な箇所も多いです。ごめんなさい。
目次
★ はじめに
★ Cドライブにインストールせず、緊急Bootディスクを使う方法
★ Cドライブにインストールして使う方法
★ 使いたい時だけ、Cドライブにインストールして、使い終わったらアンインストールする方法
★ バッチファイルの中身とショートカットの作成
★ ご注意
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HDDを丸ごとバックアップするソフトに「EaseUS Todo Backup」があります。
このソフトを使うと、バックアップした(1個の大きな)イメージファイルから、個々のフォルダやファイルも取り出せるので結構便利です。
でも、「EASEUS Agent(Agent.exe)」という怪しげなサービス(画面には表示されないけど裏方で勝手に動くソフト)が一緒にインストールされてしまいます。このソフトは外部から何かしようとする感じらしく、ちょっと気味が悪いです(さすが中国製のソフト。。。でも、気持ち悪いながら、結構便利なのでついつい使ってしまいます)。
ところが、(バージョンによって違うのかもしれませんが)、ウチの「EaseUS Todo Backup」(9.2.0.2)の場合はこの怪しげな裏方ソフトを止めてしまうと、「EaseUS Todo Backup」そのものが起動できなくなってしまいます。
下図のように、スプラッシュ画面までは出るんですが、そのあとエラーになってしまいます。
なので、ここでは、「EaseUS Todo Backup」をより安全に使う方法をご紹介したいと思います。
なお、「EASEUS Agent(Agent.exe)」はESETセキュリティではウィルス判定はなされません。でも、Tempファイルがウィルス判定される場合があります。
トロイ系の警告が出るセキュリティソフトもあるようですので、「EASEUS Agent(Agent.exe)」が動いていても心配のない方法をご紹介したいと思います。
方法は大きくは2つあります。
1つ目は、Cドライブにインストールせず、緊急Bootディスクを使う方法です。
2つ目は、Cドライブにインストールして起動させて使う方法です。
★ Cドライブにインストールせず、緊急Bootディスクを使う方法
この場合、バックアップイメージから個々のファイルやフォルダを取り出すことはできませんが、HDDを丸ごとのバックアップやリストア、一部のファイル救済等々はできます。
この方法では、おおまかには以下のような流れでHDDのバックアップとリストアを行います。
(01)いったん「EaseUS Todo Backup」をCドライブにインストール
(02)緊急Bootディスクを作る
(03)「EaseUS Todo Backup」をアンインストール
(04)LANケーブルを抜く(無線LANもつながらない状況にする)
(05)緊急Bootディスクでパソコンを起動して、
HDDを丸ごとバックアップ・リストアします。
(緊急Bootディスクは外付けUSBHDDも認識できるので)
この方法の場合、(03)の時点で「EASEUS Agent(Agent.exe)」も削除されるので、Cドライブでパソコンを起動したときにも悪影響はありません。パソコンをCDから起動すればアップデートもされないし(Cドライブから起動しても同様だし)、LANもつながないので、データが流出する心配もありません。
ただ、前述したとおり、バックアップイメージから個々のファイルやフォルダを取り出すことはできなくなります。
また、BootDiskを作成したマシンとほぼ同じCPUやBIOS(又はUEFI)なら、その緊急Bootディスクが流用できることが多いですが、たまに、他のマシンで使えない場合があります。そうなるまえに、必ず、流用ディスクで起動できるかどうかを事前チェックしておきます。
できないなら、そのマシン上で前述の(01)と(02)をやります。
また、LANケーブルを抜くのは、「EASEUS Agent(Agent.exe)」が万が一起動していてもデータが外部流出しないようにするためです。
なお、バックアップイメージから個々のファイルやフォルダを取り出したいときは、次項の方法で行います。
この方法は、Cドライブにインストールして、「EaseUS Todo Backup」を使いたいときだけ、「EASEUS Agent(Agent.exe)」を起動させて使う方法です。
バックアップイメージから個々のファイルやフォルダを取り出したいときは、この方法を使います。僕はこの方法を取ってます。
普段は「EASEUS Agent(Agent.exe)」が何か悪さをしないように切っておきます。
「EASEUS Agent(Agent.exe)」のONとOFFはバッチファイルでやります。
なお、バージョン9.2.0.2以降で、インスチール時に「勝手に同時にインストールされるサービスなど」が、「EASEUS Agent(Agent.exe)」以外にもあった場合は(自動アップデートなどで勝手に増えた場合は)、ここでの処理と同様の処理を、バッチファイル内でそのぶんだけ増やしてください。
ちなみに、僕のバージョン9.2.0.2では、
「EASEUS Agent(Agent.exe)」を起動してしばらくすると、
「TodoBackupService.exe」っていうプロセスも勝手に動き出します。
なので、「EASEUS Agent(Agent.exe)」をOFFにする際は、
「EASEUS Agent(Agent.exe)」と
「TodoBackupService.exe」の
2つともを止めて、
ONにする際は、
「EASEUS Agent(Agent.exe)」だけを再開させます。
では以降、そのおおまかな流れです。
(01)「EaseUS Todo Backup」を普通にインストール
(02)「EASEUS Agent(Agent.exe)」と「TodoBackupService.exe」の2つともを止めるバッチファイルの作成(「StopEASEUSAgent.bat」と名付けます)。
及びそのショートカットアイコンの作成(管理者として実行をしやすくするために)。
ここでは、パソコンを再起動しても「EASEUS Agent(Agent.exe)」が立ち上がってこないようにします。「EASEUS Agent(Agent.exe)」さえ立ち上がらなければ「TodoBackupService.exe」も立ち上がりません。
(03)「EASEUS Agent(Agent.exe)」だけを再開させるバッチファイルの作成(「StartEASEUSAgent.bat」と名付けます)。
及びそのショートカットアイコンの作成。
(04)「StopEASEUSAgent.bat」を管理者として実行して、平素はそのままにます。これでパソコンを再起動しても「EASEUS Agent(Agent.exe)」と「TodoBackupService.exe」の2つともが立ち上がらないようになります。
で、「EaseUS Todo Backup」を起動したいときになったら以下の処理。
(05)念のためにLANケーブルを抜く、あるいは無線LANを遮断します。
(06)「StartEASEUSAgent.bat」を管理者として実行し、「EASEUS Agent(Agent.exe)」だけを再開させます。数秒後に自動的に「TodoBackupService.exe」が起動します。
(07)「EaseUS Todo Backup」を起動します。
(08)バックアップやリストア作業をしたり、バックアップイメージから必要に応じてファイルやフォルダを取り出します。
(09)終わったら、再度、「StopEASEUSAgent.bat」を管理者として実行して、平素はそのままにます。
あとは、、「EaseUS Todo Backup」を起動したいときに、(05)~(09)の繰り返しです。
★ 使いたい時だけ、Cドライブにインストールして、使い終わったらアンインストールする方法
「EaseUS Todo Backup」をめったに使わないから、という場合なら、使いたい時だけ、Cドライブにインストールして、使い終わったらアンインストールする、という方法でも良いと思います。
使いたいときだけ、LANケーブルを抜いて(あるいは無線を切って)、ネットから遮断します。
用事が済んでアンインストールすれば、「EASEUS Agent(Agent.exe)」も「TodoBackupService.exe」も両方ともが消えますので、パソコンを再起動しても何も立ち上がってきませんから安全です。
(a)「StopEASEUSAgent.bat」の内容
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' ' rem 「EASEUS Agent」サービスの停止 sc stop "EASEUS Agent" rem 「EASEUS Agent」サービスを「無効」設定にする。手動だと停止させてもすぐに復活してしまうので。 sc config "EASEUS Agent" start= disabled rem 「EASEUS Agent」サービスによって起動される「TodoBackupService.exe」を停止 taskkill /im TodoBackupService.exe /f ' ' |
(b)「09StartEASEUSAgent.bat」の内容
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' ' rem 「EASEUS Agent」サービスを「自動」設定にする。 sc config "EASEUS Agent" start=auto rem 「EASEUS Agent」サービスを開始させる。「TodoBackupService.exe」はこのあと自動的に開始されます。 sc start "EASEUS Agent" ' ' |
(c)2つのバッチファイルのショートカットの作成
常に管理者として実行をさせるために、それをしやすくするために、バッチファイルのショートカットを作って、それをデスクトップやタスクバーの自作ツールバーなどに置きます。
ショートカットを作ったら、それを右クリックして「プロパティ」を押します。
「詳細設定」ボタンを押して、「管理者として実行」にチェックをいれて「OK」「OK」します。
これで常に管理者として実行でき、バッチファイルの内容が有効になります。
★ ご注意
「EaseUS Todo Backup」のバージョンアップを重ねるたびに、裏方で動く怪しげなソフトが増えたり、挙動が変化したリする恐れがあります。
なので、不要なら特にバージョンアップしなくてもいいとは思います。
バージョンアップを重ねるなら、そのあたり、裏方でうごくソフトの増減や挙動をよく観察して、バッチアフィルを作り直してください。
ここでは追加のご紹介をしないので、自己責任でお願い致します。
難しそうなら、「EaseUS Todo Backup」の使用自体をやめてください。
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