● 「電子ドラムは使ってはいけない・買ってはいけない」、は本当でしょうか?5年とか10年とか電子ドラムを「使い続けた」ことが無い人の意見は軽はずみに信用しないようにご注意ください。

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購入時の簡易的な注意事項や機種のご紹介のPDFです。練習方法度が書いてなくて詳しくないですけど、大雑把な概要を知る目的で、もしよかったらご覧になってみて下さい。(右クリックして「対象をファイルに保存」でダウンロードできます。)
https://euc-access-excel-db.com/00000WPIMG/electric-drums-easy01-web.pdf

内容
(01)デメリットや落とし穴的なこと・注意事項 2
(02)メリット 3
(03)購入店とおすすめメーカーについて 3
(04)価格のチェックなどについて 4
(05)買う時のその他の注意事項 4
(06)ヤマハとローランドの違いについて 4
(07)中古を買う場合、譲り受ける場合の注意 4
(08)「目標の習熟度」と「電子ドラムのランク」についての事例 (詳しくは各種楽器店の店員さんまで) 5

====== ★ 以下本文です =========

※途中、ヒステリックです。本当にごめんなさい!!!

結論から言うと、電子ドラムは、「手だけでドラムをたたく人」「手の動きにしか関心が無い人」には全く役に立たないかもしれません。

ドラムを「ダンスの延長」と考えて、
譜面を渡されたとき、「君ならこの譜面を椅子の上でどう踊る?」「この譜面にどう振りをつける?」ととらえ、
首は?アゴは?どう位置する?
体幹はどうするか?
下半身は?
座骨は?股関節やももはどう動かす?
足首は?
足はどのくらいのアタックで?
腕やひじや手はどう動かす?
優雅に行く?
体幹でウラを強調しながら行く?
激しくいく?
ポンピングする?
ジャンビングする?
ローリングする?
サークルモーション?
アップダウン?ダウンアップ?
ライトレフト?
ゴーバック?
ストップアンドゴー?
プットオン?
ゴーストモーションはアップダウン?それともライトレフト
そもそもどこでゴーストモーションする?左足?体幹?おケツ?尾てい骨?股関節?腰のウラ?それともそれら全部?一部?
和的に椅子の上で踊るってどういう動作?しぐさ?
ファンキーに、あるいは、HIP・HOP的に椅子の上で踊るってどういう動作?しぐさ?
ロックで野獣な感じで椅子の上で踊るってどういう動作?しぐさ?
ロックで無骨な感じで椅子の上で踊るってどういう動作?しぐさ?
かわいらしく、やさしく、女性の髪をなでるように、両腕で抱くように、包み込むように椅子の上で踊るってどういう動作?しぐさ?
それらはどういう叩き方?
叩くの?
置くの?
なぜるの?
弾くの?
引くの?
そういったことを考えない人には、無駄で役に立たないものだと思います。
(僕は、譜面自体が読めませんが(^^))

僕もそういう人には、絶対に購入をおすすめしません。

でも、そうじゃないなら・・・、『 正直「高額」だから、「安易には」飛びついてはいけないけど、でも「買ってはいけない」、までは言い過ぎですね。役に立つように工夫して使えば、生ドラムでの練習の前までの詰め・ポイントや練習テーマの洗い出し・リハにすごく役に立つものです。」・・・とお伝えします。

「買ってはいけない」と書いているサイトにもあるとおり、騒音や振動、高額、等々のデメリットもありますので、もちろん無計画な安易な購入はもちろんすすめませんが、でも、そういうことがクリアできていて、かつ、毎日練習できる十分な時間と、あとやる気があるなら、電子ドラムが無い場合よりも、はるかに上達が早くなる傾向には絶対にあります。

もちろん、電子ドラムでは、繊細なタッチまでは練習できません。
やり方によっては、かえって下手になる、という理屈もわかります。

特にJAZZや演歌、シャンソン、その他、繊細な表現を求められる音楽は、そういう意味からすれば、たしかに、だめかもしれません。(僕はJAZZならそうは思わないけど)

電子ドラムは生ドラムを超えられない。

それも賛成です。それはそう思います。

デジタルがアナログを超えられることは絶対にありません。

でも電子ドラムは役に立たないもの、では絶対にありません。

特にアマチュアにとっては。

たとえば、電子ドラムと生ドラムの行き来も、慣れてしまえば、電子ドラムの悪いところを良く知り、でも、生ドラムを空想して、体を動かすようにできるようにはなります。

もちろん、生と同じようにはできないので、「脳内補間」したり、「フィジカル補間」したりしなければならないのですが・・・。

ただ、生ドラムと電子ドラムを行き来して、演奏するときのタッチや何かが変わったからといって、筋肉の柔らかさがおかしくなるとか、脱力がおかしくなるとか、そういうことを言っている間は、それは、すでにその時点で「筋肉がもともとやわらかくないだけ」「脱力の経験の幅が狭いだけ」だとも思うのです。

つまり、単なる練習不足です。

生意気言ってすみませんが・・・。

電子ドラムも10年くらい扱ってれば、いろいろと慣れてくると思います。

買っていもいない人、5年以上扱ったことのない人、ショップの店頭でしか触ったことが無い人、の触っただけの「ショボい感想」が、Webにはあふれていると思います。

せめて10年くらい使ってからWeb記事を書いてほしいです。
10年使っても居ない人に、ダメだなんて言われたくない。

と電子ドラムは思っていると思います。

僕も5年くらいしか練習に使ってないから偉そうなことは言えないんですけど・・・。

もちろん、機種もランクもいろいろあって、かえって下手になってしまうと心配するかもしれません。

でも、ドラムは「手だけで叩くものでなく」「椅子の上で踊るものだと思うので」「いろんな踊り方の練習」には電子ドラムは、本当に役に立ちます。

体幹や腰でウラで感じながら基本ビートをたたく練習とか、ステージングとして頭を振りながら叩く練習とか、大きく満ち引きしながら細かく分割して練習とか、女性の髪をなでるようにふわっと触って(叩いて)みる練習とか、一番ラクで大きく振れる角度やスウィートスポットを探す練習とか、シングルペダルでキックの3連打以上を入れながら上半身や腕の力を徐々に抜いて叩く練習や、小節マタギにキックの3連打を入れて2発目とクラッシュを合わせる練習とか、首の位置やアゴの状態・尾てい骨や背骨の位置を確認しながら・意識しない場合と何が変わるのかを確認しながら叩くとか、電子ドラムを利用してやれる練習は山ほどあります。

音質・音量が正確じゃなくても、そこは脳内補間しながら、体全体や各パーツの動きは練習・確認できます。そして、生ドラム練習をする直前に仮説を立てることにも有効です。「こうやったら生でいい感じになるんじゃないか?」とか。

もし生ドラムのようにちゃんとした音が出なかったとしても、体内に浮遊感とラクさがあれば、あとは打点のズレがなければ、とりあえず練習にはなります。
体内がどんな感じなのか、あえて自分で意識するのも、確認するのも、電子ドラムならやりやすいです。

特に、ゆっくりやさしく、体内を確認しながらプレイする(練習する)のはすごく効果があります。

ゆっくりやさしくやれると、なぜか、激しくて大きな太い音も出しやすくなってきます。

また、パターンを覚えるだけの練習の場合、ゆっくりやるほうが、好きなテンポでやるよりも倍難しいと感じたことはありませんか?それも上達にすごく役立ちます。安易に好きなテンポにせずに、ゆっくりでやる。

そのとき、自分の体内の状態、例えば関節や筋肉などの体内のリラックス具合と、体内の浮遊感を確認しながら、電子ドラムでゆっくりやさしくやったり、あるいは、あえて体幹を使いながら 小さく高速にやったり、という練習は、生ドラムで練習する場合にも通ずるし、生ドラムでの練習前のポイントや練習テーマの洗い出しとしても、すごくためになります。

メトロノームをウラに聞く練習だってできるし、ハイハットの8分のウラ踏みの練習だってできます。

こういう練習は初心者の人はできない?

難しい?

いいえ、初心者だからこそ、やったり、知ったりしておかなければならない練習です。

そして、初心者でも、できる、練習です。

もちろん、単純にシングルストロークを練習するにも役立ちますし、キックの踏み方の基礎の練習だってできます。

初心者の方にだってできるのです。

電子ドラムで。

物理的に生のドラムに触れない時間に。

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0028S9E3Q/rockintiger0a-22/ref=nosim/ みたいなセットを持ち出しての、「こういった ヘッドフォンのないただのトレーニングパッドのほうがタッチが分かってマシ」という意見も違うと思います。電子ドラムでだって、ヘッドフォンをはずせば、そういった音の出ないパキパキ音だけのトレーニングパッドに早がわりします。ヘッドフォンをはずすだけで、「ヘッドフォンのないただのトレーニングパッドのほうがタッチが分かってマシ」な状態に0.5秒でなります。
ついでに、いうと、ヘッドフォンをはずしつつ首から下げ、ヘッドフォンから少し漏れる音を「パキ・パキ・トコトコ」音の「サスティンがわり」にする、という方法もあります。首から下げたヘッドフォンから少し漏れる音を音量を小さく、でもパキパキ音をメインにそれに少し溶け込む程度にまで抑えつつ上げて、ちょうどいい塩梅に調節すると、その小さな小さなサスティンが音のイメージをふくらましてくれて、意外と、これも使えます。
「パキ」「パコ」「トコ」のあとに少しだけ、電子ドラムのサスティン音が漏れるように調整します。
ハイハット、スネア、タム、ライドののサスティンが少し聞こえるだけで、強弱のイメージも持ちやすいです。かつ、「パキ」音で正確な打点の位置も確認できます。
体内の状態も、把握しやすくなる場合もあると思います。

「白井式」とかいうものと比較して、恐らくですけど、「絶対に勝てはしない」ものの、意外と、少し近づけるんじゃないかと思います。

「上級者以外、電子ドラムを買ってはいけない」、というのも、電子ドラムを5年以上継続して使ってない人、電子ドラムを生ドラムの練習に役立てた経験が無い人しか言わないと思います。

つまらないことしか言わないから、例えばfuyuさんや沼澤さんのようなドラマーが日本人ドラマーに異常に少ないのだと思います。抒情派ドラマーさんも大好きなので別に多くなくてもいいけど、でも少なすぎます。(フェスで見たfuyuさんの久保田さんのバック、シアターブルックの沼澤さん、死ぬほどカッコよかった!!音超きれい!で弾けてる!!)

ピート・レイ・ビギンさんやBilly Kilsonさん、Johnathan Blake さんのようなドラマーもほとんど育ちません。こちらも別に多くなくてもいいけど、少なすぎます。

歌詞が日本語だから・その他、ということもあるのかもしれませんが・・・。

って僕のようなゴミドラマーが偉そうに言ってはいけないと思うのですが・・・。
(ここで挙げたみなさん、電子ドラムなんて使ってないでしょうし)

でも、それにしても・・・、ってよく思うのです。

抒情的で素晴らしいドラマーさん、メロコアなどで素晴らしいドラマーさん、日本にも素晴らしいドラマーさん、すっごいいっぱいいます。

でも特に、特に、ファンクやJAZZの分野で、海外ドラマーさんのような、ダイナミックで、ハネてて、ウラを感じさせてくれて、伝統的な奏法なのにすっごく違うく聴こえて、僕のようなド素人にもわかって、ワクワク・ドキドキさせてくれるような、そういうドラマーさんが異常に少ないのはなんで?

いえ、日本のJAZZドラマーさんたちをけなしているのではありません。

日本のJAZZドラマーさんたちだって、もちろん、めちゃくちゃうまくて感情もこもってて素晴らしい演奏です。過去には地元で活動するベテランドラマーさんで「ああ、この人のドラムは”サムライ”的だなあ。質実剛健だなあ。一本気で男らしい感じがする・・・」という和的・武士的な感じの方もいらっしゃいました。

なんですけど、でも、海外のドラマーさんと比べると「なんとなく規格内」な感じのプレイの人しか居ないのはなんで?

正直に話すけど、日本人でお若い方々で「規格外」のJAZZドラマーさんなんて見たことないよ。
海外には結構いらっしゃるのに。

という気にしかならないのはなんで?

もちろん僕がJAZZを理解できないだけなのもあると思いますが、でも、そのほかに、つまらんことばっかり、教える側が言っているからじゃないか?と最近思います。

渡辺貞夫さんが毎年のツアーで連れてきてくれる海外のドラマーさんたちと、あきらかに躍動感とかいろいろ、感情面も、国内ドラマーさんは、違うもん。

僕はJAZZドラムは、こっちのドラムプレイのほうが、あっちのドラムプレイよりも、いい。
ドキドキする。ワクワクする。え?何今の音!うわ!好き!!!野生!かわいい!来る!ということくらいしかわかりません。細かいことは全然わかりません。

でもそういうプレイが、全員海外ドラマーさんなのはなんで?
日本人ドラマーさんが上位には一人もいません。
それはなんで?
生ドラムでばっかり練習してれば、JAZZにもfuyuさんのような海外ドラマーとそん色ない人がもっとたくさん出てもおかしくないと思うんですけど・・・。

ジェフポーカロ先生のロザーナ・シャッフルにしたって、Youtubeにコピー動画がいっぱい上がっていますが、ポーカロ先生のように体全体でサークルモーションというか、例のキックのフレーズ・流れをワンサイクルとして ベースに持ち、大きくゆったりワンで沈み、「横揺れ」「満ち引き」「回し」して、そのうえで腕や手でゴーストノートを優雅に自由にコントロールしている動画は数えるほどしかありません。
日本人の動画は壊滅状態です。
海外の人の動画にもあまりありません。

手のパターンだけコピーできればそれで終わり、みたいな、体幹や下半身、感情部分はどうでもええんかい!?的な動画ばっかりです。

だからロザーナ・シャッフルをやらせると、感情のことを考えるドラマーかそうじゃないか一発でわかるので本当に怖いフレーズです。

あのビデオにしたって、手の動きよりも体幹や下半身、アタマ、肩、首の動きのほうが大切なのに。

といいつつ、僕も大してうまくはできないんですけど(^^)

でも、プレイしていない、サークルしながらカウントだけしてる、あの土台としての体幹の動きこそ、ポーカロ先生のコピーしないといけない部分です。

そこまでコピーする必要があるかどうかはわかりませんが、でもそれもできれば、その体幹の動きをベースにできる方法も得られれば、一般的なハーフタイム・シャッフルのゴーストノートのテクニックとあわせ、もっと、ロザーナ・シャッフルが優雅になったり、川のように流れるようになったり、激しいところは自由に激しく、感情を込め、楽しくなったりするはずです。

ポーカロ先生と違う、自分のロザーナ・シャッフルができるはずです。

それを「電子ドラムは初心者はダメとか、買うなとか、せせこましいつまらんことばっかり、言って、どう使ったら生ドラムの役に立つかを教えないから」、ピート・レイ・ビギンさんとか、Billy Kilsonさんとか、、Johnathan Blake さんとか、ああいったドラマーさん達が育たないんだと思います。

電子ドラムだって、腰、背骨、股関節、体幹、首、などを使って、感情を込める動きを練習することはできるのです。初心者の方でもできます。

電子ドラムだろうが生ドラムだろうが、音聴いて感動したリ、方法を考えたりしない人がうまくなるわけありません。

話が逸れてしまってすみません。

元に戻します。

電子ドラムは、特に、ハードな音楽や、POPSには有効だと思います。使い方をきちんとすれば、JAZZにだって、邪魔じゃないと思います。

「下手になる」、とばっかり言う人は、「下手になる練習の方法しか、頭の中にイメージせず、うまくなるような活用の仕方を考えようとしない」だけです。

食わず嫌い、なことが多いと思います。

パソコンは不良・バグ・セキュリティホールだらけのどうしようもない製品ですが、だからといって、全部がダメなわけじゃありません。使えるように使えば、役に立つように考えて使えば、十分使えるものです。

「能力のないもの・劣るもの」でも「生かせる」から、「人間」なんです。
人間にはそれができます。

完全な製品じゃないからと言って、ダメなところばかりをつつき、良い面を見ようとせず、「使えるように工夫しない」というのは、電子ドラムがだめなわけではなくて、自分の人間性が小さいだけ、自分の器が小さいだけ、だと思います。

そういう考え方のひとは、そういう演奏になります。

本当・ホンモノのビール好きは、好きだから、海外ビールや自家醸造ビール、以外にも、市販のビール、発泡酒だってけなさずにちゃんと楽しめるんです。楽しむ方法を知っているし、自ら探します。

好きだから。

きみ、ドラム好きか?

あなたはドラムが、

好き?

ドラムなら、生も電子も関係ない。

大好き!

何であっても(良さと違いを探して)叩いちゃう!

そういう愛情を生ドラムにも電子ドラムにも持ってくれたらな、と思います。

プロになりたいなら、確かに電子ドラムはダメなのかもしれませんが(僕はそうは思いませんけど)、プロになるわけじゃないし、でも音楽を楽しみたい。ドラムを楽しみたい。プロにはなれなくても、そこそこのレベルまでにはいきたい、個人練習のためのスタジオ代がたくさん無い、ぶっちゃけ・下手なままでもいいんだ・ドラムで体が動かせれば楽しいから・・・やめることだけはしない・・・、そういう方の強い味方になってくれるのが、電子ドラム、です。

スタジオの個人練習代がたくさん払えないアマチュアのことも少しは考えて欲しいと思います。

実際には(絶対とは言いませんが)、電子ドラムを持っている人のほうが、モチベーションも上がりやすいし、持っていない人の10~30倍は上達するスピードが速い・・・ことのほうが多いと思います。そういう傾向にあると思います。

そのような傾向になる理由は、「ドラムは手先や足先だけで叩く・演奏する楽器ではない」からです。

また、「ドラムは筋力で叩く・演奏する楽器ではなく、長さと重さと角度と体重移動で叩く・演奏する楽器、あと、最後には、魂、叫び、で演奏する楽器だ」からです。(と僕は勝手に思っています。)

「魂」や「叫び」は、楽器・道具 を選びません。

もちろん最後には、ご本人さまのやる気次第ですが・・・。

でも、例えば、同じだけしか生ドラムに触る時間とスタジオ代が無くて、同じだけしか自宅でのドラムの練習にあてられる時間が無い人を比較した場合、電子ドラムがある人とない人を比べたら、やっぱり、電子ドラムを持っている人のほうが上達が早いことのほうが、どちらかというと多いです。
7割はそうだと思います。
電子ドラムがあれば、電子ドラムを使ったほうが効率が良い練習と、まくらや雑誌、練習台、をたたいたほうが、効率が良くなる練習と、選択し分けることができるからです。

すごい人は、そういうこと分かってるはずなのに、僕よりも上手い人いっぱいいるのに、そういう人が、使い続けもせず、電子ドラムを否定する姿勢がわかりません。

音楽や人を愛していないのでしょうか?

僕はそんな人の演奏を、僕よりも百万倍上手いかもしれないけど、聴きたいとは思わない。

その人が、もし、スティーブ・ガッド先生よりも、演奏が良いとしても聴きたいとは思いません。

人間性・人格がダメな人の演奏がいくらよくても・すごくても、そんなもの聴いても、良い人との良い出会いは増えないし、幸せも近づいてこないからです。それは明白です。そういう音楽に集まるのも、似たような人たちだから。

もし演奏がスティーブ・ガッド先生のほうが劣っていても、人柄が素晴らしいガッド先生の演奏を聴けば、聴いた自分も、良い人との良い出会いは増えますし、幸せも近づいてきゃすいです。

スティーブガッド先生級の音楽と人柄をもつ超一流アーティストはきっと1000人を超えます。

それを聴くだけで忙しいのです。

何がかなしくて、好きこのんで、人柄の悪い人の演奏を聴くことに、わざわざ時間を割かないといけないのでしょう?

時間がもったいなさすぎます。

といいますか、電子ドラム買って、悩みながら頑張ってるアマチュアの方々の演奏聴くほうが、そこに時間を割くほうが、よっぽどか僕の人生のプラスになります。

ついでなので、もっとだらだら書くと・・・

美空ひばりさんのボーカルだけのトラックに、スネアを安易に入れられますか?

そんなの生でも安易にできませんよね?

でも、初心者でも、電子ドラムでも、ひばりさんがいいといえば、いい、というスネアがきっとあります。

それをやれる、初心者がいると思います。電子ドラムもあると思います。

無いとは断言できません。
そんな人が現れたら、すごく楽しいことですよね。

なら、教える側が謙虚になって、この人がそうかもしれない、と与えるほうが、「買ってはいけない」などとせせこましいことを言うよりも、数万倍、素晴らしいことになる、ワクワクする、と僕は考えます。

音楽は、理論ももちろんあると思いますが、最後は理屈じゃないと思います。

じゃなかったら、電子ドラム買わなかった人は、多くが、プロかレッスンプロか偉大なアーティストになってますよね?

でも実際には違います。

生ドラムを使ってもプロにも何にもなれない人はそれこそ腐るほどいるし、一時は電子ドラムを使っていたとしても、偉大なアーティストになる人はなるのです。

JAZZにしたって・・・、JAZZの場合は難易度の高いパターンが多いですが、まずもってパターンができないのに手足が動かないのに、音色も、タッチも感情もクソもありませんよね。
パターンをとりあえずできるようにするのに、電子ドラムは全く役に立ちませんか?
JAZZをやるなら、電子ドラムは買うな?
僕はそれは言い過ぎだと考えます。

電子ドラムでパターン覚えて、生ドラムで音色とかいろいろ試行錯誤すればいいのでは?
家には生ドラム置けないんですから。

JAZZコミックの「BLUE GIANT」のドラマー、玉田さんだって、買ったんじゃないですか?
電子ドラム。
短期間にすごいヤツらに追いつかなきゃならない。
自分の部屋では叩けない。
でも次のスタジオまで何もしないわけにはいかない。
でも、枕や雑誌叩きじゃ、あいつらに追いつけるわけねー。
電子ドラム買うしかねー!
と思って買って、実際、役に立ってるのではないでしょうか?

作り話ではありますが、でも、一応、一つの現実の姿が描かれていると思います。

こんなこと書いては、青少年の健全な育成によくないのは、分かっていますが、あえて書いてしました。本当にごめんなさい。お若い方がたは、決して僕のようなダメな人間にはどうか、なりませんようご注意ください。

でもそもそも、「買ってもいいけど、生ドラムよりは下だから、こういうところに注意して!」と言えば済むことでしょう?

その人が、本当にプロを目指すようになったら、電子ドラムが嫌になるかもしれないので、そうなったら勝手に触らなくなるだけですから、ほうっておけばいいだけですし。
それまでは十分、椅子の上で踊る練習にもってこいなのです。

教えてあげるべきは、「こういう練習なら、電子ドラムでもできるし、スタジオに入る前の、生ドラムを鳴らす前のリハに十分なるので、とてもいいですよ?」という方法・項目です。

● 初心者がいきなり電子ドラムを買っていいか?

絶対にドラムをやめない、というならいいのですが、大抵は挫折したリ、(一時的か長期間)やめてしまったりするので、いきなりはお勧めしません。

が、中古で2~5万くらいのもので、フットペダルを普通に装着できるもの、また、発売当時に15万前後するようなものがあれば、すぐにでも買ってもよいと思います。(くどいようですがフットペダルを普通に装着できることが必須です。)

そしてもちろん、「買ってはいけない」というサイトに書いてあるとおり、騒音や振動、生ドラムとタッチが全然違う、ご家族の反対、集合住宅でのトラブル、等々、デメリットが結構あるので、それを全部承知の上で、クリアしたうえで、ということが前提です。

それなら、ドラムをやりはじめてすぐにでも買ってしまっても問題ありません。

中高生で親御さんの許可がいる方は、安易には買えないと思いますので、それまでは、枕や雑誌をたたく、あるいは、椅子があるだけでも違います。自分のモモを軽くスティックで叩きます。そういったものを使ってお金がたまるまで、我慢してください。
あるいは、情熱が冷めないことを確認してから、購入を検討してください。

のちにも書きますが、譲り受ける、というのもOKです!!
くれるひとを是非、探してください!

その場合も、「フットペダルを普通に装着できるもの」という条件は基本的には譲れません。
ただ、とにかく試してみたい、ということなら、低品質なものでもかろうじてOKです。
その人に試打させてもらうのでも良いと思います。

「電子ドラムばっかり叩いているから下手なんだ」、とバカにされないように、ていねいに基礎から練習しましょう。本当はバカにするひとのほうがバカなんですけどね。

椅子の高さ、その他、こぢんまりしていて、生ドラムとは程遠い印象をうけたり、実際に、演奏しづらいかもしれませんが、シングルストロークの振りの練習や、メトロノームを8分のウラに聴く練習、キックのオープン奏法・クローズド奏法、ダブルの練習、キックのトリプルの練習、それ以上の連打の練習、など、いろんな練習に使えます。
いかに足先を感じず腰で打つか、股関節や座骨で打つか、なども試せます。

基礎を大切に頑張ってみてください。

生ドラムに戻ったとき、特に、キックの感じがおかしくてダブルが踏めなくなったりしたら、電子ドラムでも、生のドラムでも、力のかけすぎです。力のかけすぎ、入れ過ぎのために、ビーターやスプリングの動きを筋肉がさまたげているのです。

生ドラムでも電子ドラムでも、「少ない力でいかに踏むか」や「最低限必要な力」は常に考えるべきことです。「ヘッドに足でもたれるもたれ具合の調整」なども変え、色々と軽めから、ゆっくりから、スタートしなおしましょう。

電子ドラムと生ドラムの違いをより体でおぼえ、違いがよくわかるようになれば、違いを逆に生かせるようになったり楽しめるようになれば、あなたの体は確実に、電子ドラムを知らない人よりも、3ランクくらい、下手したら、5ランク以上、状態がアップしています。

そういう考え方で電子ドラムを活用してみてください。

電子ドラムについての教則本を一冊ご紹介しておきます。生ドラムの練習にも使える考え方がいっぱい詰まった教則本だと思います。

今日からはじめる電子ドラム
著者 山北 弘一
http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTL01091059

特に、課題曲にYUIちゃんの「CHE.R.RY 」が入っているのがいいですね。

あの曲、譜面みるとびっくりしますよ?!

「たったこんだけ?」「ほんとにこんだけなの?」というくらい少ない手数と同じパターンの繰り返し「のみ」。

で、あの躍動感?!!! あの恋心?!!!!

このドラム考えた人、本当に天才だわ!とうならされます。
(オリジナルの音源聞くと、若干、部分的に細かいこともやってそうな気はするんですが・・・)

歌のバッキングって本来、こういうことこそ「ホンモノ」、あるいは「超絶基礎」なのかもしれない、とその他、いろんな視点から、唸らされる譜面・プレイです。

これも、ロザーナ・シャッフル同様、「ドラムをどう考える?」「君ならこの譜面をどう椅子の上で踊る?」「君ならこの譜面に、どういう振りをつける?」ということが如実に表れてしまう、恐ろしい譜面です。

そういうものを教材に、電子ドラムが学べるというのは、本当に素晴らしいことだと思います。
  
  
● どんな電子ドラムがいいか?
最低限、普通のフットペダルが装着できるものがいいです。

そして、できれば、ハイハットスタンドを別買いしないといけないような、20万前後から上のモデルです。ローランドの TD-25KV-S とかがそんな感じです。

ドラムは手先や足先だけで叩くものではないので、足回りが実物に近いほうが絶対にいいです。

それが買えるくらいお小遣いがたまっていないなら、もしくは、ご両親様が練習する時間を許可してくれないなら、買うべきではないかもしれません。「買ってはいけない」というサイトにも書いてある通り、騒音をはじめ、いろんな不都合も、意外とありますから。
また、思い入れが無い楽器は使わなくなってしまうので、お金の無駄にもなってしまいます。

集合住宅にお住いの方には、正直、厳しいかもしれません。
ドラム専門店の店員さんとよくご相談ください。

なお、安価なものを買うなら、ハードオフや中古屋さんで、2万~5万くらいの、昔のローランドの機種(できれば発売当時15万前後以上の機種)を買うのが良いと思います。

「お試し価格が2~5万」、ということになりますね。
「2万なら最悪、壊れたり、情熱がなくなってもあきらめられるか・・・」という価格です。
(情熱がなくなってしまうのはすごく寂しいですが、でも、やめたのではなく単なる休憩と思って、是非、再開して下さい。音楽は本当に良い出会い・良い人生をもたらしてくれますので。)

それでまず、電子ドラムを使ってみて、よいところ、悪いところを体験してみるのも良いと思います。

中古は、選択肢に絶対に入れてください。

もちろん、譲り受ける、という手もあります!!!!
これも是非、検討してください。

ハードヒットで練習したい人は、絶対にローランドなどのオールメッシュが良いと思います。
ヒットの時のアタック感がやわらかいので怪我をしにくいと思います。
ゴムパッドは硬くて痛いです。指先でリバウンドを拾うにはいいと思うのですが、脱力してしてハードヒットするとヒットの反動のアタックで怪我をしてしまうかもしれません。

僕はローランドのTD-20Xを5年くらい使っていますが、相当ハードに叩いたりもしましたけど、怪我もないし、全然壊れないのでびっくりしています。これから壊れてくるのかもしれませんが、でも、「おっそろしく丈夫に作ってあるなあ、なんだコレ?」と、いつも思います。

買った当時の最高機種ですが、ここまでじゃなくても、現在のモデルも進化していると思うので、たとえば、TD-11KV-S くらいの機種でも恐らくですけど、結構ハードヒットに耐えられるのではないかと思います。想像でしかないのですみませんが、中古で買って旧モデルでまずは耐久性を確認するか、ドラム専門店の店員さんによく相談してください。

Q&Aサイトで「ちゃちな電子ドラム買うくらいならスタジオに行け」という内容のものをよく見かけますが、スタジオ代がないから買うわけで、無視していいです。

その方々もほとんどが5年以上、使ってませんから。

少なくとも、普通のフットペダルが装着できるものであれば、ハードウェア(パイプなど)がやぐくて、グラグラする機種でも、初心者の方がリズムパターンの練習やキックの表現の練習をすることはできますし、冒頭に挙げたようなこと(踊りとか手足の動かし方とか)を考えたりできます。

手先、足先のことしか考えない人には2万円だとしても高いでしょう。

安い機種でも、大事にする人はそれしか頼れないので大事に「工夫して」使って上達しています。

下手な人は、工夫しない・工夫を面倒くさがる、ので、生ドラム使ったとしても下手なままです。

Q&Aサイトの回答者は(電子ドラムのことに限っては)、無責任な人がほとんどなので9割は無視していいです。1割くらいはまともな回答している人も見かけますが・・・。

一番大事なのはドラムセットの中で、椅子、かもしれません。

椅子は、低くセッティングできるものができればいいと思います。

一番低い場所を知り、だんだん、上げていったり、いろいろと試してみたりします。

僕は初心者の方は、僕は 低めがおすすめです。
低めで、つま先からかかとから、スプリングを利用して、やわらかいタッチでいろんな方法で踏めるようになれば、せめて、5~6種類くらいのダブルがやさしいタッチで踏めるようになれば、多分、今度は高さをどういう風に変えても対応できると思いますので・・・。

いきなり高くして力任せ、がいちばんダメだとおもいます。

正直、椅子があるだけでもかなりの練習になるのですが、でも、初心者のかたは、椅子だけだと苦しいので、2万か3万でもいいので、叩く位置が決まっているものが役に立つ、ということになります。