● パソコン操作自体をビデオ撮影(メモ)する・知人サイトや動画ソフトの再生画面だけを範囲指定して録画する~「AG-デスクトップレコーダー」

「AG-デスクトップレコーダー」次のようなシーンで利用できます。

(01)パソコンの操作自体の録画メモ
(02)動画再生ソフトの「画面だけ」を録画
(03)知人のホームページの自撮り動画などの動画再生画面のみの録画

(01)パソコンの操作自体の録画メモ
例えばパソコン操作を習うときに、「AG-デスクトップレコーダー」を自分のパソコンに入れておくと、習った操作を「動画」としてメモすることができます。
静止画だけだとわかりづらい操作などをメモしておくことができますので便利です。
また、逆に、誰かにパソコン操作をお教えするときに、操作方法をビデオ教習するというようなことも可能です。

(02)動画再生ソフトの「画面だけ」を録画
あらかじめ録画する範囲を指定することができるので、その機能を使って、動画再生ソフトの「画面のみ」を録画することができます。(タイトルバーや各種メニュー、ボタン、シークバーなどは録画しなくても済みます。)
自撮り動画をDVD化やブルーレイ化したものなどを、再生しながらその再生画面を切り取り録画等々ができます。(市販のDVDやブルーレイのうちプロテクト=コピーガードのかかったものは法律的にグレーゾーンなのでやめておいてください。)

切り取り録画については、本来なら「Mpeg2、m2ts、MP4、などの動画を編集するソフト」で「トリミング」という処理をすればいいのですが、専門用語も多く操作自体が結構難しい or 面倒だったり、トリミング後にエンコード処理などが追加されて時間がかかったり、ということがあります。
そういう時に、「画質は低くていいので手っ取り早くちゃちゃちゃっと切り取り録画してしまいたい」という時に便利です。

「どの時刻から録画開始するか」や「どの長さだけ録画するか」、などの設定もできるため、設定さえしておけばあとは動画を再生して放置で自動的に録画してくれるので便利です。

録画開始→再生開始・・・、であとは放置で自動的に録画されています。

(03)知人のホームページの自撮り動画などの動画再生画面のみの録画
ダウンロードできる仕組みになってない知人のサイトの動画を、その方の許可を得て録画したりするのに便利です。この場合も、どの範囲を録画するかを設定できるので再生画面の部分だけを録画できます。
また、「どの時刻から、どの長さ録画するか」や、「どの長さ分録画するか・だけ」、などが設定できますので、録画開始→再生開始・・・、であとは放置で自動的に録画されています。
  
  
★ダウンロード
AG-デスクトップレコーダー
(窓の杜から)
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/agdrec/

(k本的に無料ソフト・フリーソフト から)
http://www.gigafree.net/media/recording/agdesktoprecorder.html
  
  
★使い方
(k本的に無料ソフト・フリーソフト から)
http://www.gigafree.net/media/recording/agdesktoprecorder.html
  
  
★解像度が高い録画をしたいとき
パソコン側のディスプレイアダプタの能力にもよりますが、もしそちらの能力が十分だと仮定すると、1920×1080 以上の設定ができる解像度の高い大きなディスプレイを使えば、少しでも画像の細かい録画ができると思います。
  
  
★録画したあと、DVDビデオ化したくなってMpeg2動画に変換するときの設定
(「XMedia Recode」の場合)
AG-デスクトップレコーダーで録画すると、デフォルトで「agm」拡張子の動画ファイルが出来上がります。
32bitのソフトで再生したい場合、同梱の32bit用のデコーダをインストールして、動画の拡張子をaviに変えるだけで、WindowsMediaPlayerで見れるようになったりします。

でも、DVDオーサリングソフトのソースの動画としては使えません。

また、いきなり「MP4」で録画することもできますが、その場合はDVDオーサリングソフトがソースの動画として対応していれば使えます。逆に、対応していなければこの場合も使えません。

なのでもしMP4もダメな場合は「XMedia Recode」などのソフトでMpeg2やMpeg1(両方とも拡張子はmpg)などの形式の動画に変換する必要があります。(「XMedia Recode」はagmはダメですけどMP4は受け付けますので、最初からMP4で録画すればOKです。)

ただ、そのときに、もとのagm拡張子やMp4の動画の録画範囲指定が、完璧な「4:3」とか「16:9」になってないことがほとんどです。(ドラッグでの範囲指定なので・・・)

よって、たとえば「XMedia Recode」で「agm動画をMpeg1やMpeg2にする」という場合は、動画の画面サイズを「完璧な縦横比」に指定しなおす必要があります。「XMedia Recode」の場合、「クロップ/プレビュー」のタブで行います。

例えば動画の解像度が「926×518」と中途半端な値の場合は、「960×540」など、近い数字で完璧な「16:9」に強制的に設定してしまいます。他の16:9に近い比率で「422×235」とかなら、「480×270」に強制的に設定してしまいます。

「4:3」の比率の画面の場合も同じ感じで「480×360」や、「960×720」に強制的に設定してしまいます。

「アスペクト比」が赤くなっていたら、「16:9」や「4:3」などに、これも強制的に設定してしまいます。

なお、このように完璧な「16:9」や「4:3」などにする理由は、DVDのオーサリングソフトが、完璧な「16:9」や「4:3」にしか対応していないことがあるからです。ちゃんとした解像度じゃない場合、DVD作成過程で画像が乱れて作成されてしまうことがあるので注意が必要です。(そうならないオーサリングソフトもあるかもしれません。)

あとは、Mpeg2でもMpeg1でも
「フレームレート」は「29.97(NTSC)」、
「レート制御モード」は「固定ビットレート」、
「ビットレート」は「8000」、
に設定します。

その状態でエンコードします。

※Mpeg2だとTVで見たときに画面いっぱいちょうどに、Mpeg1だと少し内側に小さく映るかもしれません。僕のほうではそうでした。また、全体的に少しコマ落ち気味にもなるのですが、それは深追いしないほうが面倒くさくないです。どうしても完璧にしたいなら、いろんな変換ソフトをお試しください。

※最初からMP4で録画した動画をMpeg2やMpeg1にしてDVDビデオ化したときに、あまりにも動きがカクカクになったり映像と音声がズレるなら、いったんagm形式で録画して、「XMedia Recode」で前述と同じ設定方法でMP4に変換し、さらにそれを「XMedia Recode」にて、同じ設定方法で Mpeg2やMpeg1に変換します。