● 「Excel代替ソフト」の「データ管理のムリ・無駄・ムラ」についてはどう考えたらよいでしょう?代替の無料の表計算ソフトは本当にお得でしょうか?

「Excel代替ソフト」として、無料ソフトの「Google スプレッドシート」、「LibreOffice Calc」、「Apache OpenOffice Calc」、「Thinkfree Office」などがあります。

これらの無料ソフトで(Excel操作のムリ無駄ムラではなくて)、「データ管理の」「ムリ・無駄・ムラ」を少しでも減らすには、例えば「LibreOffice 」や「Apache OpenOffice」には別途でリレーショナルデータベースソフトの「Base」がついているので、それを利用すると良いのではないかと思います。

Microsoft Query やAccessなどの代替機能となりえます。

「Google スプレッドシート」の場合は、Googleドライブにデータベースがあるらしく、そのデータを「Google スプレッドシート」から覗きに行けるらしいので、もしそれがリレーションが組めるなら、そちらを使えば良いと思います。

「Thinkfree Office」はリレーショナルデータベースソフトがついていないっぽいので、ちょっと代替ソフトになりにくいかもしれません。

いずれにしてもこのように他のExcel代替ソフトでもそれなりに使える機能はありそうです。

ただ、ExcelとMicrosoft Queryはお互いがかなり親和性がよく、扱いやすいです。
(ちなみに「Microsoft Query」は、Excelから独立して単体としても使えます。他のデータベースにも接続できます。)

また、データ管理の効率を見た場合、無料の代替ソフトを「Excel(特にピボット)+Microsoft Query+VBA+関数」という形と比較すると、正直申し上げて無料代替ソフトはかなり低い位置に下がってしまうと思いますので、「Excel(特にピボット)+Microsoft Query+VBA+関数」という選択肢をなかなか手放せないのが現実だと思います。(無料代替ソフトにも、もちろんピボット相当の機能はあるのですが。)

さらに、「Excel+Microsoft Query+VBA+関数」は、「+Wordの差し込み印刷」でもさらに効率を上げることができますし・・・。

そう思うと、年間5台のマシンにインストールできる「Office 365 Business」は、有料ではありますが、毎月1000円くらいからだったと思いますし、リレーショナルデータベースのAccessもOutlookもPowerPointも、もちろんMicrosoftQueryも使えますので、もし常時Excelを使うパソコンの台数が3台~5台とか、5台以内なら、ムリに無料ソフトを使うよりもかえって(Officeソフトと関わるお仕事全体のコストが)安上がりかもしれません。

マイクロソフトさんやExcelをヨイショするつもりはまるで無いのですが、他の無料の表計算ソフト達も「単純に貧弱だったり」「MSOfficeよりも動作速度が遅かったり・できることが少なかったり・リレーショナルデータベースやピボット相当の機能の情報が少なかったり簡易連携できなかったり」「結果、Excelよりももっと引継ぎが面倒でやりにくかったり」なので、結局Excelを使わざるをえなくなってしまいます。

少なくとも、他の無料の表計算ソフトでも、当サイトでご紹介している以下のような・・・・

・30分でバーコードPOSレジのコア部分サンプルが作れる。
・「明細付きの顧客別請求書」等々の作成が「Excel+Word差込印刷」のようにノンプログラミングでできる。
・Microsoft Query+ピボットのように、データベースのリレーション結果をピボット相当の機能のソースにすることができて、ネストもできる。

・・・といったようなことが最低限、誰でもできるような状況になければ、「いくら無料であったとしてもデータ管理のムリ・無駄・ムラは結局ほとんど減らないとか、コスパもまったく上がらないとかの状況になってしまう」気がします。「かえってムリ・無駄・ムラやコストが増えてしまう。」と思います。

特に自動化(プログラミング等々)に関する時間コストが増大すると思いますが、そこに人を最低一人は取られるので無駄な人件費として跳ね返ってきます。また、自分一人ならあきらめもつきますが、複数のスタッフで使わないといけないような場合は他の人の操作教育にもコストがかかることもあるでしょうし。

結局、代替ソフトにしてもExcelと同様に、「バージョンアップして使い方が変わると、かなり大変」なのは変わらないので、Webなどに情報が少ない分、教育コストが下手をするとExcelよりも増える可能性もあるため、Excelからの切り替えには慎重になることもあるかもしれません。

結果、お取引先やお客様とのデータのやり取りなども考えた場合、今の無料のExcel代替ソフトたちではデータ管理の効率が上がるとはとても思えませんので今のままでは、現時点では、今後も仕方なくExcelを使い続ける・・・、ということになってしまいそうです。

決して喜ばしい状況ではないのですが・・・。

今後の無料ソフトには期待したいと思います。

(ただ、コンサル業・仕業などでない限り、Excelを使いこなしてるのは多分社内の1~2割の一部の人間、という会社さんが多いと思いますので、そういう意味からすると、あえて思い切って切り替えてしまってもよく、苦しいのは最初の1年くらいだけで、あとは(一度慣れてしまえば)ソフトの仕様や使い勝手が変わってもラクになるのかもしれませんね。Excelのできる2割の人は、代替ソフトでも勝手に使いこなすでしょうから・・・。ソフトが変わっても「Excelの真の基礎」のような「データ管理の世界標準の基礎」は変わらず、やることは一緒なので・・・。「Excelの真の基礎」はソフトが変わっても考え方はまったく同じなので、代替ソフトで効率を図りたい場合のヒントになるとは思います。ほんと、やることは一緒なので・・・。コンサル業・仕業、あるいは、Excelプログラムを多く外部とやりとりする、などはExcelでないと成り立たないと思いますけど・・・。)
  
  
※なお、例えばですが、以下のようなことでしたら、恐らく、他の無料の表計算ソフトでまったくもって、十分すぎるほど十分だと思います。その場合は逆に「Excelなんか要らない」かもしれません。

・町内会なので売り上げの管理をするわけではない。単なる収支報告のみ。
・もちろん「仮説と検証」「PDCAの風土化」「問題の数値化」なんてことも必要ない。
   単なる収支報告のみ。
・売上管理するんだけど一応形式的に記録だけしてるだけ。毎月の合計だけ出ればいい。
   顧客管理や顧客分析はしない。
・あとから数字なんて見ない。数値分析なんてしない。
・会議はするけど数字はそれほど重要ではない。
・プログラミングなんてしない。
・問題の数値化はするけど、既に(Excelじゃない)基幹システムがあるから
   問題の数値化の準備のための数字はいくらでも好きなように出せる。
   また代替ソフトなら、例えばLibre Officeならxlsでもxlsxでも読み書きできるし。
   xlsxでファイルが届いても、Libre Officeできるし、もし無くても、サポート切れの
   2007以降のExcelが腐るほど社内に余ってるからそれでも読み書きもできるし。
   レイアウトなんて多少崩れてもそんなことが問題になるわけない。
   読めればいい。細かいレイアウトなんて問題にするほうが愚か。

  
  
※「Google スプレッドシート」の有用性
「Google スプレッドシート」は、共有機能が優れているらしく、離れた場所でも数人でお互いに1つのファイルのデータを見ながら、リアルタイムに修正しながら、話ができるそうです。
なら、このほうが便利かもしれないですね。オラクルやSQL Serverなどで作られた基幹システムがあって、そこから必要なデータが拾えるなら、一番覚えたほうがいいのは「Google スプレッドシート」かもしれません。
もともと、Excelの真の基礎は、「基幹システムの部分(リレーショナルデータベースの部分。BIシステムのコア部分などを含む)」をMicrosoftQueryでやってしまおうという一面も持ちますので、基幹システムが柔軟で使いやすいなら、あとは「Google スプレッドシート」だけがあれば、「問題の数値化」「仮説と検証」「PDCAサイクル回し」の風土化もできると思います。
「問題の数値化」「仮説と検証」「PDCAサイクル回し」には高度な集計が必要なわけではないので。

https://blog.codecamp.jp/free_soft_excelhttps://ferret-plus.com/6693もご参照ください。
以下、https://blog.codecamp.jp/free_soft_excelから引用します。


■Googleスプレッドシートの強み

なんといっても、オンラインツールであることを十二分に活かした「複数人による同時編集」が強力です。

同じ文書を複数人で同時に編集できるため、「資料を関係者にメールで配り、それぞれ編集して返信してもらってマージする」という苦労がなくなります(冗談と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このやり方で文書を共有したり作成している企業は山のようにあるのです)。

離れた場所にいる人であっても同時に編集できるため、例えばSkypeで会話しながらリアルタイムに文書に反映していく、というのも可能です。

また、関数の豊富さはExcelに大きく優っています。中でもGoogleが提供する豊富なデータを取得する関数は特徴的です。