● Excelの各種パスワード解読・解除(無効化)前の基礎知識
※まだ書きかけです。すみません。
※間違ってたらすみません。
※メモ書きなので、自分でも意味不明な箇所も多いです。ごめんなさい。
※パスワード解除はファイルの製作者に無断でやってはいけません。
制作者が退社してしまってどうしてもパスワードがわからない、というときだけにしてください。
Excelのパスワード解除には、次の4つがあります。
「シート保護のパスワード」
「ブック保護のパスワード」
「VBA保護のパスワード」
「ファイル保護の読み取りパスワード」
で、一番誤解しやすいのが、「ファイル」と「ブック」の違いについてです。
通常Excelでは、「ファイル」と「ブック」は同じ意味のようにとらえられます。
でも、パスワード管理の時「だけ」は、それが「違う」という状況になってきます。
特に、「ブック」の捉え方が変わります。
たとえば、それぞれの違いは、以下のような感じです。
・シート保護→セルなどの値や書式などが書き換えできないようする保護です。
(Excelファイル開ける・閲覧は可能・一部、ロック解除箇所は書き換えも可能)
・ブック保護→シートの並びや入れ替え増減などができないようにします。つまり、ブック内のオブジェクトの「構成」の保護・・・というイメージです。正確なことは僕もまだよくわかっていません。
(Excelファイル開ける・閲覧は可能・シートの保護をしてなければセルの書き換えは自由)
・ファイルの保護→xls・xlsx・xlsmなどのファイル自体を開けないようにする保護です。
(Excelファイル開けない)
なので、例えばパスワード解除のフリーウェア・シェアウェアを探すときは、
・シート保護解除
・ブック保護解除
・ファイル保護解除
の3つの視点で見ないと、フリーウェアを探すこと自体を誤ります。
特に、前述しましたが、「ブックの保護」と「ファイルの保護」を混同しやすいので注意が必要です。
例えば、「ブックのパスワードを変更または削除する」なんていうタイトルのWeb記事があった場合は、それは多くが「ブック保護解除(次項の(02)」の解除のことであり、「ファイル保護解除(次項の(04)」のことではないので、大変まぎらわしく、注意が必要です。
ただ、逆に、「ファイル保護解除(次項の(04)」のことを「ブック保護」と理解し間違えているありがたい記事もあるかもしれないので、一応、読んでみたほうが良いとは思います。
また、単に「ブックの」「パスワード」とは書かれておらず、わざわざ「ブックの」「読み取りパスワード」と書かれたWeb記事は、ファイル(04)のパスワードのことを書いた記事の可能性があります。
なお、Excelのパスワードには、VBAプログラム(マクロ)を開くときのパスワードもありますので、結局Excelには、次の4つの事柄に関して、それぞれ、パスワードが設定できることになります。
(01)シートの保護
(02)ブックの保護
(03)VBA(マクロ)の保護
(04)ファイルの保護
Webでフリーウェアを探すと、(01)~(03)までは多いのですが、(04)は少ないです。
※参考URL
以下、「ファイル」のパスワード(前述の(04))を総当たりで解析する場合のフリーウェアやプログラムコード等々です。
読み取り専用パスワードがかけられた Excel ブックを総当たりで開こうとしてみる
http://neos21.hatenablog.com/entry/2016/10/13/080812
エクセルのパスワードを復旧 - 忘れてしまったパスワードを復旧
http://srcedit.pekori.jp/tool/repwc.html
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