● ドラムの身体的な基礎についての考え方02~爆音とピアニシモを表現するための、手・腕の動きについての「力が伝わる」ということの考え方。~握るから力が伝わるわけじゃなくて、「握る緩める」は音の固さのコントロールの気がします。力は「肩と腕と手と指とスティックが、軽くても”一体に”なれればなれるほど」「伝わる」と思います。「大きくも・小さくも、爆音もピアニシモも」。足も同様。そして「軽くても”一体に”する」には「身体パーツの角度の修正が効果が大きい」っぽいです。
  
※まだ書きかけです。すみません。
※間違ってたらすみません。
※メモ書きなので、自分でも意味不明な箇所も多いです。ごめんなさい。
  
  

★ 「力が伝わる」ってどういうこと?

● ドラムの身体的な基礎についての考え方01~爆音とピアニシモを表現するための、手・腕の動きについての最低限の「2つ」の握りと動かし方。(最低限の2つの基礎。マッチドグリップのなかで)』で書いた(02)の方法を試していると、タイトルのように感じることが多いです。
本当に無駄な力が要らない感じなので・・・。

いままで例えば「大きい音を出す」って、「脱力して、スティックが動くスピードが少しでも速く動けば動くほど、パワーが出る」、と考えていました。

もちろん、今でもそれは変わらないのですが、『じゃあ、その「脱力して、スティックが動くスピードが少しでも速く動ける状態」をどう作ったらいいの?』ということなんですが・・・。

以前から、「どこか一か所を使うわけではなくて」「全部の力をほんのちょぴっとずつ使う」と、「脱力して、スティックが動くスピードが少しでも速く動ける状態」が作れると思っていました。

今はそれプラス「肩と腕と手と指とスティックが、また、背中・肋骨脇・腰ウラ・尻(ウラと尾てい骨)、太腿、足、体全体が、 ” 軽くて ” 、 ” 浮遊感があって ” 、” 一体に ” なれればなれるほど」、という条件が浮かび上がってきました。

「スティックを持ってるだけで振ってない構えてる状態でも、背中や腰から指先にかけて、腕とかからも、自分の力のオーラが「ぷしゅしゅしゅしゅううう」と「全部位が均一に」「抜けていってる」「感じ」です。どこか一か所に力が集中することはありません。どこか一か所から特に力が抜けていってるということもありません。指も手も腕も肩も、全部「均一」の抜け具合です。

逆に言うと全部「均一」の「入れ具合」です。

指だけでなく、体幹、もも、ひざ下、足、尻、背中、腕、手、指先、指の関節、すべての部位に、0.01ずつ、「均一に」「ふわっと」「もたれる」力が加わって「浮遊」している感覚です。

「抜けている」というよりも、「0.01ずつの ” 抜けた ” もたれ」での加圧、という感覚ほうが強い・大きいですが・・・。

「すべての部位に力が均一にしている=0.01ずつ、加圧している」という状態です。

つま先から指先から頭のてっぺんまで、体全体が、1本の・・・あるいは、2本の、スティックと化している、方向がわかる、道ができる、というイメージです。スティックが移動する度に、手の中を、指と指の間を、空気が涼しく抜けているのがわかる、手の中に「風ができる」のが「わかる」という感じです。「空気に対して、体全体でもたれかかりながらバイクや自転車でバンクしてカーブするように、スノボで滑降するような感覚で、スティックを動かす」「全身も丸ごと、スティックと一緒に、打面に堕ちる・落ちる」「上半身だけじゃなくて、下半身も一緒に、打面に、堕ちる・落ちる」・・・みたいな・・・。

もしかしたら、それが、
「一番リラックスてきている状態」、
あるいは
「一番高速にも低速にも・大きくも小さくも瞬時に反応できる状態」、
なのかもしれません。

このとき、「歌を歌いながら」などで、息も吐けているとより一層、その「感覚」が増すと思います。

結局、僕には言葉で表現するのは難しいんですが、「握らずに(ヒットの瞬間も握らないくらいのイメージで)、肩の上下運動や回転運動などから始動する。もっというとそこよりも先に腰の浮き沈みや背中のライトレフトなども使う。」と、そうなれる気がしています。

そうしたら、「力」が「伝わる」って、どういうことかな?ということも少し見えてきました。

いままでこんな当たり前のことに気が付いていなかったのですが、「力」が効率よく「伝わる」って、「大きい音」だけじゃなく、「大きい音も・小さい音も・両方」、「爆音も・ピアニシモも・両方」っていうことだったんですよね。

今ごろやっとこさ、こんな基本的なことに意識が行くようになるなんて、ほんとう、ウンコでバカですが、でも僕なりにやっと見えてきました。

冒頭に紹介したページの(02)の方法がわかると、「小さい音・ピアニシモ」も「爆音」も「ほぼ同じフォーム」で打てるようになります。

特に、「ピアニシモが ”指”ではなくて ”体幹で” 打てる・出せる」感じになってきます。
(もちろん、指は絶対に使っているのですが、でも、少しずつ、「使ってない感覚」に変化てきます。)

もちろん(01)でも打てますが、(02)のほうが僕らアマチュアは最初のうちは理解しやすいのではないかと思います。

「小さい音・ピアニシモ」も「爆音」も「ほぼ同じフォーム」「指の力をさほど使わない状態」「肩から先をあまり使っていなくて体幹側だけで勝手に音が出せてる感じ」で打てるようになれば、その分、他の打ち方を考える必要もなく、効率化され、無駄が削ぎ落されて、結果、他のことに(例えば他のプレイヤーの音とか)に、より意識を行かせる余裕ができ、音も聞こえやすくなってきたり・合わせやすくなってきます。

逆に言うと、『「小さい音・ピアニシモ」も「爆音」も「ほぼ同じフォーム」「指の力をさほど使わない状態」「肩から先をあまり使っていなくて体幹側だけで勝手に音が出せてる感じ」で打てるようになる』ということが、「力が伝わる」ってことが「理解でき始めた」ということになるのかもしれません。

これは「足」でも同じことが言えます。

「軽くても”一体に”する」と、なぜ、爆音もピアニシモも瞬時にコントロールしやすくなるかの詳細なメカニズムはわかりませんが、「軽くても”一体に”する」ために、(繰り返しになってしまいますが)以下のようになっていること・以下のような感覚を見つけに行くこと、が重要かと思います。

『「スティックを持ってるだけで振ってない構えてる状態でも、背中や腰から指先にかけて、腕とかからも、自分の力のオーラが「ぷしゅしゅしゅしゅううう」と「全部位が均一に」「抜けていってる」「感じ」です。どこか一か所に力が集中することはありません。どこか一か所から特に力が抜けていってる感じもありません。指も手も腕も肩も、全部「均一」の抜け具合です。』
この状態で腕を動かします。

また、この状態を見つけにいくときに、もっとも効果が出やすいのが「肉体」「すべての身体パーツ」の「角度と位置を変えまくる」「肉体のセッティングを変えまくる」ということです。

基本的な肉体位置関係はまた後日。