● Access2000:Excel2000のシート(動的な表)をコピペやドラッグでテーブルとしてインポートする方法

1シートに1つの表(動的な表)が入っている場合のお話です。

Access2000にExcelのシートの表をインポートする場合、Accessのインポート機能を使うことができますが、それ以外にも、Excelから直接表をコピペしたり、ドラッグしたりすることでもインポートが可能です。

ただし、これは「動的な表」だけを対象としています。

静的な表」は対象としていません。(インポートですからあたりまえでしたでしょうか(^^))

★ コピペの場合

(01)インポートしたい表を持つ xlsファイルのコピーを作り、ファイル名を半角英数の名前に代えます。「a」とか、「1」とかの名前でOKです。(シート名は変えなくてもOKです。ファイル名を半角英数にしないとAccessに貼り付けた瞬間にエラーになるみたいです。僕のパソコンだけかもしれないので、もしそうならなければ、半角英数名に変える必要はありません。)
(02)ファイルを開いてインポートしたい表全体を選択します。(Ctrl+Shift+*、などで。)
(03)Ctrl+C(コピー)します。
(04)Accessの「データベースウィンドウ(もし表示されてなかったらF11キーで出てくるウィンドウ)」にて左側の「テーブル」を教えてから、Ctrl+V(貼り付け)します。
「一行目は列名ですか?」みたいに聞かれるので「はい」します。
(05)シート名でテーブルがインポートされます。
(06)デザイン画面にして列名やデータ型を必要に応じて修正・設定します。
(数値型を通貨型に変えたり、数値を倍精度少数にしたり、文字数を決めたりと色々。)
(07)オートナンバー型の列が欲しかったら新設します。
(08)主キーの設定などもします。

★ ドラッグの場合

前述の(02)までをやって、(03)(04)をせずに、選択した表の境界線をマウスでつかんで、Accessの「テーブル」へドラッグします。
同じようなメッセージが出るので「はい」して、(05)以降は同じです。

ただし、ドラッグの場合は「移動」の意味になってしまうので、ドラッグしたデータがExcelから消えてしまいます。
消えるのが嫌だった場合は、Excel側だけCtrl+Z(元に戻す)をすればOKです。もしくは、前項のコピペでやります。