● 無料ソフトでFAX送受信99:外出先でノートPCで「インターネットFAX」に頼らずなんとかFAX送信する方法5つ以上(送信件数がそれほど多くない場合のみ)
※まだ書きかけです。すみません。
※間違ってたらすみません。
※メモ書きなので、自分でも意味不明な箇所も多いです。ごめんなさい。
★ はじめに
※ご注意
この記事は固定電話の回線でFAXすることを前提としています。また、「送信」のことだけで「受信」は考慮していませんが、ただ、以降に挙げたFAX手段の例の中には受信が可能なケースもあります。
基本的にはインターネットFAXのほうが色々と面倒なこと(メンテや紙の補充など)をしなくていいのでかなりお得だと思うのですが、「それでも固定電話回線で自分でパソコンFAX送信をしたい」という方のための情報です。特に、「外出先からFAXを送ることがぽつぽつあるけど、スマホからは送らないしノートから送りたいし、でもそのためだけにインターネットFAXを契約するのもなあ・・・基本料金が割高になっちゃう・・・という方」や、「建物の中でゼロックスさんやキャノンさんなどのプリンター/FAX複合機を使って ”いない” パソコンFAXが可能な個人事業等々の方」向けとなっています。
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以下、本文です。
「インターネットFAX」はスマホからもFAXを送れるし、色々と面倒なこと(メンテや紙の補充など)をしなくていいし、寝ている間のFAXの受信もうるさくないし安心です(特に個人事業主の場合)。
なのでかなりお得だと思います。
いちいち自分でFAX環境作るよりも断然お得で便利だと思いますが、ただ、基本的には基本料金があるケースが多いですので、「そこまで多くの件数は送らない・・・けどちょいちょいは送りたい」、という場合にコスト的に微妙な場合があります。(それでもインターネットFAXなら、メンテとかしなくていいし、FAXマシンも買わなくていいので、僕なら、もし月に20枚くらいやりとりするなら、「深夜の送り忘れ・ミスが基本的には無い・機械メンテ」という「保険料」という意味合いだけで見ても、例えば年間15000円ならインターネットFAXにしてしまいます。スマホやタブレットからもやれるし。)
どんな業種でも、基本的には、インターネットFAXのほうがお値打ちだと思いますが、でも
「いや、やっぱりネットは信用できない!」とか
「メタルがいい!」
「ルータが無かったらできんやないか!」
「停電でルータやプロバイダの用意したモデムが動かんかったら見れないやん!」
「メタル回線ならノートパソコンにバッテリさえあればFAX受けれるやん!」
・・・とかいう天邪鬼な人のために、この記事を書いています。(でもそんな停電なんてめったにないのでやっぱりインターネットFAXメインですよね。まあ、停電対策としてというか、困ったときにこんな方法があるよ、という用途のほうが「ある」かもしれません。それ用の記事としてもお読み下さい)
というわけで・・・
例えば、http://web116.jp/phone/fare/tariff.htmlによると、固定電話からIP電話へ通話する場合、3分・市内で・10.5円ということだそうですので、3分で3枚送れるとすれば、1枚あたり3円ほど、ということになります。
なら、例えばですが(メンテ料金などは無視したとして)、「月額1500円の基本料金のインターネットFAX」を契約する場合だと、「基本料金だけでA4・500枚送受信できないと、固定電話回線でのFAXよりもコストが割高(送受信だけのコストを見れば。)」、ということになります。
でも実際には、固定からIP電話だけではなく、固定から固定もあって、また、市内だけでなく市街など距離が遠くなれば料金も上がるので、固定の電話回線が常に有利とはなりませんし、また、紙やインク(又はリボン)、FAX機のメンテ代などの通信費以外の経費もかかりますから、一概に「インターネットFAXは割高」とは言えません。
が、ただまあ、とりあえずそのような感じでお考え頂いて、http://web116.jp/phone/fare/tariff.htmlに示される通話料金と実際の一か月の料金などを見比べて、インターネットFAXと電話回線FAXのどちらがお得になるか、考えてみると良いと思います。
そのうえで明らかに「自分でFAX環境を作るほうが、インターネットFAXよりもコストも手間も省ける」、という場合は以降の記事や他のFAX関連の記事をご参考にしてみてください。
すでにゼロックスさんやキャノンさんなどの「プリンター/FAX複合機」が入っていて、それでFAXをしている場合は、建物の中でのシーンでは必要ないかもしれませんが、ただ、「外出先からFAXを送ることが多い方」や、逆に「建物の中でゼロックスさんやキャノンさんなどのプリンター/FAX複合機を使って ”いない” 、パソコンFAXが可能な個人事業等々の方」は多少ご参考になるかもしれません。
なお、以下に挙げた送信手段の例は、「すべて」ではありませんので、これをヒントにしてご自分でもこのほかに組み合わせを考えてみてください。
★ 既存の内蔵FAXモデム+もし外出先の電話回線をお借りできたらお借りする
※FAXソフトはWindowsにオマケで付いている「Microsoft FAX(WindowsFAXとスキャン)」(無料)を使います。
※一応受信可能といえば可能ですが、内線電話回線の利用だと使えない、あるいは、その設定知識が必要な場合があります。
★ 外付けUSB接続FAXモデム+もし外出先の電話回線をお借りできたらお借りする
※一応受信可能といえば可能ですが、内線電話回線の利用だと使えない、あるいは、その設定知識が必要な場合があります。
★ 外付けUSB接続FAXモデム+公衆電話(グレーの公衆電話のみ)
※FAXソフトはWindowsにオマケで付いている「Microsoft FAX(WindowsFAXとスキャン)」(無料)を使います。
https://www.ntt-west.co.jp/ptd/mag_public/data.html
★ 外付けRS232C接続FAXモデム+もし外出先の電話回線をお借りできたらお借りする+コンセント
※FAXソフトはWindowsにオマケで付いている「Microsoft FAX(WindowsFAXとスキャン)」(無料)を使います。
※一応受信可能といえば可能ですが、内線電話回線の利用だと使えない、あるいは、その設定知識が必要な場合があります。
★ 外付けRS232C接続FAXモデム+公衆電話(グレーの公衆電話のみ)+自動車+コンセント
※FAXソフトはWindowsにオマケで付いている「Microsoft FAX(WindowsFAXとスキャン)」(無料)を使います。
★ 無線LAN+遠隔操作ソフト(もしくはSoftEterなどの仮想LAN)
※FAXソフトはWindowsにオマケで付いている「Microsoft FAX(WindowsFAXとスキャン)」(無料)を使います。
※送信だけでなく、受信も完全に可能です。遠隔ソフトで送受信の確認ができます。
FAX待ち受けをするパソコンは、絶対にインターネットに直接つながないでください。セキュリティに詳しくない場合は、遠隔操作ソフト経由で外部から不正侵入される確率が思った以上に上がってしまうからです。絶対にナメたりしないで気を付けてください。
まず、ブロードバンドルーターの配置位置ですが、ブロードバンドルーターはインターネットモデムとFAXパソコンの間に配置します。また、ブロードバンドルーターは最低1台配置します。エラーにならないなら2台、3台と数珠つなぎでつなぎます。(ルータの中のネットワークは基本、ルータのファイアウォール機能でそこそこちゃんと守られるので都合がいいのです。)
また、ルーターの中のネットワークに配置したパソコンでも、ポートフォワードといって「外部の公開しているサーバー」の上でも絶対に遠隔操作ソフトは使ってはいけません。この場合もセキュリティに詳しくないと、遠隔操作ソフトの「待ち受け状態(ウェルカム状態)」経由で侵入される確率が上がります。
というわけで、遠隔操作ソフト(特に待ち受け状態にする機能)は・・・、
・ルーターの中のネットワークの中あるパソコンのうち、
・外部公開していない(=Webサーバやメールサーバとかではない)
・かつ、FAX専用のマシン
・・・を用意して、その中にインストールし、そのパソコンで操作するほうが良いと思います。(もちろん外出先用のノートにも、遠隔操作ソフトを入れます。)
遠隔ソフトが常時待ち受け状態になっていると(常時ウェルカム状態になってしまっていると)セキュリティ上少し心配なので、FAXを送りたいときだけ、会社の人に遠隔操作を待ち受けする状態にしてもらい、終わったら、これもまた会社の人に待ち受け状態を切ってもらうのがよいと思います。
その人員が会社に居ない場合は、しかたがないので、外回りのときだけ、常時待ち受け状態にし、外出先から帰ってきたら、OFFにします。あるいは、何かの基準で、自動的に待ち受け状態が消えるように、プログラムを作っておきます。
★ 無線LAN+遠隔操作ソフト+UWSCなどで作ったFAX送信の自動化プログラム等
※FAXソフトはWindowsにオマケで付いている「Microsoft FAX(WindowsFAXとスキャン)」(無料)を使います。
※送信だけでなく、受信も完全に可能です。遠隔ソフトで受信の確認ができます。
※遠隔操作ソフトには、LogMeInやSoftEther系のものなど、いろんな製品があります。よくわかってなくてすみませんが、たとえばIPv6での利用がセキュリティ上、良いのならそういう利用方法もあるのかもしれません。
★ 無線LAN+仮想LANカードソフト+FAXサーバソフト
※FAXソフトはWindowsにオマケで付いている「Microsoft FAX(WindowsFAXとスキャン)」(無料)を使います。
※できるかどうかは完全には試していませんが、可能だと思います。
※例えばWindowsServer2003だとFAXプリンタを「共有設定」できるので、共有プリンタに印刷をかけるかのようにFAXを送れます(モデムも共有できることになります。)
※成功するなら送信確認だけでなく、受信の確認も可能です。遠隔操作ソフトも要りません。
※仮想LANカードソフトには、SoftEther系のものなど、いろんな製品があります。よくわかってなくてすみませんが、たとえばIPv6での利用がセキュリティ上、良いのならそういう利用方法もあるのかもしれません。
★ 電話回線+無線LAN+遠隔操作ソフト( or UWSCなどで作ったFAX送信の自動化プログラム等 or SoftEterなどの仮想LANカードソフト+FAXサーバソフト)
※FAXソフトはWindowsにオマケで付いている「Microsoft FAX(WindowsFAXとスキャン)」(無料)を使います。
※電話回線でFAX用パソコンにアクセスし、スイッチ代わりのファイルに値を書き込み、それをトリガーにして「UWSCなどで作ったFAX送信の自動化プログラム等」を動かします。
遠隔操作ソフトもそれで起動できるようにすれば、高速に常時・遠隔操作ソフトの待ち受け状態にしなくても、「FAXを送るときだけ、遠隔ソフトの待ち受け状態を作る」ということも可能だと思います。待ち受け状態になったころを見計らってかそのフラグも送信するプログラムを作れば遠隔操作ソフトも高速で使えます。無線LANルート使用で常時・遠隔ソフトの待ち受け状態にするよりも、電話回線ルート使用で必要な時だけ待ち受けにし、遠隔操作するときだけは無線LANを使うほうがセキュリティ的に安心度が上がるとは思います。電話回線は基本、「インターネットとは遮断された、1つのパソコンとのピアtoピア(?)の回線」になるのでセキュリティのことは基本的にはあまり考えなくていいですし。
例えばWindowsServer2003では、FAXモデムを接続して「ダイヤルアップ接続サーバー」みたいなソフト(もちろん最初から組み込まれています)を稼働させ、「ダイヤルアップ接続サーバー」兼「FAXサーバー」といったようなパソコンを作れます。
つまり、1つのFAXモデムを「ダイヤルアップ接続でのファイル共有待ち受け用」と「FAX送受信用」の2通りに交互に切り替え利用できます(モデムが対応してないといけないみたいなのですが。でも当方のセレロンマシンでの実験では大丈夫でした)。
なので、そのFAXモデムのつながったFAX用マシンに、ダイヤルアップ接続でファイル共有したりプリンタ共有したり、その共有が終わったあとは、同じモデムをFAX送受信に切り替えて使ったりすることができます。
ファイル共有でプログラム稼働のフラグを書き込んで、あとは、そのフラグ通りの動作をさせるといったこともできます。
例えば、電話回線からダイヤルアップで共有フォルダに対して「プログラムの自動起動のための何らかのフラグの値」を書き込み、それをもとにUWSC(又はVBAなど)を用いて遠隔操作ソフトの待ち受け機能を起動させ、遠隔操作ソフトのほうは外部から無線LANルートで高速に使い、使い終わったら再度、フラグの値を自動でもとに戻す(プログラムを何も起動させない状態に戻す)、といったことが可能となります。
ただ、ここまでやるのも正直面倒くさいので、費用がおりあえば、「インターネットFAX」のほうが良いと思います。
この手法は、インターネットFAX以外に、外部から社内のパソコンをいじったりプログラムの自動実行を開始させたい場合に使ったほうがいいような気はします。
※遠隔操作ソフトには、LogMeInやSoftEther系のものなど、いろんな製品があります。よくわかってなくてすみませんが、たとえばIPv6での利用がセキュリティ上、良いのならそういう利用方法もあるのかもしれません。
★ ノート以外:コンビニ
★ ノート以外:外出先でFAX自体を借りる
★ ノート以外:単純に、会社の人にTELなどをしてFAX送信を頼む+UWSCなどで作ったFAX送信の自動化プログラム等
※会社の人を通じて、送信だけでなく受信とその確認が可能ですが、自分一人では何もできません。
会社の人が(ご高齢などで)FAXの送り方がわからない場合もあるかもしれないので、UWSCなどで、たとえば「ダブルクリックするだけでFAX自動送信ができるプログラム」を作っておき、それを実行してもらいます。
原稿はあらかじめメールで送るなりしておきます。