● Win2000+Office2000SR-1(Excel2000)と「Microsoft Office 互換機能パック」で少しでも多くのxlsx(2007形式のファイル)が開けるようにする方法(メモ)~「Microsoft Office 互換機能パック」を入れたのに「コンバータでファイルを開く事ができませんでした」とエラーになる際のエラーを少しでも減らす方法

※間違ってたらすみません。
※メモ書きなので、自分でも意味不明な箇所も多いです。ごめんなさい。

2022/10/30 追記
バージョン2013以降のExcelは、本記事の互換パックが無くてもWEBSERVICE関数によって、住所から郵便番号が引き出せるようになりました。
これは、「IMEで郵便番号から住所に変換したデータ」でなくても、住所ベタ書きの郵便番号変換何もなしのデータ」からも郵便番号を引き出せます。
そのようなAPIを作ってくださった方がいらっしゃいます。
以下の記事をご参考にしてください。
Excel2013以降 ~ 住所から郵便番号を取得するWEBAPIがらみのワークシート関数の「WEBSERVICE」関数。もちろん郵便番号から住所もゲットできますし、そのほかに、いろんなことができます。作者の方に感謝です。

作者の方が公開してくださっている間は、感謝の気持ちをもって、使えます。
でもあまりアクセスしすぎず、ゲットした郵便番号は「値」での貼り付けで上書きしてしまいましょう。その他の変換で得たデータも同様です。
でないと、作者の方のサーバに負荷がかかってご迷惑をかけてしまいます。
(以下のWebページ参照)
【注意】エクセルWEBSERVICE関数でのアクセス発生件数に注意

2007以前は、本記事をご参考にしてみてください。

  

※注:「Microsoft Office 互換機能パック(FileFormatConverters.exe)」のダウンロード先・入手について

2018/07/01追記 アメリカのマイクロソフトさんになんだかバージョンの古いやつ?(12.0.4518.1014:27.1MB)の「英語版」がありました。(ダウンロードできなくなりました。)
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=33298
VMWare+Win2000+Office2000で、「xlsからExcel2010にてxlsmにしたファイル」にてテストしたところ、開くときに出る変換のメッセージが英語ではありましたが、一応、開けました(SP3をあててない状態です)。マクロも一応動きました。もしかしたら本記事のように使えるかもしれません。自己責任になってしまってすみませんが、もしよければお試しください。

2017/05/05現在、日本のマイクロソフトさんからはダウンロードできなくなっています(サービス廃止のため)。  ・・・というわけで、「fileformatconverters.exe web archive」でGoogle検索してみたら次のサイトが見つかりました。

互換パック本体?
https://www.download3k.com/Install-Microsoft-Office-Compatibility-Pack-for-Word-Excel-and-PowerPoint-File-Formats.html
一応USのミラーからダウンロードしてVirusTotalで調べてみたら、「分析済みのファイルです・・・0 / 67(SHA256: 55c628c9bb6c153f15c830cd9ab153749b07ba21d78d5dd1641ef2b34c0944af) 」と出ました。もしこれを信じるなら、使ってもOKてことなんでしょうか?自己責任でよろしくお願い致します。ダウンロードできたもののバージョンは「FileFormatConverters.exeの12.0.6500.5000:37MB」でした。
今は安全ぽくっても、いつ「ウィルス付きのファイル」に変わるかわかりませんので、この記事を信用せずに、ご自分でもちゃんとVirusTotalなどで調べてみてください。

互換パック本体の直リン?(ダウンロードできなくなりました。)
http://download.microsoft.com/download/8/B/9/8B97798B-00F8-4523-8CA6-8C0C5867883F/FileFormatConverters.exe

SP3の直リン?(2018/07/0現在、まだダウンロードできます。)
http://download.microsoft.com/download/A/1/8/A1810723-FF82-434D-8DED-F1F4D77D11C4/compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe

まとめサイト
https://pc12.5ch.net/test/read.cgi/win/1240745744/467
https://2ch.live/cache/view/win/1318053955

ESETセキュリティはページの表示には特にアラート(警告)は出しませんでしたので、一応ダウンロードしてみたところ、「FileFormatConverters.exe」本体(2か所とも)と「SP3(compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe)」がダウンロードできました。
VirusTotalでチェックしてみたところ、前回と同一で、それぞれ、本体2か所「0/66」とSP3「0/56」でウィルス無し、という判定が出ました。
僕はすでに自分でMSO.DLLも全部ありますのでいいのですが、まだ欲しいという方は、ウィルスによくよく気を付けて、自己責任で探してみてください。今はアラートが出ないかもしれませんが、いつか出るかもしれないし、他の語句で検索したときに出るかもしれません。十分にご注意を・・・。Web Archiveみたいなところにもあるのかなあ?やり方がよくわからなくて見つけられませんでした。Webで探すか、あるいは、知人・友人でお持ちの方から分けてもらうしかないかもしれません。でもライセンス上どうなのか分からないのですべて自己責任でよろしくお願い致します。

あと、Windows10だけしか使えませんが、パソコンの場合なら「Excel Mobile」や「Word Mobile」でも新しい拡張子のファイルを読むことができます。Googleスプレッドシートなど、互換ソフトでもOKかと思います。
なお、ファイルの読み取りパスワードがかかったxlsx、xlsm、docx、docm、等々は、互換パックではエラーになって開けません。(2018/11/26追記:ごめんなさい!これは間違いでした!開けるものとそうじゃないものがあるみたいです。2013以降のファイルが開けないのかも?未確認です。すみません。)
その場合は(開けないファイルの場合は)、「Excel Mobile」や「Word Mobile」でしか開くことはできません。

※あと、本記事は、「Windows2000+Office2000での場合」、の記事となっております。ただ、他の組み合わせでも色々と試すときの参考になれたらうれしいです。

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以下本文です。

Win2000+Office2000SR-1(Excel2000)にて、xlsxファイルを開くときに、少しでも「コンバータでファイルを開く事ができませんでした」とエラーを減らすには、「Microsoft Office 互換機能パック」のインストールを、例えば以下の(01)~(04)のようにやります。

※各種ファイルのバージョンの違い、お使いのOSの違いなど、いろんな要素の変化でこのとおりにできない場合もあると思います。そのときは頑張って自力で突破してください。

(01)「FileFormatConverters.exe」のバージョン情報が「12.0.6500.5000」のものをインストール

このとき、SP3(compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe)はインストールしません。
「FileFormatConverters.exe」だけをインストールします。

※試していませんが、「12.0.6500.5000」の「FileFormatConverters.exe」でなくても、冒頭に2018/07/01に追記した、「英語版」の(12.0.4518.1014:27.1MB)のバージョンでも可能かもしれません。もし「12.0.6500.5000」の「FileFormatConverters.exe」が入手できなければ、あるいは何らかの事情によって使用できない場合は、「英語版」の(12.0.4518.1014:27.1MB)のバージョンで以降の(02)~(04)を試してみてください。もしかしたら、「英語版」の(12.0.4518.1014:27.1MB)なら、以降の(02)~(04)をしなくてもxlsmやxlsxが開ける、というケースもある可能性もあります。いったん、インストールして(もちろんSP3を適用せずに)、xlsmやxlsxを開いてみてください。特にOSがWin2000の場合は、古いほうがマッチするかもしれないので、それを試してみてください。それでダメなら、以降の(02)~(03)をお試しください。

(02)アプリケーションの追加と削除 にて、互換パックのところをクリックして「ここをクリックしてください」のリンクをクリック。

(03)出てきた身に画面の「バージョン」が12.0.6514・・・・になってたらOK。

(04)「C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\OFFICE12」を開きます。「MSO.DLL」があると思うので、そこに、バージョン情報が「12.0.6607.××××」の「MSO.DLL」を上書き。
「compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe」は直接インストールしません。
(バージョン情報が「12.0.6607.××××」の「MSO.DLL」の入手については後述をご参考に)

ひとまず以上です。

Win2000+Office2000SR-1では、普通に「compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe」を入れるとxlsxを開いたときに、「コンバータでファイルを開く事ができませんでした」とエラーになることがあります。
これは、全部そのエラーになってしまう場合や、一部のxlsxだけがそうなる場合があります。
インストールプログラム(exe)と後述の「MSO.DLL」のバージョンの組み合わせでエラーの起きかたが変わるようです。(2000以外のOSによってはエラーが出なかったりもします。)

それを事前に回避するために、「compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe」を普通にインストールせずに、前述の(01)から(04)をやり直します。

なお、Win2000+Office2000SR-1にて、もっとも多くのxlsxを開けるインストールファイル(exe)とDLLの組み合わせは、テストの結果、以下のとおりのようです。

インストールファイル(exe):「12.0.6500.5000」
MSO.DLL:12.0.6607.1000
  
  
★バージョンが「12.0.6607.1000」のMSO.DLLの入手

バージョンが「12.0.6607.1000」のMSO.DLLの入手については、「compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe」を普通にインストーラで入れたときに、「C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\OFFICE12」の中に生成されるようです。

また、もしOffice2003+SP3+「FileFormatConverters.exe(12.0.6500.5000」)」+「compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe」のマシンがあれば、その中にも生成されているかもしれません。

なので、もし「compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe」を普通にインストーラで入れたとき・かつ・xlsxを開いたときに、もしも「コンバータでファイルを開く事ができませんでした」とエラーになってしまうようなら、「C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\OFFICE12」を開いて、MSO.DLL だけをどこかにコピペしておいてください。
そして、いったん、アプリケーションの追加と削除 にて、互換パックをアンインストールし、パソコンを再起動してから、そのコピペバックアップしたMSO.DLLを使って、冒頭の(01)~(04)をやり直します。

なお、OSが「Windows10」の場合は、それはしなくても、一応、バージョン情報が「12.0.6500.5000」の「FileFormatConverters.exe」をインストールするだけでOKみたいです。
エラーが出るけど開ける、という場合が増えるみたいです。

なお、
バージョン情報が「12.0.6500.5000」の「FileFormatConverters.exe」を入れると
バージョン情報が「12.0.6514.5000」の「MSO.DLL」がインストールされます。
つまり、この時点で「MSO.DLL」をバックアップしておけば、「12.0.6514.5000」の「MSO.DLL」が確保できることになります。
(その「MSO.DLL」も、何かのときのために別の場所にコピペバックアップしておきます。結局MSO.DLLのバージョンNoがアプリの追加と削除のところで表示される?でも、MSO.DLLだけを差し替えた場合はそこは連動しては変わらないみたい・・・。また、「FileFormatConverters.exe」を入れた直後の「MSO.DLL」もとっておいたほうがいいかもしれません。何かの時に使えるかも・・・。)

ただ、もし、OSが「Windows10」の場合でも、「12.0.6607.1000」のほうの「MSO.DLL」のほうが、よりエラーが少なくなるなら、それに差し替えてもいいと思います。
(「compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe」を普通にインストールしたほうがいいかダメかは、都度、ご自分で確認してください。)

※「12.0.6554.5001」の「MSO.DLL」の入手について
http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=dbba0cd4-ab72-4e2b-9524-fd6be27f0b02
にて、「Office2007-kb2509488-fullfile-x86-glb.exe」をダウンロードして、インストールすると、バージョン情報が「12.0.6554.5001」の「MSO.DLL」が入手できるかもしれません。
もしかしたら、これでもOKかもしれません。
もちろん、これも、直接インストールしてみて、xlsxオープンでエラーが出るなら、「12.0.6554.5001」の「MSO.DLL」だけバックアップしておき、互換パックをいったんアンインストール後、PCを再起動し、再度互換パックを入れなおして、「12.0.6554.5001」の「MSO.DLL」だけを差し替えてみます。
それでダメなら、「12.0.6514.5000」の「MSO.DLL」に差し替えてみます。

※Office2003の場合は、多分ですけど、OSがWin2000でも、まずOffice2003のSP3を入れてから、「FileFormatConverters.exe」のバージョン情報が「12.0.6500.5000」のものをインストール」して、「compatibilitypacksp3-kb2526297-fullfile-ja-jp.exe」を普通に直接インストーラでインストールすればOKな気がします。(基本、2003の場合は、Office2003のSP3を入れないとダメです。)
もしそれでだめだったら、この記事のように「MSO.DLL」だけを差し変える方法をためしてみてください。
  
  
★互換機能パックがないときに、xlsxファイルを読む方法

(01)Win10なら、アプリのExcel Mobileを使う

以下WordMobileの記事です。パスワード付のdocxも開けます。
https://euc-access-excel-db.com/tips/ct09_biz-pctec/word-mobile01

Excel Mobileは、パスワード保護されたxlsxファイルやxlsmファイルも読めます。

(02)Googleスプレッドシートで読む
Googleアカウントさえ作ってあれば、Googleドライブにxlsxファイルを保存すれば、ダブルクリックかシングルクリックかでGoogleスプレッドシートを起動でき、それでxlsxファイルやxlsmファイルが読めます。
インターネットエクスプローラやGoogleクロームなどのブラウザとパソコンがあれば読めます。
ただ、パスワード保護されたxlsxファイルやxlsmファイルは読めません。

(03)互換Officeソフトを使う
Libre Officeなど
多分こちらも、パスワード保護されたxlsxファイルやxlsmファイルは読めません。