● Windows10:デュアルブートの場合の、ブートマネージャ(ブート・ローダ)のメニュー内容の書き換えや順序の入れ替え等について
※まだ書きかけです。すみません。
※間違ってたらすみません。
※メモ書きなので、自分でも意味不明な箇所も多いです。ごめんなさい。
※本記事は、F8キーでのパソコン起動が可能となった状態を前提としています。
その状態にするには→→こちら
F8キー起動できる状態にすると、ブートローダの画面(OSの選択画面)が、PCの起動途中の水色画面としてではなく、起動のしょっぱなの真っ黒い画面として表示されるようになります。
本記事は、その「真っ黒いOS選択画面」のほうを想定しています。
目次
★ どの「ID」が「Current」か?(ひいては「どのOSか?」)の判断
★ 「Current」じゃないほうの表示名の変更
★ 「Current」のほうの表示名の変更
★ 「Current」のほうを「デフォルトの起動」に設定する
★ 表示名の順序を入れ替え
※Shift+TABキー、もしくは、Homeキー、Homeキー+TAB数回、を押すと、目次付近に戻れます。
★ どの「ID」が「Current」か?(ひいては「どのOSか?」)の判断
作業の準備として、どの「ID」が「Current」か?、ひいてはどのIDが「どのOSか?」の判断をします。
コマンドプロンプト(一応、管理者として実行)で、以下のように操作します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 |
' ' コマンドプロンプト(一応、管理者として実行)で、以下のコマンドを打ち込んでEnter bcdedit ずらずらっと出てくるので、上の方の以下の部分を探します。 displayorder {c44f5141-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} {current}→現在起動しているOS ↑ 両者を対比させて、そのままの順序で見て、どちらのIDがどのOSなのかを判断します。 両者は「同じ並び順」になっています。 まだ一度も設定を変えていない場合は、一番下から順に、 1番めにインストールしたOS、 2番めにインストールしたOS、 3番めにインストールしたOS・・・、という風降順に並びます。 その並び順が、パソコンの起動時にも表示されます。 ↓ 同じく、コマンドプロンプト(一応、管理者として実行)で、以下のコマンドを打ち込んでEnterします。 bcdedit /V 同じくずらずらっと出てくるので、上の方の以下の部分を探します。 displayorder {c44f5141-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619}→最後にインストールしたOS→これが「Win10の32bit」だったとします。 {c44f513d-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619}→先にインストールしたOS→これが「Win10の64bit」だったとします。 ' '※上記の例だと、先にインストールしたのは「Win10の64bit」で、 ' それがたまたま、「Current」 = 「現在起動しているOSだ・・・」、ということになります。 ' 逆に「Win10の32bit」の側で起動していれば、「bcdedit」だけを実行した際は、 ' 最後に起動したほうの1行目のほうが「Current」になります。 ' |
先にインストールしたOSが「Current(現在起動しているOS)」になるかどうかはその時々で違います。今回のテストの場合は、上記のようだった、というだけなので、単純にCurrentがどちらになるかだけをチェックしてください。
「Current(現在起動しているOS)がどれか?」、さえ分かれば、どのIDがどのOSかが確定すると思いますので。
上記の例だと
Current(現在起動しているOS) は、
{c44f513d-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} のほう・・・
ということになります。
(「c44f5141」と「c44f513d」の下2桁しか違いがないのでよく見比べてみてください。)
「displayorder」とは、デュアルブートでパソコンを起動した際に、ブートマネージャ(黒い複数の各OSの名前が並んでいる画面)に表示される、その各OSの「並び順」のことをさしています。
「displayorder」は「bcdedit 」を実行した際も、「bcdedit /V 」を実行した際も、その並び順は同じです。
なので、「bcdedit 」を実行した時に「Current(現在起動しているOS)」が、「bcdedit /V 」を実行した時のどの行に当てはまるかだけをチェックすればOK・・・ということになります。
例えば「bcdedit 」を実行した時に、もし1行目が「Current」だったら、「bcdedit /V 」を実行した際も(長ったらしい「ID」が複数行ある中の)その1行目が「Current」に相当する・・・、ということになります。
また、まだ一度も「bcdedit 」で表示順を入れ替えていない場合は、下から順番にOSをインストールしています。なので、一番上が最後にインストールしたOSです。
ちなみにですが、上記の例を見ても、「Current ではない行」についてみてみると、「bcdedit 」を実行しても、「bcdedit /V 」を実行しても・・・、
{c44f5141-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} は、
{c44f5141-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} のまま、
・・・変わっていません。
(最初のハイフンの前の2桁を見ればいいのかもしれません。)
そこからもどのIDがどのOSかの判断の助けになると思います。
Excelを使って、「displayorder」の出力値を、「bcdedit 」の場合の結果を左側コピペし、「bcdedit 」の場合の結果を右側にコピペする・・・、なんてことをして対比させても分かりやすいかもしれません。
そのような感じで「displayorder」は見てみます。
「displayorder」をチェックして、どちらの{長いID}が Current なのかをチェックし、とにかくどちらの{長いID}がどのOSに割り当たっているかをまずつかみます。
それがつかめれば、あとはデフォルトを設定したり、表示順を変えたりします。
では、以下、内容の書き換えや順序の入れ替えのコマンドです。
(「管理者として実行」、で行います。)
★ 「Current」じゃないほうの表示名の変更
上記例の、「Current」じゃないほう=後にインストールしたほうの表示名の変更です。
bcdedit /set {c44f5141-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} description "Windows10Pro 32bit"
★ 「Current」のほうの表示名の変更
先にインストールしたほう(上記例だと「Current」)の表示名の変更をします。
bcdedit /set {c44f513d-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} description "Windows10Pro 64bit"
※テストしてませんが、もしかしたら{c44f513d-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619}は{Current}と書いてもオッケーかもしれません。(ダメだったらすみません!また、起動不能になったらすみません!自己責任でテストマシンでテストしてみて下さい!)
★ 「Current」のほうを「デフォルトの起動」に設定する
デフォルトの起動を先にインストールしたOS(上記例だと「Current」)のほうに変更します。デフォルトにしたほうが、PC起動時に、メニューにて反転表示されます。
bcdedit /default {c44f513d-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619}
※基本的に、一番最後にインストールしたOSがデフォ起動になってしまうため、もしそれを変えたかったら、上記のコマンドで変更します。
※これも、テストしてませんが、もしかしたら{c44f513d-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619}は{Current}と書いてもオッケーかもしれません。(ダメだったらすみません!また、起動不能になったらすみません!自己責任でテストマシンでテストしてみて下さい!)
★ 表示名の順序を入れ替え
後にインストールしたほうを下に表示させるようにします。
bcdedit /displayorder {current} {c44f5141-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619}
※長いIDを表示したい順に並べてコマンド実行します。
上記の例ですと、
{current} {c44f5141-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} を、
{c44f513d-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} {c44f5141-da70-11e8-b856-e92bbc1a2619} と
書いてもOKです。
各ID の間は、半角スペースを入れます。
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