● UWSCの「記録」機能で作成した自動化ファイルを手っ取り早く「 ”ゆっくり動作” から速く動くように作り変える」方法。~記録した内容からマウスの動きを削って、ボタンが押されるタイミングを早くする方法(Excelを使います)~
  
※まだ書きかけです。すみません。
※間違ってたらすみません。
※メモ書きなので、自分でも意味不明な箇所も多いです。ごめんなさい。
  
目次
 ★ はじめに
 ★ やりかた
 ★ Excelに貼り付けたあと、「MMV・・・」の行の自動削除をするVBAプログラム
※Shift+TABキー、もしくは、Homeキー、Homeキー+TAB数回、を押すと、目次付近に戻れます。
  
  
★ はじめに

UWSCはVBAのオブジェクト操作のようなコードを書けるのですが、それをいちいち書くのが面倒くさい場合やそういうことの勉強自体をしたくない場合、「記録」ボタンにてマウス操作や入力操作を記録することができます。

ちょうどExcelの「マクロの記録」ボタンでマクロをつくるような感じと同じです。
(UWSCの「記録」機能は、もしかしたらExcelの「マクロの記録」機能よりも高機能かもしれません。ウィンドウやダイアログの大きさまで再現してくれます。)

ただこの場合、Excelのマクロの記録とは違って、マウスの動きそのものも記録されるので、記録したものを再生すると、そのマウスの動きの分を待たないといけなくなるので、全体的にちょっと遅く感じます。

なので、ここでは、そのマウスの動きをすべてカットして、かつ、1行1行の実行がある程度早くなるようにしてみたいと思います。

これをすることで、UWSCのプログラミングを勉強したくない人でも、UWSCを活用できるようになります。

はっきりいって、スパッと作れるので応急処置にすごくいいです。
Excelのマクロの記録よりも、便利になるケースもあります。
(繰り返しになりますが、UWSCは再生するときに、ダイアログやウィンドウの大きさまで再現してくれるので。)
  
  
★ やりかた

以下のようなUWSCの「記録」ボタンで作ったマウスの動きを含めたプログラム内容から、マウスの動きだけを削除して、それぞれの行の1つ1つの動作も速くします。
一部、Excelを使います。

上記の内容をコピペして、ExcelのA1セルを基準に貼り付けます。(下図参照)

この状態から、以下の操作をします。
(01)空白行を1つ作ります。
(02)念のために「連番」列を作る。(各命令の並び順が今の順番に戻せるように)
(03)B2セルに「コード」とか、適当な列名を入力
(04)B列にて、「MMVを含む」という条件でオートフィルタをかける
(05)フィルタで表示された行を全部削除(行番号ベースで削除。セルベースではなく。)
(06)残った行を全件表示をする。

※もし、行番号ベースではなく、セルベースで削除してしまったら、フィルタで「空白以外のセル」を表示させてください。

結果、以下のような状態になります。すごくすっきりしましたね。

(07)念のため、「連番」の列で昇順に並べ替えを実行しておきます。
(08)B列のみを選択します。(下図参照)

(09)この内容をテキストファイルなどにコピペします。(下図参照)

(10)あとは、「BTN」の行と「KBD」の行の最後のカッコの前の数字(=実行にかける時間=ミリ秒)を短く書き換えます。「100」以上のものだけ、80~100くらいに書き換えればOKです。あまり小さい数字だとパソコンの調子によっては速すぎることになってしまってうまく動かなくなることがあるので、それで100くらいにしておきます。
PCの調子が悪くて、PCの動き自体が遅い場合は、うまく動かないときがあるかもしれません。その場合は、うまく動かない箇所の前後だけ、200~500くらいにしてもいいかもしれません。
(1000だと1秒、500だと0.5秒、という意味になります。)

カッコのまえの数字をダブルクリックすると、ミリ秒の数値部分だけが選択できるので、事前に「100」をコピーしておいて、あとはパンパン、ダブルクリックと貼り付けを繰り返して書き換えていけばOKです。

※参考:UWSCのヘルプより。(msは秒数指定するための引数です。)
KBD( 仮想KEY, 状態, ms )
BTN( ボタン, 状態, x, y, ms )

「100」で書き換えると、下図のようになります。

以上の内容をUWS拡張子のファイルに書けば、マウスの動きが抜かれて、かつ、1つ1つの動作も遅く感じないマクロのファイル(自動化ファイル)が出来上がります。
  
  
★ Excelに貼り付けたあと、「MMV・・・」の行の自動削除をするVBAプログラム

マクロの記録機能を使って作ってみました。
Excel2000などの、古いバージョンのExcelで動かす場合は、最初のほうの、「Selection.Insert ・・・」の行の、「 , CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove」をカットしてから実行してみてください。(2行分あります。)

  
やっぱり速くてラクですね。マクロの記録機能を作り変えるのは・・・。
ちょっとした操作をするだけの場合は・・・。

Excelの標準モジュールにコピペして実行してください。
UWSCの改変前の状態の最初の内容をA1セルにコピペした直後に、実行してみてください。前述の(01)~(06)までを自動的に行ってくれます。

UWSCをよく使う場合は、Excelの個人用マクロブック(Personal.xlsかPersonal.xlsb)の標準モジュールにコピペしておくとすべてのExcelファイルで実行できるので便利かと思います。
クイックツールバーやリボンのアドインタブなどにボタンとして登録して使うこともできます。

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