「Excelの真の基礎」を一言で言うと?もう少し細かく・・・(「Excelの真の基礎」とは?)
※まだ書きかけです。すみません。
目次
● 結論?とポイント
★ 「Excelの真の基礎」の一番のポイント
↓
★ 「Excelの真の基礎」をもっとも短く一言で言うと?
↓
★ 「Excelの真の基礎」を少し違う角度から短く一言で言うと?
↓
★ 「Excelの真の基礎」を少し補足して二言三言で言うと?
↓
★ 「Excelの真の基礎」を、さらに補足してちょっと長く言うと?
● さらなる補足説明
★ 「Excelの真の基礎」を一言で言うと?についての補足01
★ 「Excelの真の基礎」を学んでほしい方
★ 「Excelの真の基礎」が通用する場面
★ 「Excelの真の基礎」にて、「難しい関数やVBAプログラム、セルリンクの嵐」をほとんど使わずに出せる数字や顧客リスト、その他のリストの例
★ 「Excelの真の基礎の土台となる機能」と 同じ仕組み・動作原理のもの
★ ぶっちゃけ何を覚えればいい?
★ 操作的に何が変わる?
★ 「Microsoft Query」と「Excelの真の基礎」の難易度
★ 「Excelなんか使わずに、SQLServer使えばいいじゃん」「VBAでやればいいじゃん」
★ 「どうせどこかでアップアップすることになる」
★ 「Excelの真の基礎」の大枠、概要
● まとめ 「Excelの真の基礎」とは? (目的を加えて少し言い方を変えて)
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※まだ書きかけです。すみません。
※間違ってたらすみません。
※メモ書きなので、自分でも意味不明な箇所も多いです。ごめんなさい。
まず、「新しくやること」と言えば、「ピボットテーブルのソース表をMicrosoftQueryで作る」、そしてそれを「多用する」「メインに使う」、それだけです。
「▼ 経営者様がExcelで「本当にやりたかったこと」はこれではないですか?」のような『▼ 膨大・複雑な切り口での、ビジネスデータの定型集計、定型リストアップ』については、
データ管理の「正の流れ」・・・つまり、
=Excelやパソコンを「真のコンピュータ」として使う方法
=リスト形式の表(動的な表)からクロス集計表(静的な表)を生み出す流れ
=MicrosoftQuery(=簡易SQL)とピポットテーブルを中心とした自動データ管理手法
=ミニリレーショナルデータベースシステム
=SQL→複式簿記と同じ有名度の「データ管理では ある意味世界標準な仕組み」
を中心に、半「自動的」かつ、「低コスト」に行い、
通常はこちらのデータ管理方法をメイン、あるいは、「土台」に据えます。
同時に『▼ 正の流れでは処理できないイレギュラーで更に細かい集計やリストアップ、「××分析」と呼ばれる集計、シュミレーション、グラフ操作、工程管理、それらの自動化、等々、』については、
データ管理の「逆の流れ」・・・つまり、
=Excelやパソコンを「紙と電卓の延長」として使う方法
=最終形のクロス集計表(静的な表)から作り始める逆の流れ(動的な表は無視で)
=関数の多用、VBAプログラミングの多用、セルリンク等の多用、
「××分析」と呼ばれる集計、等々、
これまで市販書籍やWeb、パソコン教室で伝統的に紹介されてきた数々の方法
にて、「正の流れの」「追加」として使い、コストは低くはないですが、でも便利に、「手動」で行う・・・
(プログラム「作る」のも「手動」ですので。作ったあとは自動、ですけど・・・。)
必要に応じて、TPOに応じて、目的に応じて、前者と後者の利用頻度やウェイトのバランスを変えていく、という基礎です。
※ご注意
「VBAプログラミング」は「データ管理の世界標準・ビジネス定型集計」からすると「真のコンピュータとして」使う機能では”ない”ところに注意してください。「VBAプログラミング」は「データ管理の世界標準・ビジネス定型集計」の中においては、「Excelやパソコンを単なる紙と電卓の延長としてだけ使う世界」の中でその「自動化」のメインとして使う機能です(動的シュミレーション、動的ガントチャート、動的グラフ等々)。逆にとられがちなのですが、そこを間違えるとデータ管理効率が最低10倍は悪くなり、最低10倍の無駄なコストをタレ流すことになってしまいます。
「VBAプログラミング」の位置づけには十分にご注意ください。
「足し算・引き算・構成比出しばっかり」の「ビジネス定型集計」においてに限っては、「VBAプログラミング」は本来必要のないものなんですが、皆無にすることは(それはそれでかえって効率が落ちてしまい)もちろん不可能なので、『 でも、基本、意図的に使用頻度を減らしたほうが効率が上がるもの 』、となります。
★ 「Excelの真の基礎」をもっとも短く一言で言うと?
データ管理の効率を安価に上げるために、あるいは、データ管理の各種コストを今よりも下げるために・・・、
主に
「データ管理」の世界標準の基礎の「正の流れ」
=「Excelやパソコンを ”真のコンピュータ ”として使う方法」
を使い、これを基本的には常時「土台」とし、
同時に、
「データ管理」の世界標準の基礎の「逆の流れ」
=「Excelやパソコンを ”紙と電卓の延長 ”として使う方法」
も活用し、
必要に応じて、TPOに応じて、目的に応じて、前者と後者の利用頻度やウェイトのバランスを変えていく、という基礎です。
★ 「Excelの真の基礎」を少し違う角度から短く一言で言うと?
「複式簿記と同じ有名度の世界標準のデータ管理の基礎」と「従来のExcelの基礎」を合体させたハイブリッドなもの。
あるいは、
「海外の世界標準のデータ管理の基礎」と、「20年変わらない日本独自のデータ管理の基礎」を合体させたハイブリッドなもの。
あるいは、
PCやExcelを「真のコンピュータとして使う使い方」と、PCやExcelを「20年変わることなく単なる紙と電卓の延長としてだけ使ってきた使い方」を合体させたハイブリッドなもの
あるいは、
同じ集計値や顧客リスト等を出すにしても、「できるだけVBAや複雑な関数を使わずに海外に20年以上昔からある自動計算器・リストアップ器(=SQLとピボットテーブル)を使って出す」方法と、「VBAや複雑な関数構造を多用して出す」方法を合体させたハイブリッドなもの。
という感じです。
まとめますと・・・、
「複式簿記と同じ有名度の世界標準のデータ管理の基礎」
=海外の世界標準のデータ管理の基礎
=PCやExcelを「真のコンピュータとして使う使い方」
=同じ集計値や顧客リスト等を出すにしても「できるだけVBAや複雑な関数を使わずに海外に20年以上昔からある自動計算器・リストアップ器(=SQLとピボットテーブル)を使って出す」方法
・・・と
「従来のExcelの基礎」
=20年変わらない日本独自のデータ管理の基礎
=PCやExcelを「20年変わることなく単なる紙と電卓の延長としてだけ使ってきた使い方」
=同じ集計値や顧客リスト等を出すにしても「VBAや複雑な関数構造を多用して出す」方法
・・・の2つを合体させた、
「ハイブリッドなもの。」
・・・と思って頂ければ良いと思います。
※「VBAプログラミング」の位置づけについては、前項に書きましたとおりです。ビジネス定型集計の世界・データ管理の世界標準手法に限っては、「VBAプログラミング」はExcelやパソコンを真のコンピュータとして使うための機能では「ありません」のでご注意ください。
※SQLとピボットテーブルについては、SQLのほうがより世界標準で、実装としては30年以上前、理論としては40年以上前からあったそうです。Excelにも少なくとも20年前から実装されています。なお、ぶっちゃけかなり皮肉で書いてある部分もありますが、それはExcelでのデータ管理のことを「教える側」の人「だけ」に向けてです。これから学習しようとする方に対してではまったくありませんのでどうか誤解の無きようそのようにお考えください。そして、特に若い方におかれましては、僕のような品格の無い人間にならないようにして頂けますと嬉しいです。当然ですが、「SQLとピボットテーブル」「だけ」が、優れているわけではありません。それらやVBA、関数、シートの操作性等々、すべてを含んでの「Excel全体」が「優れている」と思います。
どちらかが優れている、というわけではありませんで、「両方」「必要」ということです。
結婚するとダンナさんは「仕事やお金だけでもダメ」だし、「家族サービスや家事育児のお手伝いや優しいだけでもダメ」だし、「両方」とか「全部」できなきゃ「ダメ」「そういうのは”男”とは呼ばない」、というのと似ていると思います。(IPS細胞の山中先生のように「全人類」に非常に大きく貢献するようなお仕事でない限りは。ちなみに僕はまずお金の面がダメなのでその時点ですでに”男”ではありません。それが良かったとしても、仕事も家庭もダメダメなので奥さんからすればまだガキ扱いです。)
1かゼロか、AかBか、勝組か負け組かではなく、両方必要、全部必要、ということだと思います。
コンピュータやデジタルを扱う人の中には、「両方必要、全部必要」「不要なものなし」、と言ってくれる人が少なすぎます。
逆に「1かゼロか、AかBか、」などを決めつけたがる人が多すぎます。
僕と同じ「凡人レベル」のくせに。エラそうに。
どんだけ勝ちたいのかしらないけど。
山中先生のような方なら決めつけても許せるけど、むしろ、ああいう方は決めつけはしない傾向にあります。
全部をさらっと押さえておいて、TPOによって(必要に応じて)バランスやウェイトを変えていく・・・ということができないのです。
だから間違います。
Excelって、実は20年以上も前から「ハイブリッド」だったのに、「それをまったく教えられずに、20年間放置され続けた」ということにすごく、日本のExcel教育陣、データ管理教育陣の質の低さを感じます。いちエンドユーザーとして。「なんでもっと僕らにちゃんと教えてくれなかったんだよ」と。
こんなことだから、「BI導入」「システム導入」なんてものに失敗する企業があとをたたないのだと思います。特に「BI導入」の場合、これが原因で、「BI導入」を薦めてくる企業に 半ば騙されたかのように、まず確実に失敗する企業が減らないのだと思います。Excelが高度に使えることなんかよりも、より簡単に使えて「仮説と検証」や「PDCAサイクル回し」・「問題の数値化」等を風土化するほうがよっぽど大事なのにそこまでまったくいかない企業だらけです。これは、VBAや複雑な関数「だけ」しか教育してこなかった人たちのある意味、「罪」でもあると思います。
もちろん何かを深くやるのは全くもって悪いことじゃないですが、ただExcelに関してだけは、VBAや複雑な関数が深くできても、他の人があまりにもついてこれなかったら、かえって迷惑なだけでスタンドプレーになってしまうので、「詳しくない人」も巻き込めるような何か、「も」併せて必要です。VBAも必要ですが、それを使わない簡単な方法も必要です。深いところを見ることも「全体」を見ることも両方、必要です。
もちろん、「Excelの真の基礎」ですべてが解決できるわけもありませんので、これが絶対だ、という気はないのですが、すくなくとも上司の方も部下の方も、「具体的な操作はできなくてもハイブリッドなデータの管理の流れと大雑把な難易度だけでも知っていれば」、「簡単に短時間で出せる数字やリストか否か」がすぐに「自分で」判断できるので色んな方面へ指示を出しやすく、「作成者や会社の時間コストと金額コストを奪う」「無駄なVBAや無駄な複雑な関数、作表、等々」は多少なりとも減らせる、と思います。
★ 「Excelの真の基礎」を少し補足して二言三言で言うと?
データ管理の効率を安価に上げるために、あるいは、データ管理の各種コストを今よりも下げるために・・・、
まず「▼ 経営者様がExcelで「本当にやりたかったこと」はこれではないですか?」のような『▼ 膨大・複雑な切り口での、ビジネスデータの定型集計、定型リストアップ』については、
主に
「データ管理」の世界標準の基礎の「正の流れ」
=「Excelやパソコンを ”真のコンピュータ ”として使う方法」
を使い、これを基本的には常時「土台」とし、
同時に、
『▼ 正の流れでは処理できないイレギュラーで更に細かい集計やリストアップ、「××分析」と呼ばれる集計、シュミレーション、グラフ操作、工程管理、それらの自動化、等々、』については、
主に
「データ管理」の世界標準の基礎の「逆の流れ」
=「Excelやパソコンを ”紙と電卓の延長 ”として使う方法」
を使い、
必要に応じて、TPOに応じて、目的に応じて、前者と後者の利用頻度やウェイトのバランスを変えていく・・・、
という基礎です。
できるだけ「無駄な関数の多用」「無駄なVBAプログラミングの多用」「無意味で無駄な作表」を減らし、
「データ管理のムリ・ムダ・ムラ」をできるだけ減らし、
メンテやメンテの引継ぎをできるだけラクにしつつ・・・の、
「エンドユーザーができるだけラクに、知りたい数字やリストを知るためのもの」
「エンドユーザーが無駄にデータや作表に振り回される時間を減らすためのもの」
「1回作った表を、1万回再利用でき・色んな場面で使い回せるように、するためのもの」
「データ管理の 時間的コスト、金額的コストを減らすためのもの」
です。
そして、「新しくやること」と言えば、「ピボットテーブルのソース表をMicrosoftQueryで作る」、そしてそれを「多用する」「メインに使う」、それだけです。
パソコンの動作がいくら速くなっても、パソコンごときには「分析」などできるわけもなく、「分析」は人間の脳でしかできないので、逆に 人間の「勘」や「感」「ライブ感覚」「アナログ感覚」をメインにしながら、「Excelの真の基礎」を「分析」に活用し、「データ管理」効率を「今よりも」上げて頂けたらなあと思います。
※「VBAプログラミング」の位置づけについては、前項に書きましたとおりです。ビジネス定型集計の世界・データ管理の世界標準手法に限っては、「VBAプログラミング」はExcelやパソコンを真のコンピュータとして使うための機能では「ありません」のでご注意ください。
★ 「Excelの真の基礎」を、さらに補足してちょっと長く言うと?
「Excelの真の基礎」は、
できるだけ「無駄な関数の多用」「無駄なVBAプログラミングの多用」「無意味で無駄な作表」を減らし、
「データ管理のムリ・ムダ・ムラ」をできるだけ減らし、
メンテやメンテの引継ぎをできるだけラクにしつつ・・・の、
「エンドユーザーができるだけラクに、知りたい数字やリストを知るためのもの」
「エンドユーザーが無駄にデータや作表に振り回される時間を減らすためのもの」
「1回作った表を、1万回再利用でき・色んな場面で使い回せるように、するためのもの」
「データ管理の 時間的コスト、金額的コストを減らすためのもの」
であり、
その方法としては、
まず「▼ 経営者様がExcelで「本当にやりたかったこと」はこれではないですか?」のような『▼ 膨大・複雑な切り口での、ビジネスデータの定型集計、定型リストアップ』については、
データ管理の「正の流れ」・・・つまり、
=Excelやパソコンを「真のコンピュータ」として使う方法
=リスト形式の表(動的な表)からクロス集計表(静的な表)を生み出す流れ
=MicrosoftQuery(=簡易SQL)とピポットテーブルを中心とした自動データ管理手法
=ミニリレーショナルデータベースシステム
=SQL→複式簿記と同じ有名度の「データ管理では ある意味世界標準な仕組み」
を中心に、半「自動的」かつ、「低コスト」に行い、
通常はこちらのデータ管理方法をメイン、あるいは、「土台」に据えます。
これにより、ビジネス定型集計や定型リストアップおいては「無駄な関数の多用」「無駄なVBAプログラミングの多用」などをできるだけ減らすことが可能となります。(というか、もともと関数もVBAもそれほど必要ないので・・・)
同時に、
『▼ 正の流れでは処理できないイレギュラーで更に細かい集計やリストアップ、「××分析」と呼ばれる集計、シュミレーション、グラフ操作、工程管理、それらの自動化、等々、』については、
データ管理の「逆の流れ」・・・つまり、
=Excelやパソコンを「紙と電卓の延長」として使う方法
=最終形のクロス集計表(静的な表)から作り始める逆の流れ(動的な表は無視で)
=関数の多用、VBAプログラミングの多用、セルリンク等の多用、
「××分析」と呼ばれる集計、等々、
これまで市販書籍やWeb、パソコン教室で伝統的に紹介されてきた数々の方法
にて、「正の流れの」「追加」として使い、コストは低くはないですが、でも便利に、「手動」で行う・・・
(プログラムを「作る」のも「手動」ですので。作ったあとは自動、ですけど・・・。)
そして、業種や職種、目的、TPOに合わせて、
「正の流れ」と「逆の流れ」利用バランス・利用頻度・・・、
つまり、
Excelやパソコンを「真のコンピュータ」として使う方法、と
Excelやパソコンを「紙と電卓の延長」として使う方法、
の利用バランス、ウェイトを変える・・・
というかたちです。
(といっても、僕が勝手にそう言ってるだけですけど・・・)
そして、「新しくやること」と言えば、「ピボットテーブルのソース表をMicrosoftQueryで作る」、そしてそれを「多用する」「メインに使う」、それだけです。
そして「分析」と「集計」と「勘」については・・・
「分析」はコンピュータ(というかパソコンごとき)ではできない。
人間の脳でしかできない。
パソコンごときにできるのは事実の蓄積と羅列と集計と情報共有あたりくらいまで。
「分析」に必要な情報(顧客心理や商圏状況やそれをかけあわせたデータ)はコンピュータの中にはないので、外部に情報を取りに行ったり、外部の状況を肌で感じる、ことが必要。
「勘などというあいまいなものは自分は絶対に信じない」というのは、ある意味間違っています。
スピードを求めるなら、むしろ「勘」や「感」「ライブ感覚」「アナログ感覚」こそがとても重要。
(繰り返しますが、パソコンごときの中には、もともと顧客心理も何もなく、無いものだらけだからです。数字から想像するしかないし数字や外部情報が足りなければ、顧客心理の仮説も立てられないですし…。)
逆に、「勘」や「感」「ライブ感覚」「アナログ感覚」を補佐するものが「データ」であって、「勘」や「感」が無い人が、「データ」を扱っても宝の持ち腐れになる確率が高く、自社にとっての「真実」を見つけることは難しい。
しかし、その「勘」や「感」の精度を高めるためにも「データ」は必要です。
「勘」や「感」が冴えてなければ「仮説と検証」も「PDCAサイクル回し」・「問題の数値化」も多分、正しくやれないし、失敗が増えます。
※「VBAプログラミング」の位置づけについては、前項に書きましたとおりです。ビジネス定型集計の世界・データ管理の世界標準手法に限っては、「VBAプログラミング」はExcelやパソコンを真のコンピュータとして使うための機能では「ありません」のでご注意ください。
● さらなる補足説明
★ 「Excelの真の基礎」を一言で言うと?についての補足01
Excelの通常の使い方に加え、ピボットテーブルとMicrosoft Queryをもっと多用し、ビジネス定型集計の効率を2~100倍にする、あるいは、「データ管理のムリ・ムダ・ムラ」を2~100倍減らす基礎です。それによって「多少はいままでよりも集計に関わる無駄なコストを意識できたらいいですね。」ということを考えるきっかけになればと思います。「無駄なVBAや関数」を書くための独学の時間とお金も一応「無駄な コスト」と考えています。少しだけ・・・
新しくやることと言えば、「ピボットテーブルのソース表をMicrosoftQueryで作る」、そしてそれを「多用する」「メインに使う」、それだけです。
それで間にあわない場合(集計)にだけ初めて、従来の方法やVBAプログラミングなどを使います。
それだけで、複雑な条件でのビジネス定型集計がこれまでよりも短時間でできますし、無駄な関数やVBAプログラミング、数式設定ミス、また「ミスのチェック作業」そのものを激減させることができます。
ただ、ここでは、『新しくやることと言えば ピボットのソースをMicrosoftQueryで作ってそれを多用するだけ』という説明だけでは短すぎて、効率よく作業できないかもしれないので、それで敢えて、少し詳しくご説明させて頂いています。
※「VBAプログラミング」の位置づけについては、前項に書きましたとおりです。ビジネス定型集計の世界・データ管理の世界標準手法に限っては、「VBAプログラミング」はExcelやパソコンを真のコンピュータとして使うための機能では「ありません」のでご注意ください。
★ 「Excelの真の基礎」を学んでほしい方
VBAプログラミングや関数を学びたくても学ぶ時間がない。でも、数字を素早く集計したい。
お金が無い。でも、いろんな数字を素早く集計したい。
それは分析や仮説と検証がしたいから。
PDCAサイクルを回したいから。
「問題の数値化」を短時間に行いたいから。
・・・と、そういう方々です。
(私は仮説と検証もPDCAサイクル回しもしたことありませんが)
特にお子様や学生さん、中高生にも学んでほしいと思います。
できれば普通科でも商業科でも、高校の授業に組み込んで、情報処理の授業と別に選択できるようにしてほしいです。
★ 「Excelの真の基礎」が通用する場面
全部が全部、通用するわけではありません。
「ビジネスデータの定型集計」だけです。
ただ、数字を扱う一般的なお仕事では、この部分が割と大きいので、かなりのデータ管理の効率化も可能だと思います。
★ 「Excelの真の基礎」にて、「難しい関数やVBAプログラム、セルリンクの嵐」をほとんど使わずに出せる数字や顧客リスト、その他のリストの例
以下のページに書いたような数字を、難しい関数やVBAプログラム、セルリンクの嵐、をほとんど使わずに、あるいは激減させて、出すことができます
▼ 経営者様がExcelで「本当にやりたかったこと」はこれではないですか?
▼ 本サイトで言うところの「ビジネス定型集計」「ビジネス定型リストアップ」とは?
(2つとも同じ内容ですみません)
【集計サンプル】
▼ Excel2000で30分で作るバーコードPOSレジのコア部分(定型集計効率化サンプル)
▼ ~「Excelの真の基礎」を利用したサンプルファイル等~
★ 「Excelの真の基礎の土台となる機能」と 同じ仕組み・動作原理のもの
「Excelの真の基礎」でメイン(というか土台)で使う機能は「Microsoft Query」という機能と、「ピボットテーブル」という機能です。
そして、そのうちの、「Microsoft Query」という機能については、
・弥生シリーズ、奉行シリーズ、といった市販のビジネスソフトや、
・Googleなどの大企業が社内で使っているデータベースシステム、
・Web上の多くのカートシステムなどなど、
と同じ動作原理で数字やリストを処理します。
「リレーショナル・データベース」と呼ばれるものと同じ動作原理です。
また、「Microsoft Query」の画面は、Microsoft Access のクエリと酷似しています。
「SQL」と呼ばれるものも扱えますので、その勉強にもなり、AccessやSQL Server、MySQL、といったデータベース製品に触れる前に、それらの製品の基本原理を学ぶことができます。
もう少し具体的に言いますと、「Microsoft Query」とは(少々乱暴な言い方をすると)・・・、
(01)VLOOKUP関数やExcel2016のリレーション機能のように表と表を紐付けする。
(2表間で複数の紐付け可能・2枚以上の表も紐付け可能)
(02)フィルタオプションのようにセルに直接細かい条件値を入れてフィルタする。
(03)複雑でないならフィルタしながら集計機能やピボットのようにグループ化集計できる。
(04)ピボットテーブルのソースにでき、そのデータ範囲を(列や行が増えても減っても)
指定し直さずにいつでもピボット更新でき・結果反映できる。
・・・といった、4つのことを「すべて同時に」できる機能です。
20年前(Excel97の時代)からOfficeに実装されている機能です。(一応Excelからは独立しているプログラムですがExcelとの親和性がすごく良いです。)
「Microsoft Query」の画面は、Microsoft Access のクエリと酷似しています。
「SQL」と呼ばれるものも扱えますので、その勉強にもなり、AccessやSQL Server、MySQL、といったデータベース製品に触れる前に、それらの製品の基本原理を学ぶことができます。
ExcelでのGUIでの簡易SQL機能「Microsoft Query」の使い方(Excel2010でもほぼ同じ操作です) ~ ビジネスデータ管理(コスト減等含む)を2~100倍効率化するツールその1
★ ぶっちゃけ何を覚えればいい?
最低限としては、土台の機能の「Microsoft Query」という機能の使い方だけです。
あとは、それとピボットを利用した集計方法を繰り返し練習するだけです。
あとは、みなさんが今まで使ってきた機能(VBAプログラミング以外)でOKです。
★ 操作的に何が変わる?
新しく使う機能(増える機能)は「Microsoft Query」だけで、あとは今までと同じ機能しか使いません。
ただ、データの扱いの「流れ」が大きく変わるのと、無駄がなくなること、それから、各機能のTPO別のコーディネイトバランスや利用率が大きく変わります。
それにともなって、「ビジネスデータの定型集計やリストアップ」に限ってだけは、従来の方法だけを使う場合の2~100倍、ラクになり、2~100倍色んな切り口の数字やリストが出せるようになります。
「フィルタをかけながら同時に数字の集計もしてリストにしてしまう」、というようなこともできます。もちろんVBA無しで。(最終段階まで行けなくても途中までがラクに出せるということも多いです)
無駄なVBAプログラミングや複雑な関数、数式ミス、各種ミスのチェック作業自体、等々も減るので、ほんとうにすっきりします。
★ 「Microsoft Query」と「Excelの真の基礎」の難易度
土台の機能の「Microsoft Query」という機能で「リレーショナル・データベース」と同じ仕組みを使うので「難しい」「上級」と位置付けられています。
が、実際にはすべてが「難しい、上級」なわけではありません。
ドラッグとクリック操作が中心なので、私たち素人でもやれることが多いです。
(ただ、パソコン教室などでは「全部」が上級と勝手に決めつけられてしまい、勝手に「素人にはムリムリ。どうせ分かんねえべ?」と決めつけれれて、教えてもらえません。本当は違うんですけど・・・。)
「Microsoft Query」 で私たち素人のエンドユーザーでもできること いろいろ
https://euc-access-excel-db.com/tips/ct08_exceltruebasic/ct081010_agg_n_listup_sql/microsoft-query-can
そのことから言えば、難易度としては、VBAプログラミングの10分の1の難易度です。
にもかかわらず、従来のやりかたの10倍以上、時には100倍以上の、「効率化されたシステマチックなビジネスデータ集計やリストアップ」が可能です。
★ 「Excelなんか使わずに、SQLServer使えばいいじゃん」「VBAでやればいいじゃん」
誰が勉強するの?そんなもん。
そのために誰か雇わなくちゃいけないじゃない?
もし雇わないとすれば、社員さんに勉強のためにサービス残業させて搾取して平気なの?
そんな無駄な人件費なんて無いんだから。零細には。個人事業にも。
・・・ということなんだと思います。
ここで、「Excelの真の基礎」をご紹介しているのは、そういう、「IT担当者を雇えない、兼任でデータ管理もしなければならない方」、のためですし、学生さんやお子様、未来の日本をしょって立つ方が、将来無駄な集計に悩まされないようにするため、基礎を学ぶため、きっかけをつかむため、それこそSQL Server などを学ぶ前の概要掴みに、ということもありますので、「Excelなんか使わずに、SQLServer使えばいいじゃん」「VBAでやればいいじゃん」というのは「それは言わない約束だろ?」ということにしたいと思います。
★ 「どうせどこかでアップアップすることになる」
もちろん、そうでございます。
でも、そうなるまでに、「やれること」「できる計算」「やれるリストアップ」が山ほどあります。
それをやってから・・・、そのうえで「アップアップ」するようになったら、そこではじめて、外注で頼んでもいいですし、さらにSQLServerなどにステップアップしていけばいいと思います。
どこかで「アップアップ」状態になることは当然折り込み済みですし、でも、「Excelの真の基礎」によってデータが、「システム業者さんが扱いやすいように整理されている」だけでも、外注費が多少は安価になるはずです。
また、外注業者さんとのお話も多少はしやすくなるでしょう。
業者に「ムダな機能も求めなくなる・丸投げしない」「システムの中身をなんとなく理解できたうえで値段交渉ができる」「業者さんの言うシステムで何ができるかすぐわかる」くらいの実力は、みなさん付くはずです。
実際、システムを外注して業者さんに作ってもらったとしても・・・、
「なんだよ、こんな程度のシステムなら Microsoft Query+ピボットのほうが、Excel の真の基礎、のほうがまだマシだよ」、とか、
「この部分、Microsoft Query+ピボットとか Excel の真の基礎、から全然進歩してないじゃん。Excelならこの部分、全部自前でラクにできちゃうのに なんでこんなもんに数百万も払わないといけないわけ?」
・・・といったことになってしまうシステムも少なくありません。
業者さんともそういった形のお話ができる程度の実力はつくと思います。
★ 「Excelの真の基礎」の大枠、概要
Excelの真の基礎は2つの大きな流れを利用します。
正の流れと逆の流れ、です。
「正の流れ」とは?
「逆の流れ」とは?
正の流れでやることは大きくは2つ。
リスト形式の表を作って、それをピボットテーブルで集計するだけ。
そしてグラフなどにします。
手作業やMicrosoft Queryをメインに使ってリスト表を作り、それをピボットで超多角的瞬間集計をするだけ。(ピボットのソースをMicrosoft Queryで作る)
VBAプログラミングはほとんど使いません。
これは「Excelやパソコンを ”真のコンピュータ ”として使う」使い方です。
逆の流れでやることは1つ。
好きなように思うがままに表を作るだけ。
正の流れではやれないイレギュラーな集計、逆に、正の流れをいちいち使うまでもない超簡単でシンプルな集計、調査、などをこれでやります。
これは「Excelやパソコンを ”紙と電卓の延長 ”として使う」使い方です。
そしてその両方から、ヒントを得る。
それがExcelの真の基礎です。
「正の流れ」とは便宜上使っている言葉に過ぎず、ビジネスデータ集計においては、正の流れ、で処理すると大量のデータを大量の切り口で、瞬間集計できるので、「ラク」だから「ラク」なほうを「正」と言っているだけです。
つまり
ビジネスデータ集計の正の流れとは、
ビジネスデータ集計をラクにする流れ
ビジネスデータ集計を「機械的に」ラクにやってしまう流れ、
です。
ビジネスデータ集計は定型集計するだけでも恐ろしく多い数の「いろんな切り口」で「機械的に」「システマチックに」集計ができるので、それを「ラク」にするための流れ、が「正の流れ」「ラクな流れ」です。
すでにExcelの中にそのシステムは組み込まれているので、それを使うだけです。
また、定型集計はそれを使えば「ラク」にできるのでVBAはすごく少ないです。
必要ない場面も多いです。
実際にメインで使う機能は、おおまかには
・Microsoft Query
・名前の定義づけ(「=OFFSET($A$1,0,0,COUNTA($A:$A),COUNTA($1:$1))」で行列を可変に。)
・ピボット
の3つだけです。
ビジネスデータ集計の「逆の流れ」、とは、
「間違っている」という意味ではなく、単に「正じゃない」という「単なる区別」意味で使っているだけです。
「ラクじゃないからダメ」という意味ではなくて、「正の」「ラクな」方法では集計できない・・・そういった集計をやる、という意味です。
これは「紙と電卓を使ってやっていたとき」と同じようなイレギュラーな集計が多いです。
「ラク」な「正」の流れではやれない集計や見える化をするので、VBAを使う場面も増えてきます。です。
===========
● 「Excelの真の基礎」とは? (目的を加えて少し言い方を変えて)
Excelの真の基礎、とは、
できるだけ「無駄な関数の多用」「無駄なVBAプログラミングの多用」「無意味で無駄な作表」を減らし、
「データ管理のムリ・ムダ・ムラ」をできるだけ減らし、
メンテやメンテの引継ぎをできるだけラクにしつつ・・・の、
「エンドユーザーができるだけラクに、知りたい数字やリストを知るためのもの」
「エンドユーザーが無駄にデータや作表に振り回される時間を減らすためのもの」
「1回作った表を、1万回再利用でき・色んな場面で使い回せるように、するためのもの」
「データ管理の 時間的コスト、金額的コストを減らすためのもの」
と考えています。
(といっても僕が勝手にそう言ってるだけですけど・・・)
その方法としては、
まず「▼ 経営者様がExcelで「本当にやりたかったこと」はこれではないですか?」のような『▼ 膨大・複雑な切り口での、ビジネスデータの定型集計、定型リストアップ』については、
データ管理の「正の流れ」・・・つまり、
=Excelやパソコンを「真のコンピュータ」として使う方法
=リスト形式の表(動的な表)からクロス集計表(静的な表)を生み出す流れ
=MicrosoftQuery(=簡易SQL)とピポットテーブルを中心とした自動データ管理手法
=ミニリレーショナルデータベースシステム
=SQL→複式簿記と同じ有名度の「データ管理では ある意味世界標準な仕組み」
を中心に、半「自動的」かつ、「低コスト」に行い、
通常はこちらのデータ管理方法をメイン、あるいは、「土台」に据えます。
これにより、ビジネス定型集計や定型リストアップおいては「無駄な関数の多用」「無駄なVBAプログラミングの多用」などをできるだけ減らすことが可能となります。(というか、もともと関数もVBAもそれほど必要ないので・・・)
同時に『▼ 正の流れでは処理できないイレギュラーで更に細かい集計やリストアップ、「××分析」と呼ばれる集計、シュミレーション、グラフ操作、工程管理、それらの自動化、等々、』については、
データ管理の「逆の流れ」・・・つまり、
=Excelやパソコンを「紙と電卓の延長」として使う方法
=最終形のクロス集計表(静的な表)から作り始める逆の流れ(動的な表は無視で)
=関数の多用、VBAプログラミングの多用、セルリンク等の多用、
「××分析」と呼ばれる集計、等々、
これまで市販書籍やWeb、パソコン教室で伝統的に紹介されてきた数々の方法
にて、「正の流れの」「追加」として使い、コストは低くはないですが、でも便利に、「手動」で行う・・・
(プログラム「作る」のも「手動」ですので。作ったあとは自動、ですけど・・・。)
そして、業種や職種、目的、TPOに合わせて、
「正の流れ」と「逆の流れ」利用バランス・利用頻度・・・、
つまり、
Excelやパソコンを「真のコンピュータ」として使う方法、と
Excelやパソコンを「紙と電卓の延長」として使う方法、
の利用バランス、ウェイトを変える・・・
というかたちです。
(といっても、僕が勝手にそう言ってるだけですけど・・・)
そして「分析」と「集計」と「勘」については・・・
「分析」はコンピュータ(というかパソコンごとき)ではできない。
人間の脳でしかできない。
パソコンごときにできるのは事実の蓄積と羅列と集計と情報共有あたりくらいまで。
「分析」に必要な情報(顧客心理や商圏状況やそれをかけあわせたデータ)はコンピュータの中にはないので、外部に情報を取りに行ったり、外部の状況を肌で感じる、ことが必要。
「勘などというあいまいなものは自分は絶対に信じない」というのは、ある意味間違っています。
スピードを求めるなら、むしろ「勘」や「感」こそがとても重要。
(繰り返しますが、パソコンごときの中には、もともと顧客心理も何もなく、無いものだらけだからです。数字から想像するしかないし数字や外部情報が足りなければ、顧客心理の仮説も立てられないですし…。)
逆に、「勘」や「感」を補佐するものが「データ」であって、「勘」や「感」が無い人が、「データ」を扱っても宝の持ち腐れになる確率が高く、自社にとっての「真実」を見つけることは難しい。
しかし、その「勘」や「感」の精度を高めるためにも「データ」は必要。
「勘」や「感」が冴えてなければ「仮説と検証」も「PDCAサイクル回し」・「問題の数値化」も多分、正しくやれないし、失敗が増える。
パソコンの中のデータや数字だけ、ごときで全てが分かるほど、世の中やお客様はシンプルではない。
けど、逆に考えすぎずシンプルな場合もある。
「なんとなく」や「好き嫌い」で動く場合も多い。
反面、「きちんとした理由」がある場合も多い。
いずれにしても、「勘や感」のほうが「データ」よりも速いことを素直に認め、でも、「データ」もできるだけ活用する。
「役に立たないかもしれないデータや数字」だからこそ、時間コストも金額コストもかけたくない・・・。
関数の多用やVBAプログラムの多用をしないで済むならそのほうが効率がいい。
特にIT予算が確保できない零細企業や個人事業では。
・・・という風に考えています。