◆本体2000円~5000円~7000円クラス(基本、デスクトップ)
パソコンがなにか特別な利益をもたらしてくれるわけではないお仕事の場合、これで十分だと思います。Windows10を使うにしても、体感速度的にもこれで十分だと思います。(イラストレータや動画作成ソフトを使わないなら。)
ただし、テストして十分OKだったのはWin10の32bit版だけです。
すみません。
64bit版はこのクラスだと遅くなるかもしれないのでご自分でテストしてからにしてください。いつかこちらでも実験できたらご報告させていただきます。
(64bit版はメモリが最低3GB~4GBは必要ですし。)
※ 2017/10/25追記
★ 5台以上要る時に敢えてCore2Duoなどの古いマシンを使うメリット
『Core2Duoなどの古いマシン=UEFI(GPTディスク起動)が組み込まれていない=昔ながらのBIOS(MBRディスク起動)のパソコン』を使うことのメリット→HDDの丸ごとバックアップに失敗しないので、管理がしやすいこと。
https://euc-access-excel-db.com/tips/ct07_se/ct070201_get_pc_hard/use_old-pc_merit
※2017/09/19追記
1511はセキュリティパッチが今年の10月で配布されなくなります。Windows7よりも、先にサポートが終了します。現在、Win7やWin8をメインでお使いのかた、会社様におかれましては、Win10は、大型WindowsUpdateで常に最新にしていないと、「Win7や8よりも10のほうが先にサポートが終了する(=セキュリティパッチが配布されなくなる)」ので注意が必要です。大型アップデートごとのサポート(セキュリティパッチ配布)は約1年半と短命です。例えば 1607から1703にアップして不具合が出て戻したとしても、もちろん、1607のサポートはWin7や8よりも早く終わります。MS社さんに直接確認しましたところ、あちらにお電話しても「最新のバーションにWindowsUpdateしてください」と言われるだけのようです。また、サポートが切れたバージョンのWin10のことを聞いても電話回答してもらえなくなります。日経BPの記事によればLTSB版のWin10以外は2025年以降もサポートされるとのことですが、どこまで本当かはわかりません。サポートのお電話口では「そのようなお話は社内では出ていませんが・・・」でした。
現在、Win7やWin8をメインでお使いの会社様は注意が必要です。特に古いソフトを使いたい会社様は安易にWin10に変えると損するので、できるだけWin7や8でひっぱったほうが無難かもしれません(古いソフトを使っているのに安易にWin10に変えたら、大型WindowsUpdateのたびに、事前の動作確認で忙しくなる上に、ソフト自体が動かなくなって戻してもいずれセキュリティパッチ配布してもらえなくなるので。)。
今すぐWin10用のテストマシンを数台用意して、7や8のサポートが切れるまでのあいだに、テストマシンで大型アップデートごとに起こるトラブルやその傾向をまとめておく必要があると思います。古いソフトはできるだけ切っていく方向にするか、高額なLTSB版(セキュリティパッチ適用のみができる大型アップデートが適用されない版のWin10)で2025年でサポートで終えるかを考えないといけない時期になったと思います。古いソフトを切ってしまうようにすると、Win10はいいOSになると思います。が、それはそれで、新たにMS社さんの術中にはまっていくということなのかもしれませんけど・・・。
いずれにしても、Windows10のサポートについては、「セキュリティソフト各社のサポートまでもがWin10の大型アップデート単位になると困る」ので、ご自分でもマイクロソフト社やセキュリティソフト各社に直接確認してみてください。僕が聞いたサポートさんが間違ってることはないとは思うのですが・・・でももしそうだったら逆にうれしいですし。
関連記事
★ Windows 10の最初のリリースがサポート終了、複雑すぎるサポートポリシーの中身 (1/3)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1702/01/news021.html
● Windows10の永久サポートは一応本当だったらしい件について~新たな騙しの手口?~(Nikkei IT PRO 『Windows 10、「サポート終了がない」は本当か?』ページ4より)
https://euc-access-excel-db.com/tips/ct07_se/ct070301_os/win10-support
● Windows10サポートの悲惨。Windows7よりも早くセキュリティパッチの配布を止められるの?Microsoft社の新たな騙しの手口?Windows10の1511は10月10日以降「セキュリティパッチ」すら配布しないみたいです。
https://euc-access-excel-db.com/tips/ct07_se/ct070301_os/windows10-lie-deceive-hell-trap
★ 大型Updateされない?バージョン:Win10 EP LTSB版(但し永久サポート無し)
http://blog.livedoor.jp/nichepcgamer/archives/1065926525.html
********
※2017/07/01追記
古いマシンへの64bitのインストールについては次のページをご覧ください。テストしてみました。
・ 4800円 Core2DUO・2.93GHzの中古マシンに、Windows10-64bit-Home を入れてみた場合の体感速度→https://euc-access-excel-db.com/tips/ct07_se/ct070201_get_pc_hard/core2duo-win10home64bit
********
以下本文です。
では以降、32bit版のWin10を入れることを前提とさせていただきます。
・中古パソコンサイト(Core2DuoのWin10で数千円で販売されています)
https://www.junkworld.jp/Page/GOODSLIST-193
http://www.uricom-net.com/Windows10_start.php
※サイト内の検索ボックスに「Windows10 Pro 32bit」とか「Windows10 Pro 64bit」など入れて、検索してみてください。場合によっては「Windows7 Pro 32bit」とか7、8、8.1、なども探してみてください。
◎ CPU
必ずデュアルコアがいいです。
できれば 2.6GHz以上
Core2Duoの2.93GHzでも十分動きます。
(セキュリティソフトはESETなどの動きの軽いものがいいです)
※ノートパソコンなら絶対にCore2Duo以上にしてください。
以下、ノートやセレロンにWin10の32bitProを乗せた時の動きです。
・Core2Duoのノート-デュアルコアの2.5GHz前後+2GBメモリ:
動くけどデスクトップのCore2Duoの2.5GHz前後+2GBメモリ
よりも少し遅い感じです。
・Celeronのデスクーシングルコア2GHz前後+2GBメモリ:動くけど遅いです。
・Celeronのノート-デュアルコア2GHz前後+2GBメモリ:動くけど結構遅いです。
Pen4 3GHzのシングルコアデスクよりは少しマシ。
・Pen4 のデスクーシングルコアHT 3GHz前後+1GBメモリ:
動くけど無駄なサービスを止めてもかなり遅いです。
WindowsSearchとWindowsUpdateを一時的に止めると
少しだけ軽くなる感じです。
※Pen4 3GHz シングルコアでも我慢すれば使えはします。テストマシンやCD焼きマシンなどには十分になりましすし、ネットブラウジングも不快ですがIE11でも一応やれます。ただ、かなり遅いです。
※なお、Core2Duoの2.2GHzの古いノートに、HDDをSSDに入れ替えて64bitと32bitのデュアルブートにしてみたら、両方とも、速くなります。第二世代くらいのCorei7のノートのCPU・・・とまでは行きませんが、でも、ブラウジングやOfficeくらいなら体感速度的にはそれにだいぶ近い速度になりました。
すくなくとも、Core2DuoのデスクトップCPU(2.6GHz以上)の動きと近いくらいな感じです。
IEの設定も、「IE11ブラウザ追跡防止リスト6つ 有効にすると広告消す非表示効果も」の「IE追跡防止リストの取得」の設置をしておくと「Core2DuoのデスクトップCPU2.93GHz以上」と同等な感じの動きです。
また、HDDをSSDに入れ替えると、デュアルブートの時は2つめ以降のパーティションにOSを入れても遅くならないのでそれが便利です。
なお、Win10でデュアルブートすると、起動したドライブが「Cドライブ」になります。(7、8もそうかな?未確認です。)
たとえば、本来のDドライブに入れたOSでパソコンを起動すると、DドライブがCとなり、CドライブがDとなってしまいます。
そのような時に、Dドライブを固定したいなら、3つ以上のパーティションをあらかじめ作っておき、3つ目以降のどこかのパーティションを「Dドライブ」とします。
例えば2つのOSでデュアルブートしている時に3つ目のパーティションを「Dドライブ」に決定したとします。
その場合は、Cから立ち上げた場合の2つめのパーティションを「E」や「W」などとし、Dから立ち上げた場合も2つめのパーティションを「E」や「W」などとします。
そうすると、Cから立ち上げてもDから立ち上げても、3つ目のパーティションの「Dドライブ」は「Dドライブ」のままとなります。
◎ メモリ
32bit版のWindows10だと2GB以上。
Officeソフト等々、色々ソフトが入ってでも800~1GB強くらいの消費なのでOKかと思います
1GBだと(動きますけど)かなり遅くなります。
1.5GBだと若干早くなりますが、ちょっと遅いです。
ただし、仮想マシンを扱うソフト(VMWareなど)を使いたいなら最低2GBあったほうがいいです。1.5GBだと1台分の仮想マシンでかつかつです。
本サイトでは32bit版のお話が中心です。
64bit版のWindows10だと3GB以上。
Officeソフト等々、色々ソフトが入ってると最低で2GBくらいが消費されますので、最低3GBが必要だと思います。
4GB以上が好ましいと思います。
特に、仮想マシンを扱うソフト(VMWareなど)を使いたいなら最低4GBあったほうがいいと思います。
◎ BIOS
Intel Speed Step Technologyの設定がBIOSメニューに存在する機種。
DELLのVostro220sなど。
富士通のCore2DUOマシンのFMVのように、それが設定できないものはやめておいたほうが無難です。(Core2DUO時代の富士通のマシンは、「Intel Speed Step Technology」の設定自体が「消されている」機種が多いみたいです。)
中古ショップなら、BIOS起動させてくれるショップで買うといいと思います。
※Webのメーカーサイトでも調べれば、BIOSのメニューが分かるかもしれません。
※富士通のマシンでも、Core2Duoマシンでなければ、Intel Speed Step Technologyの設定ができると思います。Core2Duoマシンでもできるものもあるのかも。たまたま僕が買ったものは全滅でしたけど・・・。
◎Win7や8.1のプロダクトキー
Windows10を再インストールしたときに、何故か、(一度認証されたにも関わらず)認証がされないケースがあります。
その場合は本体にWin7のプロダクトキーのシールが貼ってあれば認証されることが多いと思います。
ですので、中古マシンを買うときは、必ず、「Win7のプロダクトキーのシールが貼ってあるもの」を買います。VistaやXPのシールではいけません。また、Win8もダメかも?(いいかもしれないので、自己責任ですみませんが、ご自分でも自費で新中古マシンを新規購入するなどしてテストしてみてください。)
Win8.1の場合は、本体にシールが無くてBIOSか何かに埋め込まれているケースが多いようなので、なんともわかりません。すみません。逆に言うと、だから大丈夫なような気もします。ただ、その場合、再インストール前に、事前にフリーウェアでプロダクトキーを調べておいてください。(後述)
なので、中古サイトでネットで買うときも、必ず、「Win7のシールが貼ってあるかどうか」は先方にメールなどで確認します。
基本、再インストールする場合は、その前に念のために、例えばRJL Softwareの「Windows Product Key Viewer(「@ITの紹介ページ」)」などでチェックをしておきます。
ただ、DELLなどで「全マシン共通」のプロダクトキーになってしまっている場合は判明しても無効かもしれません。(なので、逆に言うと、その場合は再インストールしないほうが無難です。ただ、それはシールが貼ってない場合だけで、シールさえ貼ってあればそれとは別にそのマシン固有の本来のキーが書いてあるので、くどくてすみませんが、シールさえ貼ってあれば大丈夫です。)
また、プロダクトキーを調べるフリーウェアはしっかりとWindows10に対応しているものでないとダメです。Win8.1までしか対応していないものや古いバージョンだったりすると、正常なプロダクトキーの取得ができないことがあります。つまり、変なキーが表示されて騙されます。
その場合、間違ったプロダクトキーなので、前回正常認識していたマシンでもインストールが完了しない・かつ・もうHDDをフォーマットしてしまってきちんと調べなおせない、という非常に運の悪いケースが発生することがあります。なのでプロダクトキーを調べるときは必ず最新のフリーウェアを新たにダウンロードして使ってください。
ただ、別HDDを用意してそれにインストールしなおせば、そのトラブルは回避できることはできるかもしれません。(新たにHDDを用意して以前のHDDを認識しなくなったらごめんなさい!!基本はほとんど無いと思いますが、まれに、起こるかもしれません!当サイトのことはすべて自己責任でお願い致します!)
◎古いソフトを動かしたい場合
32bitか64bitかの選択をすることになると思うのですが、MS-DOS系やWin95/98系の古いソフトを動かしたいなら、32bit版のほうが動く可能性が少し高いと思いますが、実際には64bit版にもインストールして試してみないとわかりません。
あと、古いソフトのうち例えばモデムを使うようなものは、モデムの設定方法というか、ソフト側からモデムを見に行くときの見に行き方がXPなどの時とは全く違うので、モデム自体が見えません。かといって、仮想ソフトではPCIモデムを認識できせん。PCIスロット自体を認識できないので…。オンボードモデムはテストしたことが無いので仮想ソフトでもOKなのかもしれませんが…。
いずれにしましても、ハードウェアが必要なソフトの場合、ソフトウェア側からそのハードウェアが見えない場合は、Windows10や仮想ソフトはあきらめて、デュアルブートするかたちになると思います。
◎ 用途
・Excel、Word、Internet Explorer、メールソフト、DocuWorks(ゼロックスコピー複合機のFAX閲覧ソフト)、など、基本的なビジネスソフトを動かすだけの場合。
・XPでしか動かないFAXモデムを使うソフト(Panasonic Firm Banking など)を、Windows10パソコンでも動かしたい場合。
(※XPとWindows10のデュアルブートで可能です。ただし、XPが先に先に入っていないとデュアルブートにはなりません。また、VMWareやVirtualBOXなどの無料の仮想マシンは、PCIスロットに対応してないのでPCIモデムは使えないと思います。USBモデムは未チェックです。また、VirtualPC2007という仮想マシン作成ソフトはWin7まででWin10では使えません。)
※上記以外は未チェックですが、Windows7や8で動いていたソフトなら、多分、そこそこの速度で動くと思います。(まったく動かなくなる場合もあるかもしれませんが)
◎XPをネイティブで動かしたい場合のマシン購入時期について
2017年1月現在、今はCore2Duoの2.93GHz+2GB メモリのマシンがあるので、今買っておいてドライバも入手しておけば確実にXPだけでしか動かないソフトを、XPネイティブの環境で動かすことができます。
そしてそのマシンに、Windows10を追加で入れれば、XPとWindows10の両方が立ち上がるパソコンが作れます。
ですので、XPを仮想マシンで動かすことができないハード、ソフトがある場合は、今のうちに買っておくほうが良いかもしれません。
ただ、ハードオフでもPen4当たりがジャンクに多いので、もう少ししたら、それがCore2Duoクラスになるかもしれません。(ならないですっ飛ぶ可能性もありますが。)
ジャンクで3000円くらいで出てたら、まずは買いですね。電源パーツやファンの交換部品用としても役に立ちます。
◎ 4800円 Core2DUO・2.93GHzの中古マシンに、Windows10-64bit-Home を入れてみた場合の体感速度→https://euc-access-excel-db.com/tips/ct07_se/ct070201_get_pc_hard/core2duo-win10home64bit
◆ 詳細説明(書きかけですみませんが、必ずお読みください)
●安い非力マシン(中古やジャンク)をWindows10のマシンとして購入する際のスペック等の注意
Windows10をインストールするマシンを安く手に入れたい場合、中古パソコンやジャンクパソコンが使えますが、 その際に、以下の性能(スペック)以上のものなら、イライラが少なく処置ができると思います。
・できれば2.93GHz以上。
・できればデュアルコア以上
(Core2Duo以上。PentiumDとかじゃないほういいと思います。)
ノートなら絶対にCore2Duo以上にしてください。
・できればインテル社のCPU。
(AMD社・その他はできればやめておきます。玄人向きなので。)
・BIOSに「Intel(R) SpeedStep(TM) Tech」(EIST)みたいな設定項目があるもの。
・富士通やNECでは、例えば 日本語の「簡略BIOS画面」に作られてしまって「いない」もの。
※CPUについて
PentiumD、Pentium4(シングルコア)、Celeronのシングルコア、Celeronのデュアルコア、などでももちろん動きますが、ストレスを感じます。ワープロやCD焼き、程度の使用なら大丈夫ですが、IE11やLAN、ファイルやフォルダ作成が重たいので使いづらいです。HDDをSSDなどに装換してもいいのかもしれませんが、そこまでする価値もないと思います。
Celeronのクロックアップなどは試したことがありませんのでわかりません。
※ジャンク品とは、保証なし、返品なし、の部品取り専門の品物のことです。
中古パソコンショップ、Webの中古・ジャンクショップ、ハード・オフなどで買えます。
もともとは「動かない」パソコンで、部品取り専用に売られていたものですが、
最近では未チェックなだけで正常動作するものも少なくありません。
※上記の性能のものは、2000円前後~8000円前後で売られています。
ほとんどの場合、モニタはありません。本体のみです。
(会社のパソコンの場合、すでにモニタはあるはずなので、これでも十分です。)
8000円前後のものは、1~3か月程度の保証+Win10付きのものもあります。
この場合はジャンク品扱いではなく、中古品扱いです。
(Webショップなどで扱っています。通常はメモリもHDDもついています。)
2000円前後のものはOSなしが多く、HDDが無い場合もあります。
メモリが載ってないものもありますが、大抵は載っています。
メモリ+HDDありでOSなしのお得なものもあります。
Win10付きのものは、Win10の無料アップグレード期間が終わったので
減っていくと思われます。
また、Win10付きのものはリカバリDVDなどはついていないことが多いので、 自分で HDDまるごとバックアップソフトでHDDの内容をバックアップしておく 必要があります。大事をとって2つの別HDDにとっておきます。
バックアップソフトとしては「EaseUS Todo Backup Free」という 無料ソフトが信頼性が高く、使い方も簡単でおすすめです。
HDDが壊れて別のHDDに復元したい場合に、その復元先のHDDの容量が 万が一小さくても、復元がしやすいです。
※デュアルコアとは?
1コア=物理的に1つ分のCPU。
2コア=物理的に2つ分のCPU。「デュアルコア」とも呼びます。
4コア=物理的に4つ分のCPU・・・、というイメージです。
CPUとしては、後述のハイパースレッディングがついていてもいなくても、 「2コア=物理的にCPU2個分=デュアルコア」以上のものを選びます。
※ハイパースレッディングとは?
1コアのCPUを疑似的に2コアのように見せかけて使う機能です。
ハイパースレッディング機能がついているCPUとついていないCPUがあります。
1コア+ハイパースレッディング=疑似的に2コア
2コア+ハイパースレッディング=疑似的に4コア
4コア+ハイパースレッディング=疑似的に8コア・・・、というイメージです。
CPUとしては、ハイパースレッディングがついていてもいなくても、 「2コア=物理的にCPU2個分=デュアルコア」以上のものを選びます。
※Intel SpeedStep テクノロジ
拡張規格のEnhanced Intel SpeedStep Technology(略称: EIST)・・・だそうです。
CPUが例えば2.93GHzのパワーがあっても、省電力をするために、常時2.93フルパワーを出さず、ExcelやWordをするくらいなら、1.2GHzくらいにセーブし、動画のエンコードなどすごくパワーが必要な時だけフルパワー(2.93GHz)に自動的にしてくれる機能です。
通常はこれがONになっているので、平穏時は0.9GHz前後で動きます。パソコンによっては、この機能をBIOS画面でOFFにすると、Windows10などのOSが速くうごきます。
ただ、僕自身がCore2Duoマシン(2.93GHz)にWindows10を入れて使っている限りでは、メモリさえ2GB以上積んであれば、Intel SpeedStep テクノロジをOFFのままでも、例えば以下のソフトをストレスを感じずに使えています。
・Excel、Word、ネット、メール、
・奉行シリーズのソフトの使用、
・VMWarePlayer(仮想マシン作成ソフト)
・ゼロックスのFAX閲覧ソフトなど
仮想マシンの中のXPもそれほど遅くはありません。
HDDも250GBとジャンクのままですから、1GBやSSDにすればもっと体感速度は速くなると思います。
ジャストシステムの「花子」というソフトは少し重いので、イラストレータやPhotoshopは最近のバージョンは遅いのかもしれません。
動画ソフトのエンコードなども多分遅いと思います。
あと、なぜ省電力機能が出てきたかの理由の1つとして、部屋にパソコンが多くもあると、それが電力を食うパソコンだと部屋のブレーカーが落ちるとか、そういうことが昔あったから、というのも理由のようです。
なので、むやみに全マシンをフル稼働させると、ブレーカは落ちないまでも、電気代が多少上がるかもしれません。
その点だけ各々でご確認ください。
※オーバークロック
※Celeron というCPUについて
SpeedStep(EIST)の項目がないと、せっかく2.93GHz以上のパソコンを買ってもあまり意味がないです。(遅いから。)
富士通はダメなことが多いです。
Core2Duoのころの富士通ジャンクマシンは、EIST(SpeedStep)がBIOSで設定できない機種が多そうなためです。
最近のものなら良いかもしれません。
CPUの性能については以下のサイトもご参考に。
インテル デスクトップ CPU 性能比較早見表
http://pcinformation.info/cpu/comparison-intel-desktop.html
インテル モバイル CPU 性能比較早見表
http://pcinformation.info/cpu/comparison-intel-mobile.html
2016年7月現在、Win10は、デュアルコア以上の「2.93GHz以上」がフルに、常時出るパソコンなら、思ったよりも速く動きます。
「Intel(R) SpeedStep(TM) Tech」(EIST)の機能をBIOSでOFF(disabled)にできるパソコンならまず大抵は「2.93GHz以上」がフルに常時出ます。
(SpeedStepの機能をBIOSでOFF(disabled)にできないパソコンはダメです。たま~に、ある程度の速さで動くパソコンもありますが、ほとんどはイライラさせられる速度でしか動きません。)
セキュリティソフトに、動作の軽い「ESET」を使えば、「Excel、Word、インターネット」といった事務利用なら、まったく問題ない速さで動作します。
多分、Core-i3の「バランスモード」や「省電力モード」と同等か、それ以上くらいの体感速度だと思います。
また、Core2Duo2.93GHzの「バランスモード」「省電力モード」よりは、かなり速く感じると思います。
逆に言うと「2.93GHz以上」がフルに常時「出ない」パソコンだと、「バランスモード」だと遅く感じることがあるかもしれません。(メモリが2GB以上積んであれば さほど遅くはないようには思いますが・・・。でもWin10を入れてみないとそれは分かりません。遅くなるパソコンも当然あると思います。)
買う時点では分かりません。なので「Intel(R) SpeedStep(TM) Tech」(EIST)の機能をBIOSで設定できるパソコンかどうかが分かるほうが、 無難であると言えます。EISTの機能をBIOSで設定できるパソコンなら(絶対ではないですが)95%以上の確率でWin10を入れて2.93Ghzフルで 稼働します。なのでWin10を入れなくてもフル稼働=高速動作できると分かります。もしくはその確率がかなり高いです。)
そのため、ジャンク品の購入時に、もし、BIOS画面の構成を見させてもらえるなら、ぜひ、そうさせてもらって、EIST(SpeedStepやC1Eステート云々などの設定)関連の設定項目が OFF(disabled)にできるかをチェックします。
最近のショップの店員さんは優しい方もみえるし、優しいショップもあるので、ダメもとで必ず一回は聞いてみます。
ハードオフなら必ずチェックさせてくれます。
また、AHCIモードにできるかも一応、必須です。
Core2Duo以上のPCならまずAHCIにできますが、それ以前のCPUだとできないこともありますので。
(※ なお、ジャンクじゃない保証付きの中古を買うときは、絶対にBIOS画面を見せてもらえるので、これらのチェックは必須です。
特にCore-i3やCore-i5の2.5GHz以下のCPUの保証付き中古パソコンを買うときは必須です。
もちろん、新品を買うときも必須ではあります。)
ちなみにシングルコア(ハイパースレッディング含む)だと、フルで常時 3GHz出るパソコンでもちょっと苦しいです。
必ずデュアルコア以上を買うようにしてください。
またインテルのCPUが無難で失敗が少ないです。
Core2Duo、Core-i3、Core-i5、はインテル製です。
おすすめではないですが、Celeronもインテル製です。
中古やジャンクのパソコンを買う目安にしてください。
デュアルコア以上(Core2Duo以上)2.93GHz以上のパソコンは、保証付きの中古で7000円くらいから、ジャンクで1500円くらいから売っているので、Win10稼働マシンとしてはそれなりに価値はあります。
特に、故障時の緊急用マシンとしてはネットとオフィスくらいに使うだけなら十分です。
さらにちなみにですが、Windows10では、オフィスソフトは、「Office2000」が動きます。
インストール時にエラーは出ますが(10個か20個くらい)、
構わず「無視」を押して続けるとインストールでき、基本的なVBA(ExcelやAccessのプログラム)なら、
ごく普通にまったく問題なく動きます。Win32APIも問題なく動きます。
(Sendkeys命令などが使えない、とか、ほんの少し使えないものもありますが。
でも代替方法もあるので、Sendkeys命令を死ぬほど使っていなければ、
特に大きな問題にはなりません。)
Excel、Word、Access、は問題なく動きます。おそらく、PowerPointも同様かと思います。
Outlookはネットワーク周りでエラーが出たらダメかもしれませんが、おそらくですが
大丈夫ではないかと思います。
※2017/07/08 追記
Office2000はWindows10のバージョン1703では正常に動かなくなりました。特に、Accessではメモリリークを起こすので一回一回プロセスを消さないと基本的にはmdbが開けません。mdbのショートカットアイコンに、Access本体のフルパスを追記することで回避はできますが、消えないプロセスがたまってしまいます。
Officeを2000から2003に入れ替えるか、2000のままで行きたいならWindows10を1703を入れた直後にすぐさま、1607に戻すかすると正常に動きます。