ピボットテーブルが広まらない理由02(すごいプロの方でもこんな程度の認識です)

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★★★★★★★★★★★★ 超重要!!★★★ Excelでのビジネス定型集計の「真の基礎」
「Microsoft Query」 で私たち素人のエンドユーザーでもできること いろいろ
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◆ 「ピボットテーブルを使ってはいけない」と書かれている市販書籍をどう考えたらい??

◆ ビジネスデータ管理においては、「ピボットテーブルやMicrosoft Query」は
  「VBAプログラミングよりもはるかに重要な機能」なのに
  何故かあまり広まっておらず、「データ管理のムリ・ムダ・ムラ」が
  Excel2000の時代からほぼ減っていない理由
  (むしろ増えている場合もあるかも?)
    (01)マイクロソフトさん自らの愚かな誤認と姿勢。
    (02)Excelのレジェンドさんやプロの方々の愚かな誤認と姿勢。
    (03)上記2つの理由からの大小 一般のパソコン教室さんの誤認と姿勢。
    (04)特にピボットは上記3つの理由からの表のレイアウトがしにくいとか、
       自由にならないと誤解されているから。集計が難しいとの誤解も。
    (05)上記4つの理由から、「ただの反復練習不足」の状況になってしまいました。

    ※「ピボットテーブルやMicrosoft Query」は中小様や零細様、個人事業主様、
      学生さん、にとっては、VBAプログラミングよりもはるかに重要な機能です。
      日本の企業の数は中小・零細・個人事業様が8割以上?と聞き及びますので、
      そこに広まっていないというのは、
      「日本のデータ管理教育やExcel教育は完全に失敗している」
      ということを意味していると思います。

  
  
※前置き01:個人攻撃みたいになってしまってやっぱり気持ちのいいものではない(し、自分自身、大した人間ではない)と思いましたので、2017/06/06 書籍の実名を消しました。ただ、ピボットテーブルのことを「ちょっとした便利な機能」としてしか認識していないのは間違いだと思いますので、そのほかの部分は消してありません。以降は、書名を公開していたものと想像して、お読みください。

ただし、狭い視野で「ピボットを使ってはいけない」、と何の但し書きもなく書いている、例えば『「教科書」や「プロ技」「すごい」を銘打った市販Excel関連書籍を書いている自分の仕事範囲でしかものを考えない視野の狭いノータリンでバカな低能著者ども(ただの関数バカ・VBAバカ・専門バカ) 』に足りない視点を表現している優れた大人な考え方のWebページの「良い事例」を先にご紹介しておきます。
Excel ピボットテーブルは「表形式」でさらに使いやすくなる
特にお若い方々は、↑こういう書き方のできる、「人格の」優れた方からExcelの基礎やデータ管理の基礎を習いましょう。「専門バカども」や僕のような人間 に習うと、いつか自分が痛い目を見てしまいます。どうかお気を付けください。

※たまたま見つけた面白そうなWebページ
ピボットおじさんのパソコン教室
  
  
※前置き02:「あわせてお読みください」
ピボットテーブルは慣れないと使いづらく感じるかもしれないですけど、でもビジネス定型集計においてだけは、「VBAや関数だけで全部やる」よりも10倍以上の効率になるのは誰もが異論の無いところですので、有料でもかまいませんから、もっとプロの方々が 使いやすくなる技 等々をもっと 解説してほしいです。とくに子供さん(小中高)や学生さんたちに色々と教えてあげてほしいです。是非 それを望みます。
◆ ビジネスデータ管理においては、「ピボットテーブルやMicrosoft Query」は
 「VBAプログラミングよりもはるかに重要な機能」なのに
 何故かあまり広まっておらず、「データ管理のムリ・ムダ・ムラ」が
 Excel2000の時代からほぼ減っていない理由
 (むしろ増えている場合もあるかも?)

  
  
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以下、本文です。

  
  

まず先に謝っておきます。

あまりこういうマイナスな発言の投稿はしてはいけないと思うのですが、ピボットテーブルについて、これ以上誤った認識が増えるといけないので、特に、零細様や個人事業主さま、お子様、学生さん達、新社会人の方々、等々が誤解するといけませんので、あえて、書いてしまいました。

本当にごめんなさい。

では、お話させていただきます。

先日、ちょっと危ないなあ・・・ということを書いている書籍に出会いました。

この本の ××× ページですが、
(2017/06/06 書籍の実名を消しました。)

「いつまでもピボットテーブルのままではいけない」

と書いてある本です。

いい本だと思って購入したら、終わりのほうでそう書いてあったのを発見してしまい・・・。

かなりガックリ来てしまいました。

「××× ××× ×××」という本です。

Amazonでも、もちろん大きな書店でも販売しています。

いや、全般的にはすごくいい内容の本なんですが、その一文だけは許せませんでした。

僕自身、Excelはそう詳しくはないので勉強になる基本操作がいっぱい書いてあって、すごく参考になりましたし、新入社員の方やExcelでの集計に時間がかかってしまうような方には是非購入していただきたい一冊だと思います。

でも、この「いつまでもピボットテーブルのままではいけない」という一文だけは悲しかったです。(そのあとに「関数で再現できないかを検討しましょう」と書いてあります。)

意図はわかるのですが、この本の構成上、この書き方だと(その他の説明が足りなさ過ぎて)非常に誤解を受けやすいと思いました。特に関数やピボットに慣れてない方は間違った方向に誤解しやすいと思います。

ピボットについて詳しい説明をしてないのに(特に、GETPIVOTDATA 関数のことも説明せずに)ピボットテーブルを下に見ているような誤解を与え、さも、ピボットテーブルよりも関数利用(例えば複雑な関数利用)のほうが上位であるかのごとく・・・のニュアンス・・・を醸し出してしまっています。

本当に残念な・・・この短いセンテンス・・・。

『こういうすごい人が、こういう風に書くから、ピボットが今後も過小評価され続けて・・・過小評価が止まらずに、零細様や個人事業主様に「単なる”ちょっとした”便利な集計機能」と認識されるだけに終わってしまい、メンテしにくい無駄な関数やVBAプログラムコードが増えるんだよなあ・・・。』とか、『「すごい人達」は、もうちょっと「ご自分の影響力は本当にすごいんだよ?」、ということをちゃんと意識してほしい・・・』などと思いました。

例えば 事務のお仕事(計算作業が多い場合)をラクにしたり、例えば「仮説と検証」を風土化したりするためには、まずExcelのMicrosoft Queryとピボットテーブル、Wordのフィールド機能、これらをもっともっと解説して、「それでは間にあわない・ダメ」なシーンではじめて、「関数やVBAを使う」、というやり方のほうがいいように思うのです。

ExcelやWordのプロの方々がもっともっと、Microsoft Queryとピボットテーブル、Wordのフィールド機能、Excel・Word・Outlook等々との連携、のことを詳しく伝えて、そういう風な使い方を伝えていく義務があると思います。

でないと・・・、そういう「データ管理」の教育を 中高生のころからしていかないと、「形式的に無駄に書類を作る」ということが減っていかない状況になってしまいそうな気がします。

『「無駄に書類を作る」ということが減っていかない状況』、というのは実際に自分の周囲にもあります。

「全員がピボットの操作ができて 各々がピボットでささっと集計してしまえば、いちいち、書類なんか作る必要ない」というシーンも決して少なくないと感じます。

「みんなピボットの使い方くらい覚えてくれよ。そうすれば自分ですぐに集計結果出せるから、こんな書類作る必要ないんだから・・・」みたいな・・・

ピボットテーブルで 無駄な書類を作るコスト(時間・金額)を年間どれだけカットできるでしょうか?

もしカットできる時間が 仮に年間に1人20時間(20人時)あったとすれば、20名の社員さんで400人時です。これを例えば時給1500円で換算しても400人時×1500円=600,000 です。年間60万円が浮きます。これは別のお仕事の予算に回せますし、浮いた時間も「人間にしかできない、より利益の生まれやすいお仕事」に回せるかもしれません。

「たかが60万」と感じるか、「60万も!」と感じるかは会社様によって違うのかもしれませんけど・・・。この場合だと 5年で300万浮く計算になりますね。その分、社員さんのボーナスにしてあげてもいいかもしれません。

この本は、「使わないともったいないピボットテーブルの集計機能」という見出しも使ってくれて、ピボットを紹介してくださっているのに、この一文、この段落が本当に悲しいなと感じました。

そこを読むまでは、「ぜひ、ピボットを活用してください」といった内容だったので「おおおお、いいぞ!」と思って読み進めていったら、最後の最後にコレ・・・

この一文・・・

「まず誤解されるよなあ」と感じました。

著者の方は会計士さんだから、零細企業様や個人事業様の気持ちや、IT予算が少ないことや持てないことや、コストのことや、零細企業様や個人事業様にとって本当に必要なExcelの機能のことが分からないのかなあ?と誤解をさせます。

逆に、会計士さんだからこそ、分かってほしいし、分かってなきゃいけない、僕たち零細の味方になってほしい、と思うのですが・・・。とそういう誤解もさせます。

こういうすごい人でも、「ピボットテーブルに対して」は、「こんな程度の認識」です。

ピボットテーブルが広まらないわけですよね。
当然、Microsoft Query なんて広まるわけがありません。
Wordのフィールド機能が深く解説されるわけもありません。
  
  
何も広めないもんですから、無駄な関数利用やセルリンク、を大量生産させてしまいます。

ひいては、大量の無駄なVBAプログラミングをも大量生産させてしまいます。
  
  
無駄なそれらは大量発生させればさせるほど、会社の資源を食いつぶしていきます。
作る人の時間、時給、人件費。電気代、PC占有。

もちろん、ピボットは、「まさにリアルタイムな数字の移り変わりを見たい」というようなときは使えないですし、また、加算は問題ないのですが平均などを出すとにたまに意図しない集計結果(計算間違いなど)が出ることもあります。

そしてピボットテーブルよりも関数を使うほうがすっきりシンプルになる場合も当然あるとおもいます。

でも、だからといって関数ばかりに頼りすぎるとそれはそれで、入力値のミスの発見もしにくいし、関数の合わせ技になったりすると、ファイルを別の場所に格納しただけでエラーになったり、その他、面倒なことがいっぱいです。

また、基本、関数はメンテの面でも面倒になることもあります。

例えば関数のことを「よく知る人・慣れた人」にしか、「ユーザーがどう入力ミスしたか」が「ほぼ」わかりません。
例えば 3つ以上の関数の合わせ技なんてものが使われてしまっていると、エラーが出たときや結果がおかしい時に何がどういけないのかなんて本当に関数に慣れた人じゃないと発見できません。ユーザーの入力値ミスなのか操作ミスなのか数式設定ミスなのか?特定するのが面倒です。
それを発見するだけでも一苦労です。
実際、僕は関数のことをあまり知らないので、他人の作った3重、4重の構造の関数ですごく苦労した経験があります。(結局、関数の引数の設定ミスでした。関数がわからないと本当に苦労しますね。VBAのほうがまだわかりやすいです。)

「関数を知らないユーザーさん」が数式を簡単に破壊してしまうことも多いですし。
(これは当然であり、無理もないことです。)
セルにロックをいちいちかけないといけないのも面倒くさいです。
(ロックをかけること自体は簡単ですが、例えばロックをかける範囲をミスして”ロックをかけ忘れた”ときに、例えば関数を知らないユーザーさんが数式をぐちゃぐちゃにしてしまった後の直し・・・が面倒なのです。もちろんユーザーさんに罪はありません。ロックし忘れたりミスした自分が悪いので・・・。)

また、「こんなんじゃあ、(無理に数式バーだけで複数の関数を多用して片付けるようとするよりも)VBAで自作関数作って、それ使ったほうがメンテがラクじゃないか?」とも思うときも結構あります。

ピボットだと「間違い」は「間違い」として「表に集計されて現れてこさせる」ということも可能なので、入力ミスの発見もしやすいです。数式も最初からほとんどないですし、チェックすべき箇所が少なくてすみます。

また、ピボットをそれほど知らない人でも、ある程度の操作を教えれば、間違いが比較的発見しやすいです。関数のように1文字違ったらダメみたいなところも少ないですし…。

もちろん、ピボットだって万能じゃありません。

どの機能にもメリット・デメリットはあります。

結局のところ、各場面で目的を達成しやすいように、かつ、ユーザーの入力ミスも少なくなるように、また、メンテ的にラクになるように、各機能をコーディネイトする必要があると思います。

それは正解があるわけじゃなくて、業種ごと、職種ごと、シーンごと、目的ごと、等々で変化していくものです。各機能のコーディネイトにおいての「必要とされるバランス」が、です。

決して、安易に「いつまでもピボットテーブルのままではいけない」というふうにざっくりと、でも、半ば決めつけのように言い切ってしまっていいものではありません。

でも、こんな「スゴ腕」の人がこんな一文を書いてしまったら、経営者様たちのように「忙しい方々」が「ピボットよりも関数のほうが大切」、「複雑な関数が組めるほうが偉いんだ」、「関数のほうが何でも早く片付くんだ」、「ピボットテーブルは関数で処理する前の段階でしか使えない、単なるちょっとした便利な集計機能でしかない」と盲目的に信じてしまうじゃないですか。

もちろん、著者の方にはそういう意図はまったく無いとおもいますけど・・・。

でもこの内容だと、まずほとんどの人が そういう「とても愚かな勘違い」をしてしまいます。ビジネス定型集計に関してだけは、関数盲信は危険です。そもそも論として、ビジネス定型集計には最初から複雑な関数なんてあまり必要ないのですから。シンプルな関数はもちろん必要ですけど、「複雑高度な関数」はそれほど必要じゃありません。VBAプログラミングにしてもまったく同様です。VBA盲信は危険です。

Excelはもともと業種別分野別に必要とされる機能が違うわけですから、会計士様ならばそこを踏まえて細かく発言してほしいと思います。

特に、中高生、学生、新入社員の皆さんへ。
皆さんは絶対にこの本のこの一文だけは、理解してはいけません。

この一文は、発言としても絶対にマネしないようにしてください。

著者の方は「スゴ技」を熟知していて「スゴ技」を自由自在にお使いになれるので言ってもいいのかもしれませんが、また、ピボットの機能を深く掘り下げなくても済むのかもしれませんけど、私たちのようなExcelに精通していない普通の人間がこの一文を口から出してしまったら もうそれは、「自分はExcelの本質を理解していないただのバカです」と自分で自慢しているようなものです。

僕自身、いまだにExcel音痴なので、ピボットの勉強中です。

ピボットをVBAで自動的に動かしたり、
ピボットキャッシュのSQL文をVBAプログラミングで自動変更したり、
AccessのクエリのSQLを自動で書き換えて、ピボットソースとしてVBAで自動反映・データ更新させたり・・・。
特定の集計データを、GETPIVOTDATA関数でイレギュラーな場所、イレギュラーなレイアウトの表の中に表示させたり・・・。

それですごく集計の時間短縮になるので、本当に勉強中、かつ、便利に使わせて頂いています。

ただ、この本は、その一文が非常に「悲しい」とはいえ、その一文以外の内容は実に素晴らしく、僕なんかには普段気づきもしなかった基本テクニックが詰まっています。
(僕はそれくらいのExcel音痴です。だからピボットテーブルとMicrosoft QUery を「ほんとうに有り難きもの」、と感じています。)

そういう本なので、ご購入をおすすめします。

頭がいい方々の話はよく、「じゃあ、その複雑で高度な関数やVBAプログラミングってヤツを勉強すればいいだけじゃん。複雑っていったって 言うほどでもないよね。ちらっと見た感じ・・・。」的な理屈になってしまい、身も蓋もなくなってしまうことがあります。

でもそのような、勉強をする時間も習いに行くお金もないユーザーも大勢いらっしゃいます。

また、複雑で高度な関数やVBAを書きまくるといっても、「 Excelを ” 紙と電卓の延長として使う使い方 ” しか知らない人」がそれらを書きまくったら、どんなに頭のいい人が書きまくったところで、膨大な量の「無駄な関数とVBAコード」が増えるだけです。

だからといって、関数やVBAプログラミングを勉強しないでいいわけではなく、関数やVBAも使えればもちろん良いと思います。

本来は関数やVBAは本当に役に立つ強力で偉大なものですから。

ただ、経営者の方が一般的に知りたがる数字を出したいとき・・・、つまり、ビジネス定型集計に限ってだけは、またそれを「コスト(時間的・金額的両方)の面、コスパの面からみた場合に限ってだけは、ピボットテーブルは関数やVBAプログラミングよりも重要で必ず先にマスターしなければならないものです。

前述しましたように、ピボットテーブル(とMicrosoft Query)では間に合わないシーンでのみ、関数やVBAプログラミングを使うほうがいいと思います。

関数やVBAの前に、ピボットテーブル(ついでにMicrosoft Queryも)を覚えて利用頻度を増やしていけば、少しずつでも無駄な関数やVBAを減ら方向にもっていくことができます。

ピボットのソース表や結果にほどよく関数を使ったりするだけで目的が達成できたり、ピボットテーブル自体やグラフなどをVBAで動かして自動化して更に効率アップできたり、等々、色々とメリットがありますので、そういう両者の使い方をしたほうがいいです。

ごめんなさい。
書いているうちにアツくなってしまいました・・・。

僕のいけないところです。

この本は本当にいい本ですからぜひ、購入してください。

僕も買いました。

いい本だなと思って買ったのに(実際役にも立っていますが)、ピボットに対してや小さな会社や個人事業主に対しての配慮がなかったもんですから、つい、アツくなってしまいました。

大変申し訳ございません。

でも、冒頭にも書きましたが、「はあああ、こんなすごい人でもピボットに対しては こんな程度の認識か・・・」というのは本当にそう思ったし、心の底からガックリ来ました。

以前、「● 採用時に「Excelが本当に使える人」かを30秒で判断する方法」
  https://euc-access-excel-db.com/tips/ct07_se/ct070201_get_pc_hard/excel_best_brains
というのを書いたとき、これはシステム業者に対しても効果あるかもと書いたんですが、やっぱりなあ、システム業者さんだけじゃないかもなあ、と感じてしまいました。

なので、この本は零細様がご利用しようと思ったら、ピボットの項の×××ページの下段、「いつまでもピボットテーブルのままではいけない」という項だけは飛ばして読んでください。

もしくは、例えばですが、次のように読み変えてください。

********************

『・・・ミスが起こったりします。

ミスが起こったら、別の手を考えましょう。

代わりに「シンプルな関数」で実現できるのならそれでもいいですし、「GETPIVOTDATA関数」で解決できる場合もあるかもしれません。

それでもダメなら、VBAプログラミングで「ミスの多発する部分」をある程度自動化したり、ユーザーに入力値などをチェックさせるようにしたりしましょう。ただし、多用は禁物です。

どれも大切な機能です。必要に応じて、ピボットテーブル、「GETPIVOTDATA関数」、関数、VBA、Microsoft Queryをうまくバランスさせましょう。

メンテが困難にならない程度に、また、できるだけミスが発生しないように。

なお、各機能のバランスのさせかたは業種、職種、業務内容によって多種多様です。
もし必要なら、自分だけで悩まずに、プロに聞くのも手です。

また、無理にミックスさせてバランスさせなくてもいいです。
ピボットで繰り返し作業をしているうちに「これは適度な関数利用のほうが早いし確実」と判明すれば、ピボットじゃなくて関数利用に切り替えれたりすればOKです。』

********************

繰り返しますが、あまりこういうマイナスな発言の投稿はしてはいけないと思うのですが、ピボットテーブルについて、これ以上誤った認識が増えるといけないので、特に、零細様や個人事業主さま、お子様、学生さん達、新社会人の方々、等々が誤解するといけませんので、あえて、書いてしまいました。

本当にごめんなさい。

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  「VBAプログラミングよりもはるかに重要な機能」なのに
  何故かあまり広まっておらず、「データ管理のムリ・ムダ・ムラ」が
  Excel2000の時代からほぼ減っていない理由
  (むしろ増えている場合もあるかも?)
    (01)マイクロソフトさんの誤認と姿勢。
    (02)Excelのレジェンドさんやプロの方々の誤認と姿勢。
    (03)上記2つの理由からの大小 一般のパソコン教室さんの誤認と姿勢。
    (04)特にピボットは上記3つの理由からの表のレイアウトがしにくいとか、
       自由にならないと誤解されているから。集計が難しいとの誤解も。
    (05)上記4つの理由から、ただの反復練習不足の状況になってしまいました。

    ※「ピボットテーブルやMicrosoft Query」は中小様や零細様、個人事業主様、
      学生さん、にとっては、VBAプログラミングよりもはるかに重要な機能です。
      日本の企業の数は中小・零細・個人事業様が8割以上?と聞き及びますので、
      そこに広まっていないというのは、
      「日本のデータ管理教育やExcel教育は完全に失敗している」
      ということを意味していると思います。